冨士山アネット『Invisible Things』(TPAMフリンジ)を体験した

Posted on 2020年2月17日. Filed under: 演劇 |

冨士山アネット『Invisible Things』を観た/体験した。

「イマーシブシアター」と呼ばれる、参加型演劇、集団コマンド選択アドベンチャーのようなパフォーマンス。TPAM(横浜で毎年行われる舞台パフォーマンスの祭典)のプログラムの一つだ。

場所は横浜・急な坂スタジオ。日ノ出町駅からは、本当に野毛山を一気に急登する道だった。

冨士山アネット『Invisible Things』

ことしは『United Me』というタイトルで、架空の島国が舞台。
その国では資源が枯渇している。犠牲を伴う開発か、縮小均衡しつつ緩やかな絶滅へ向かうか、他地域へ侵攻し奪い取るか。コモンズ(共有地)が危機にあるとき、人は私財をどれだけ投げ打つことができるのか。…といったテーマを体験しつつ考えるものだった。
全体が三部構成になったため、この第一部は明らかに去年より時間が短く、Immersiveさには欠けた。ちょい残念。

が、最後のダンス『Unrelated to You』が衝撃だった。
女性の踊り手が手話(に見えるもの)をやりながら舞うのだが、やがてそこに別の意味が付与されていく。これが人間の「先入観」や「差別意識」をあぶり出すものなのだ。身体を使った叙述トリック。こんな表現があったとは!

三部構成で各プログラムが短いという不満はあったが、最後のダンスでひっくり返った。観に行ってよかった。

Make a Comment

感想やアドバイスがあれば、お気軽にどうぞ

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

Liked it here?
Why not try sites on the blogroll...

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。