メモ:風車で回るブラシが汚れを勝手に落とす反射板(自掃式デリネーター)に感心した

Posted on 2014年3月10日. Filed under: 未分類 | タグ: |

東日本大震災以降ぼくは頻繁に東北に行っているので、週末は高速道路(主に東北自動車道)上にいる時間が多い。そして高速道路でいろんなものを目にしてきた。 が、先週末(2014年3月8日)、常磐自動車道を通って(常磐道の利用は、先日3年ぶりに再開通した常磐富岡ICまで)初めて南相馬市小高区に行き、その帰りにトンネル内で「おぉ」と思うものを目撃した。 横を通る自動車が起こす風で表面のブラシがくるくる回る反射板だ(写真を勝手に転載するのは問題があると思うのでリンク先をどうぞ)。

ブラシが回るのは表面の汚れを落とすためで(仕組みについては車に同乗させてもらったSさんが教えた)、後で調べてみると、自掃式視線誘導標(デリネーター/デリニエーター)というそうだ。 ある意味外の力を利用した自己修復機能というか、柔よく剛を制すというか、ローテクなのにすごい。いろいろ示唆的な仕組みだと思う。 他にも驚いてブログに書いている人がいた。

他のメーカーも作っているらしい。

スノーポール兼用デリネーター(二段式で冬季は上部を伸ばす)といったものもあるらしい。

ちょっと脱線するけど「風力発電を利用した自発光式視線誘導灯」というアイディアも面白いと思う。

さらについでに。

「どうっていう事はない」という謙遜タイトルの割に、なるほど知識が満載のページ。トンネル内にある大きな羽根の役割、道路の白線(センターライン)の長さ、などなど。

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