Twitterのマーケティング活用:MazdaがブログパーツとTwitterを連携
Twitter! Twitter! と個人的には未だ熱が衰えませんが、昨日こんな事例を教えてもらいました。B^)
自動車メーカーのMazdaの、TwitterのWebマーケティング活用事例です。
Mazda ロータリー40周年記念サイト
http://www.mazda.co.jp/philosophy/rotary/
【MAZDA】ロータリーエンジン40周年記念ブログパーツを期間限定配布中!
http://www.mazda.co.jp/philosophy/rotary/blogparts/index.html
MazdaRotary Twitterアドレス
http://twitter.com/mazdarotary
このキャンペーンサイトでは「ロータリーエンジン40周年記念ブログパーツ」の配布を先行してやっており、そこに書き込まれた沢山のコメントをmazdarotaryというTwitterアカウントを通じて配信しはじめたようです。
大企業によるTwitterのこうした活用は、英語圏でもまだ見かけません。早いですね!
ちょっと前のついったーランキング開発日誌さんによれば、全世界でTwitterのユーザー数は60万人、うちアクティブユーザー(毎日書いているユーザー)は3%です。
こういう数字だけを見れば、マイクロブログ/ミニブログの販促への活用はまだ早い、マツダのファンになり得るユーザーがどれだけいるのか? ──という話をしたがる人がいるでしょうが、この瞬間にそれを言うのは野暮だと思います。今あたりまえのように行われているBlogosphereでのマーケティング、ブログパーツの配布なども誰かが飛び込まなければはじまらなかったし、「最初のペンギン(first penguin)」が得るものは常に大きいと思います。
それにしてもTwitter界隈はまだまだ面白い。日本のTwitter類似サービスは単にクローンの域を出て個性が際立ってきたし、マッシュアップは毎日のように登場しています。
これを見て強く感じるのは、Web 2.0的なソーシャルインフラが一斉にスタートしはじめたとき、日本ではクローズ型(招待制)SNSのmixiが圧倒的なシェアを獲得してしまったことの負の側面。その巨大なユーザーベース/データサイロに外部からAPI経由で接続することができなかったために、本来なら「プラットフォームとしてのWeb」で面白いことをしたかった/できた人たちはかなり鬱屈していたんじゃないか、ということです。
弊社も4月にTwitter×プチeco行動支援のマッシュアップ「ecoったー」をリリースしましたが、たぶん今週から来週にかけて「necoったー(現在はティーザーページだけ)」と「○○○ぺったー(準備中)」というあと2つマッシュアップサービスをリリースする予定です。Twitterをもっと面白くします。B^)
Twitter界隈、まだまだどっぷり浸かってみようかと思ってます。