茨城・常総:2ヵ月ぶりのお手伝い 田んぼは「完全復興」していた(援人 0710便)
ボランティアチーム援人、0710便、2016年7月10日日曜日の茨城県常総市でのお手伝いの記録。
日曜日、2ヵ月ぶりに関東・東北豪雨の被災地である常総にお手伝いに行った。急な呼びかけに応えてくれた7人の仲間と共に。
強い日差しの下、箕輪町で屋内の壁落とし──のはずだったが、家屋そのものが解体されてしまっており(依頼主は重機を持っていて、改修して使おうと思った建物を3日前に壊してしまったという)、瓦礫分別に変更。
8時からはじめて11時過ぎまで。3時間あまりでお手伝いは終了となった。
(さらに…)
茨城・常総:水没工場のお手伝い終了 被災地の格差を思う(援人 0504便)
ボランティアチーム援人、2016年5月4日(みどりの日)、茨城県常総市でのお手伝いの記録。
朝6時過ぎ、待機中のキャラバンを揺るがすほどの暴風雨の八重洲。しかし常総へ向け出発(作業は主に工場内であるとわかっていたこともあり)。
浸水した工場内の道具類の掃除、2日め。
K(Keep):作業範囲、達成水準、優先度のすり合わせを依頼主と行い、その範囲でずれや漏れがないようお手伝いをすること。
P(Problem):特になし。
T(Try):次回あのタイプの依頼(振り返ってみれば、小高でもまったくないわけではない)があったら、分別のルール、取捨選択の基準などについて、時間をかけてでも(作業をしながらでも)依頼主から引き出すことに力を割くべきかなぁ、と思う。
0503便で引っ越しをお手伝いしたお宅の(恐らく引っ越し前のアパートの方の)掃除のお手伝いもやる可能性はあったが、不成立となった。気になるけど押しかけてやるものでもなく、仕方ない。
元気村ボラセンに戻り、道具置き場の棚卸し、並べ直しもでき、スッキリした。
–
ニュースで無前提に「被災地」という言葉が使われるとき、それが九州を示すようになったのは、世の中の総意としてはしかたないのかもしれない。
しかし南相馬と常総に足を運んでいるぼくは、強い違和感を覚える。
上書き保存するように、目を注ぐ「被災地」を次々と変えていく風潮に抗いたい。
昨日と今日は常総で、水害で浸水した工場の道具の片付けや掃除などのお手伝い。緊急性はないが、商売を立て直す途上にある依頼主の背中を少し後押ししてあげるものだった。
そしてもっと重要なのは、移り気な世の中によって流されず、自分がお手伝いしている人たちの苦境をもっとよく見ろ、と促される体験になったことだ。
(さらに…)
茨城・常総:泥を被った工場の掃除 さらに引っ越し手伝い(援人 0503便)
ボランティアチーム援人、2016年5月3日、関東・東北豪雨の被災地である茨城県常総市でのお手伝いの記録。
朝、豊岡町のパンデカーザ。レジに並んでるときに焼きたての塩バターロールが来た! 車に戻って早速かぶりつく幸せ。
水害で泥をかぶったAさんの工場内、非常に雑多で大量の道具の掃除と片付けがニーズだ。
追加で、ご近所のBさんが引っ越す借家(大家はAさん)の草刈りと柵の単管での補修。さらにAさん引っ越しの荷物袋詰め、軽トラで大型家電やタンス運び、家財運び、引っ越し先で家財移動など。
元ニーズである工場内の掃除は終わらず、翌日も継続となった。
(さらに…)
Read Full Post | Make a Comment ( 茨城・常総:泥を被った工場の掃除 さらに引っ越し手伝い(援人 0503便) はコメントを受け付けていません )茨城・常総:大型納屋の解体 15人チームで7時間の重労働(援人 0424便)
ボランティアチーム援人、2016年4月24日日曜日、関東・東北豪雨の被災地である茨城県常総市でのお手伝いの記録。
起床した朝4:30、バケツをひっくり返したような豪雨が降っていた。思わず二度寝しようと思ったが、八重洲では雨は小降りになった。予定通り出発。
水害被災の大型納屋の解体のお手伝いを、15人チームで。納屋は古い土壁の蔵を延伸するように作られたもので、中にはコンクリートブロックで囲われた貯蔵室。依頼主のご家族が作ったものだという。
安全に留意しつつできるところまで、という方針で臨んだ。道具や技術面で壁に突き当たるかもしれない、その場合はできるとこまでで早々に撤収するかも、と考えていた。が、メンバーの機知で突破でき、無事に更地に戻すことができた。
しかし大型の納屋だけに引き倒した後の屋根解体などにもしっかり時間がかかり、部材運びは重労働であり、さらにコンクリートブロックの大ハンマーでの破砕は超重労働だった。
時間はしっかり7時間かかり、最後には放心しているメンバーも多かったが。
15人揃っていてよかった。15人でできる作業量としては限界近かっただろう。
終始安全に…とはいかなかったが、また一つニーズを終えることができて満足。依頼主にも何度もお礼の言葉をかけていただいた。
(さらに…)
Read Full Post | Make a Comment ( 茨城・常総:大型納屋の解体 15人チームで7時間の重労働(援人 0424便) はコメントを受け付けていません )茨城・常総:水害家屋周りのお手伝い 今はまだやめどきではない(援人 0410便)
ボランティアチーム援人、2016年4月10日曜日、関東・東北豪雨の被災地である常総市でのお手伝いのメモ。
朝、パン・デ・カーザで、店の脇にある鶏の丸焼き機の秘密(?)をちょっと見せてもらう。
–
小貝川沿い、水害被災のお宅でのお手伝い。
壁板剥がしで出た壁材の回収、床下泥掻き、釘抜き、物置の床板剥がし、そして田んぼの溝堀りと仕切り石材の埋め込み。
この他にもあったが、依頼主自身もかなり動き、ニーズの20%ほどは自分で終えてしまった(正しいあり方だと思う)。
(さらに…)
Read Full Post | Make a Comment ( 茨城・常総:水害家屋周りのお手伝い 今はまだやめどきではない(援人 0410便) はコメントを受け付けていません )茨城・常総:被災納屋2つの解体 慢心は禁物(援人 0327便)
ボランティアチーム援人、2016年3月27日(0327便)、関東・東北豪雨の被災地である茨城県常総市でのお手伝いのメモ。
Hさん宅は、小貝川のすぐ傍だが、依頼主ご夫婦は別の場所で避難生活中だ。家屋の方も、これから床板剥がしや壁落としの依頼があるかも、とボラセンHさん。
しかし今回の依頼は、水害でやられた納屋二棟(大・小)の解体だった。
危険が多い作業だと認識して、最初に作業段取りと作業分担を皆で協議し、またリスクを列挙、共有した。
メイン(力仕事)、サブ(準備・片付け仕事)の分担を明確にし、作業スピードを左右するメインの作業が滞らないよう、また手待ち状態になる人を出さないよう目を配った。
(さらに…)
茨城・常総:長大なハウス解体の続き 午前でほぼ完了(援人 0321便)
ボランティアチーム援人、2016年3月21日月曜日(春分の日振替休日)、関東・東北豪雨で被災の茨城県常総市でのお手伝いの記録。
前日(0320便)の続き、長大なハウス解体4棟半、この日は車2台、14人チームで臨んだ。
前日のよかった点・悪かった点を踏まえて段取りを説明し、作業をスタート。
効率よく進めた結果、午前中に解体はほぼ終わってしまった。各人がバラバラに作業を進めず、アーチを一つずつ外していけるよう「面で押していく」やり方をリマインドしたのも功を奏したはずだ。
天気は曇りから晴れへ。活動しやすい日だった。
昼食時、産直市場「元気村」の野菜をたっぷり使ったトン汁を、ボラセンの服部さんに差し入れていただいた。
お手伝い後、水害で浸水した道具小屋の解体依頼があったお宅へ。構造などを視察させていただき、請けることにした。
このお手伝いは、次週に対応することになった。常総でのお手伝い、もう少し続く。
Read Full Post | Make a Comment ( 茨城・常総:長大なハウス解体の続き 午前でほぼ完了(援人 0321便) はコメントを受け付けていません )« 前のページ