東日本大震災 南相馬 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

Posted on 2019年4月1日. Filed under: ボランティア, 東日本大震災, 東京電力福島第一原発事故 | タグ: |

ボランティアチーム援人、0329便。2019年3月30日土曜日、南相馬市ボランティア活動センターの下、南相馬市鹿島区の仮設住宅から小高区のご自宅に引っ越される方のお手伝いをしてきた。そのまとめ。

「帰れ帰れっていうけど、どごに帰るんだ。
あのネズミだらけの家へか。
正直、早く家をぶっ壊してほしい。
市長は現状を見てほしい。
70、80になって家を建て直す馬鹿がどごにいるんだ。」

2015年3月末、仮設住宅の玄関口で聞いた言葉だ(Facebookの「思い出」機能で投稿が出てきた)。

あれから4年だ。今年の3月末までに、特別な事情がある人以外は仮設住宅を出る決まりになっている。さまざまな気持ちを抱えて新たな生活を始められるのだろう。せめて、引っ越し作業の心労は軽くしてあげたい。これから南相馬へお手伝いに向かう。

7人揃って出発しました。ボランティアに行くのは、自分が行きたいときでなく手が求められているとき、であるべき。今回参加の7人も年度末でそれぞれ忙しいけど、被災された方の力になりたいという思いが自己紹介で伝わってきました。がんばってきます!!!

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

常磐道、大熊ICの工事は終わり、後は通行止めを外すだけの状態のようだ。

未明の南相馬IC、雨、気温1度。

ほーう、酪王カフェオレコッペ。ミニストップで。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

「除染業者 法令違反61%」。福島民友、3月30日。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

朝、原町区片倉の初発神社へ行ってみた。「大漁桜」が満開になっていると新聞記事にあったため。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

高見公園、桜はまだ咲いてない。夜の森公園、咲いてない。そして雲雀ヶ原祭場地の桜、一分咲き未満。

松本センター長、朝礼。
今日のニーズは引っ越し2件(援人とチームふじさん)、伐木1件。援人はたぶん二往復になるだろう。家財の量が多いため。
また4月に入っても引っ越しのニーズが複数ある。協力をお願いしたい。
新たな夢(プラン)がある。小高の梅を復活させられないかと考えている。今まで依頼により沢山伐採してしまったが。

南相馬市鹿島区、K仮設住宅。シニア女性お一人の引っ越しお手伝い。
09:25に現地到着後、10:10に軽トラ2台に積み込み完了。小高区に向けて出発。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

ニーズその2。小高区吉名、小高産業技術高校近くの現場から伐採木を原町へとピストン運搬。軽トラ2台とキャラバンで。時間との戦い! あと一往復できるか? というところ。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

南相馬・小高でのボラ、終わった。2件目のニーズ、しとしと雨降る中での伐採木の後処理はとても寒く、指がちぎれそうだった。そして、お手伝い後のししし、凍天…! うまい。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

飯舘村、川俣町、予報通りの雪。1~2cmは積もってる。そして二本松・安達太良もぼた雪が降っている。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

久々の、小高でお手伝い後の飯舘村越え、二本松・杉乃家さん。

みんなが思い思いのメニューを頼んで美味しそうに食べている光景を見て、思い出してしまった。
そういえばМさんも、自分好みの“オリジナル”セットを頼んで、ニコニコ笑いながら食べていたな、と。彼女はカキフライ丼が好きだったよなぁ。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

振り返り。
仮設住宅からの引っ越し、作業方針を立てるため室内にお邪魔してみるとほぼ完璧に梱包されていたため、すぐ積む方針に変更。大きく重いものから出すよう采配した。また引越し先では、こちらの判断で勝手に置き場所を決めず、後日考えたいという依頼主の意向を尊重するよう努めた。

K: 協働・連携の作業ではどこがボトルネックか(なり得るか)、人手が足りない場所はないか、手待ちになっている人はいないかに目を走らせ、こまめに指示を出すこと。
K: 仮設内に荷物が未梱包のまま散乱していると予想し、センターからサンテナ(通函)を持参したのはよかった。実際は使わなかったが。

P: やっぱりインパクトドライバーを持ってくればよかった、と思う場面があった。
P: 2件目の伐採木の運搬で、キャラバンでナビをしたところ行く先を間違えた。タイトな時間割の中で貴重な10数分をロスった。関東で一番南相馬の道路に詳しいYさんがいたので、先行してもらえばよかった。
K: 伐採木の現場、次回同様のニーズがあればレーキ、ハンマーを持参するといいだろう。

小高に向かう途中、メンバーと依頼主のお話で、コミュニティーバスの廃止などで足がなくなってしまったため仮設を出ざるを得ないこと、(依頼主ほど中心部に家があっても)小高に戻るのは不便だと感じていることを知った。
避難指示解除後、それなりには人が戻っているが、知っている人がほとんどいないということも気持ちが上向かない理由のようだった。

伐採木の片付けでは久々に不条理な気持ちを味わった。が、1.センターが受けたニーズ、センターが決めた処理方針であり、活動者としてはそれに従うべき、2.依頼主がここを伐採することになったのは原発事故のせいであり、依頼主の苦しみは自分の比ではない、と考えて自分を鼓舞した。松本ボラセンは本当に鍛えられる。

南相馬市 仮設住宅からの引っ越しお手伝い(ボランティアチーム援人 2019年 0329便)

4月もまだ引っ越しニーズがあるようだ。チームとして10人で行けるよう(毎日苦しいが)がんばりたい。

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