令和4年7月宮城豪雨 松島町の床下でドロドロになる(ボランティアチーム援人 2022年 0722便)

Posted on 2022年7月27日. Filed under: ボランティア | タグ: , , |

7月15日(金)を中心に宮城県で降った豪雨では、大崎市、加美町、美里町、登米市、松島町などで浸水や土砂崩れなどの被害が起こり、災害ボランティアセンターが開設されはじめた。宮城・石巻をルーツとするNPO「OPEN JAPAN」が迅速に動きはじめた様子をFacebook投稿で見ながら、できるならお手伝いに行きたいと思った。

直前までOJの下で3月の福島県沖地震の活動をしていたこともあり、何度かのやりとりを経てお手伝いに行けることになった。

情勢は流動的でお手伝い場所は直前まで決まらなかったが、金曜の午後に「松島町災害ボランティアセンター」集合と決まった。

現地に行ってみると、社会福祉協議会やOPEN JAPANも連携の初動段階で、現地調査を進め、試行錯誤をしながらの活動だと感じられた。が、OJのメンバーJさんの下で、床上浸水したお宅でのお手伝いを1日しっかりやり切ることができた。

ボランティアチーム援人、0722便。久しぶりの東北道だ。目的地の松島町災害ボランティアセンター(松島町松島字石田沢12-1)まで約390kmをドライバー4交代で行く。

  1. 京橋~宝町~都賀西方PA(109.7km)
  2. 都賀西方PA~鏡石PA(114.6km)
  3. 鏡石PA~蔵王PA(110.2km)
  4. 蔵王PA~松島海岸IC(or 松山北IC)~松島町(57km+α)

早朝、時間があったので松島の「五大堂」に行ってみた。

7月21日(木)に開設されたばかりの松島町災害ボランティアセンターは、石田沢防災センターという施設にある。

ボラセンの入口には各地の社協から沢山の道具が集まっていた。例のあれもあった。

「…この用途では、2017年の九州北部豪雨の後に熊本県立鹿本商工高等学校の生徒さんが制作された「泥かき用くわ」がある。全国の被災地のボランティアセンターに寄付されているようで、1本1本に制作者の名前が入ったくわには励まされる。」

床下泥出しで役立つ道具(2020年夏編) – ボランティアチーム援人

お手伝い先はボラセンから車で5分ちょっと、海沿いの観光エリアから少しだけ内陸に入った地域にあった。一帯が山側からの水でやられたらしく、このお宅にはドアの1mぐらいの高さに浸水の跡がついていた。

昨日から、床上浸水でやられた家財の整理、汚れた床のふき取りなどをしている。

そして床下を覗いてみたところ、一面に敷き詰めた座布団状の吸湿材が水を吸い、床下がかなり湿気を帯びてしまい、このままだとカビが…という状況。それらを撤去するのがミッションだった。

メンバーは援人4人とPBVのKさん。床下からの吸湿材の回収と、庭への運搬、土のう袋詰めをやるには少ない人数だ。床下は広く、最終的には3人が潜ってなんとかリレーし、昼の休憩を挟んで14時までに完了できた。

(撮影:PBV Kさん)

久しぶりに全身がぐちゃぐちゃドロドロになった。

作業終盤、短時間だがすごい大雨が降り、お宅の前がみるみる川のようになった。こういう雨が降ったのか、と感じた。

振り返り。

K: Yさんが先遣で潜って様子を探りながら作業開始、周りは段ボール、ブルーシート、マスカーできちんと養生して後方の作業に突入。慣れたメンバーだからできたスムーズな流れだった。

P, T: 4人+PBVのKさん。床下・地上ともに動線が伸びていくと喉から手が出るほどヘルプが欲しかった。途中からコガを試し、確かに使える場面もあった。が、今回の吸湿材の重さを考えると長すぎてはダメで、30~50cmぐらい先に届く、頭が重めの道具があればよかったかも。

P: 出発前のパッキングで、床下のお手伝いはないだろう判断し、ツナギを持参しなかった。やはり備えておくべきだった。

ボラ後のお風呂は「芭蕉の湯」で。ここも被災し、金曜日(前日)に営業再開したばかりだった。

思いのほか早く上がれたので(メンバー全員かなり汚れていたので、床下の後屋内の片付けに合流するわけにはいかなかった)、東北道を二本松で降りて久しぶりに「杉乃家」さんへ。

なみえ焼そばか…ラーメンか…かつ丼か…迷いに迷ったが、よそでラーメンを食べる度に「あぁ、杉乃家さんのラーメン食べたい」と思ってきたので、ラーメンとミニかつ丼のセットに。

お腹も心も満たされた。

松島町は、被害の全容把握も終わっていないという。浸水には慣れたお宅もあるが、一方で「こんなにすごい雨は初めてだ」(気候変動の影響か…)という声も聞いた。町のごく一部の地域だけが被災し、そのことが周知されず手が差し伸べられないケースも少なくない。

災害ボランティアにおいて「行く」以上の正解はないはず。また行きたい。

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