2019年8月夏休み:大分 津久見・佐伯・国東半島へ

Posted on 2019年8月9日. Filed under: | タグ: |

2019年8月3日(土)・4日(日)、夏休み。佐伯でごまだしうどんを食べる! などの目的を叶えるため、大分県に一泊二日の旅行に行ってきた。そのメモ。

大分駅近く、大分ふない焼き。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

薄い大判焼きにもんじゃ(またはお好み焼き)風の中身が入ってる。これはおいしいおやつだ。

2017年9月に起こった台風18号で、大分県(主に臼杵市・津久見市・佐伯市)は大きく被災した。個人で津久見に2日間×2回お手伝いに行き、またボランティアチーム援人でも福岡・朝倉と組み合わせて1日だけお手伝いをした。

その津久見の最近の様子が見たくて、1時間だけ町を歩いてみた(本当はもっと長くいたかったけど、飛行機が遅れたため)。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

  • 個人で泥出しのお手伝いをした駅近くのお宅は、だいぶ傷んでいたけど今も暮らしている様子だった
  • 個人でお手伝いに行った際、駅前でいち早く再開された居酒屋さんは「閉業」されていた
  • 当時は店内ががらんとしていた評判のケーキ屋さん「広戸菓子舗」さんは、ピカピカの陳列棚を入れて営業再開されていた
  • 駅前に有名な「回転焼き」(今川焼みたいなもの)のお店があるが、たまたま休みだった
  • 海は変わらずきれいだった

と、被災から2年たった町の今を少しだけ体感することができた。

津久見市の人口はわずか1.8万人だそう。空き店舗や空き家も目立ち寂しさはあるけど、一度関わりをもったところとして、心の中で応援し続け、また訪れてみたいと思っている。

大分県津久見市、駅から10分ほど歩いたところにある「広戸菓子舗」さん。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

明るい店内。真新しい陳列棚には洗練されたケーキが並び、店の奥で優しそうなご主人が立ち働いているのが見えた。

2年前、初めて大分県津久見市を訪れた朝、駅前一帯の通りという通りが泥をかぶって茶色く薄汚れ、公園や道路端には濡れてダメになった家財が山になっていたのを覚えている。

泥出しボランティアの合間に弁当屋さんや飲食店を回ったが、駅前の商店はほぼ全部浸水被害に遭い、片付けに忙殺されていた。
広戸菓子舗という店は、評判のケーキ屋だと知って行ってみた。が、店内の什器は全て外に出され、がらんとした店内でご主人が地元TV局の取材を受けているところだった。

やっているのでは…と期待した自分の浅はかさを恥じると共に、この店はきっと再生するのではないか、という淡い期待もなぜか持った。

2017年9月に九州を襲った台風18号。
東京圏ではあまり報道されることもなく、他の大きな災害に隠れて思い起こされることも少ないが、大分県では約3,000軒もの人家が床上・床下浸水してしまった。なかでも被害が大きかったのが、津久見市だ。

その津久見をほぼ2年ぶりに、今日再訪できた。そして、いくつかの明るい種を見つけた。

そもそも、縁もゆかりもなかった町に勝手にお手伝いに行ったのだ。そこで期待を芽生えさせ、結果を今日確かめることができた。不思議だがとてもうれしい。

大分・佐伯で「ごまだしうどん」を食べた話。

大分に行った一番の目的は、大分県最南端の佐伯市で「ごまだしうどん」を食べることだった。

2年前に個人ボラに行ったとき強く印象に残り、いつかまた食べたい! と思っていた。

国東半島で、お寺にいた年配の女性に佐伯(ちなみに「さえき」でなく「さいき」と読む)に泊まったと話したら“あんなところに何しに行ったの~!?”と本当にびっくりされた。

佐伯という場所は大分県の中ではそういう位置づけのようだ。
その女性は30年ほど前に一度だけ佐伯の民宿に泊まったことがあり、魚が安くておいしかった記憶があるそうだ(合併して佐伯市の一部になった蒲江という町の港が有名)。

で、「ごまだしうどん」の話。

ごまだしうどん(味愉嬉食堂)

「ごまだし」とは、エソなどの白見魚で作った魚醤のような、味噌のような…ともいえる調味料のこと。これをうどんにのせて食べる。

それだけ。本当にそれだけなのだ。

シンプルにおいしいものは、あれこれ形容するとおいしさを伝えることから遠ざかってしまう。なので説明もこれだけにしておく。

「味愉嬉食堂」という有名店があり(前回ぼくはたまたまこの店を見つけ、ラッキーだったと後から知った)、ここではごまだしの後に、

  1. ゆず胡椒
  2. かぼす果汁
  3. 豆乳

を順番に足していくことで、味の変化を楽しむことができる(2年前は少し違うレシピだった。進化しているようだ)。これがまたおいしいんだぁ~。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

この店はご主人もとてもユニーク。ネットにレビュー情報が多数あるので興味あれば調べてみてほしい。

ぼくはまた2年後ぐらいに、またきっと行くつもり!

翌日。国東半島の「六郷満山」と呼ばれる宗教文化に属する寺院群を巡った。
(ちなみに宇佐と国東のいくつかの寺院は、大学時代に雪降る中訪れたことがある。)

よく知られる仏教の寺や仏像のイメージよりも素朴で荒々しいものが多いのは、神仏習合の初期に興隆したものだからか。

なかでも印象づけられた、真木大堂の迫力ある木彫りの不動明王像は撮影不可。長命寺の不思議な「太郎天」像も撮影はダメだった。

長命寺では説明を聞きながら、1,000年も木彫りの仏像を大切に信仰し続け、ほぼ欠損のないかたちで現代まで残してきた人々の強さに思いを馳せた。そして、現代人にそのように未来まで残せるものがあるだろうか? と考え耽ってしまった。

熊野摩崖仏。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

真木大堂。まるで劇画のようにダイナミックな火炎をまとった不動明王立像が見事だったなぁ。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

豊後高田、天念寺の隣の「鬼会の里」。旧正月に行われるダイナミックな祭り「修正鬼会(しゅうじょうおにえ)」の迫力のプレゼンテーション映像があったり、修験のVR体験があったり。東京でチームラボのコンテンツ観てる場合じゃねぇ! ってぐらい意外な衝撃だった。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

長岩屋山天念寺。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

足曳山両子寺。広い。国東半島最大のお寺らしい。山門を守る仁王像の足をさするとご利益があるとか。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

両子寺の奥ノ院。建物の裏側に掘削されたような洞窟があり、そこにも仏像があった。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

17時までには大分駅前に戻り、居酒屋「かみ風船」へ。

2019.08 大分(津久見, 佐伯, 国東半島)

関アジ、関サバ、豊後牛、ぎょろっけ、団子汁、活緋扇貝などのザ・名物を頼みまくって大分最後の食事の〆とした。

大分再訪、次に向けてプランを練っておこう。

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