2019年6月山形県沖地震:鶴岡市小岩川で瓦片付けのボランティア

Posted on 2019年7月20日. Filed under: ボランティア | タグ: , |

2019年6月19日22時22分、山形県沖を震源としたマグニチュード6.7の地震が起こった。新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱などの揺れでさまざまな被害が出た。

去年の同日(6月19日)に起こった大阪北部地震で災害ボランティアに行き、被災状況をつぶさに見た経験から“屋根の被害は大きいはず”、また“外観は何もなくても屋内がめちゃくちゃになっている家が相当数あるはず”と推測した。

毎日注視していたが、災害ボランティアセンターは立ち上げずに通常のボラセンで対処、という発表を見ていったん安堵。が、Twitterで地元の人の“ボランティアが足りない”という投稿を目にしてしまった。山形県鶴岡市社協のサイトを確認、市役所(温海支所)に電話すると県内外問わず参加可能とのことだったので、6月27日(木)、1日だけボランティアに参加してきた。

東京駅八重洲南口。“大阪サミットのため大阪方面行きは大幅に間引きしています”というアナウンスが流れる中、鶴岡駅前行きの深夜バスに乗る。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

朝、鶴岡に着いて山形新聞を買う。多くの屋根がブルーシートで覆われた小岩川地区の写真があった(ここにボランティアに行くことになった)。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

鶴岡から電車(羽越本線)で「あつみ温泉」駅へ。
温海(あつみ)支所で出発を待つ。男性が圧倒的に多く、服装や装備を見ると準備万端の人が多い。全体で30人ぐらい。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

マイクロバスで小岩川集落(羽越本線小岩川駅の周辺)へ移動。そこに受け入れテントがあり、装備の状況などによってボランティアは3班に分けられた。雨が降ったりやんだりで、雨脚が強くなったら中止もあり得る、と説明される。

テントから歩いて1本ほどのお宅(空き家)で、落ちてしまった瓦の片付けなどのお手伝い。
2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

雨が強くなったため午前で中止となってしまったが、寄せ集めチームながら連携よく進め、猛スピードでやり切ることができた。

最後に、

“地震後すぐに建設業組合の方々がのべ150人も、そしてボランティアの方々もほぼ150人来て復旧のためがんばってくれた。中には大変遠くからの人もいた。
今日以降、私たちが自力でなんとかしていくつもり。本当にありがとうございました。”

という集落の責任者の言葉を聞き、たった半日でもお手伝いに来れてよかった! という思いが湧いた。

現地で偶然再会ったボランティア仲間のОさんの車に乗せてもらい、あつみ温泉にある共同浴場「正面湯」へ。後で聞いたが、ここも地震で配水管などが損傷し、直ったばかりだという。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

(写真ではわかりづらいが、このとき雨がじゃんじゃん降っていた。)

昼食はあつみ温泉駅近くの「矢口食堂」で。評判のチャーシュー麺、やや甘めのスープに細いちぢれ麺と厚切りチャーシュー多め。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

鶴岡に戻って町を散策。有名店「珈琲店コフィア」にも(やや緊張しながら)入ってみる。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

とても繊細な手法で淹れてもらった「ハラール・モカ」、東京に戻った今思い出してみても“魔法のような”と形容したくなる味だった。

鶴岡公園の西隣にある「致道博物館」。警察署、大きな民家など歴史的建造物が移築されていた。建物内の展示物にさまざまな民具があり、夢中になって2時間も滞在してしまう。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

なかでも「ばんどり」という多様な装飾が施された背負子がとても面白かった。

夕食は居酒屋「堂道(どうみち)」さんで。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

天然の岩がき、刺身、煮魚。すべて満足…。

特に被害が大きかった山形県鶴岡市の小岩川(羽越本線の駅「小岩川」がある)の近くには、あつみ(温海)温泉という温泉郷がある。

2019年6月18日山形県沖地震 鶴岡市でボランティア

実は今回、ボランティアついでに泊まって貢献しようと少し調べたが、ネットで探せる範囲ではどの宿も予約を取ることができなかった。ボラで一緒になった地元の人によると、源泉をようやく修復し、現在では足湯や共同浴場がやっと復旧したところ。ほとんどの宿は、7月1日の営業再開に向けて今まさにがんばっているところなんだという。

こういうの、東京にいて調べてもなかなかわからないんだよなぁ。

今回のボランティア自体、役所(温海支所)に電話して「県外からボランティアに行ってもいいんですか?」と尋ねたら「どうぞどうぞ、ありがとうございます」と言われたので急きょ行くことにしたものだ。

子細な被災状況も、現地を歩いて、土地勘があるボランティア活動者と話をすることで理解が進んだ。

こういうとき、ネットでわかることは本当に表層的なものだ。今後も気がかりな場所があれば“1人でも行く。行く意志をもってちゃんと調べる”を徹底しよう、と強く思った。

振り返り。落下した屋根瓦などの片付けを想定して、いつもの道具に加えて、以下を持参した。

  • はつりハンマー
  • 移植ゴテ
  • ヘッドライト
  • ブルーシート

どれも使うことはなかったが、備えあれば後悔なしなので、次回以降もさまざまなニーズを想定して持参できるものはしようと思う。

おまけ。あつみ温泉は「あつみ蕪(かぶ)」、特に甘酢漬けが有名らしくお土産に買って帰ってきた。

あつみかぶ 甘酢漬け

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