「霧の國」(冨士山アネット TPAMフリンジ)に行ってきた

Posted on 2019年2月12日. Filed under: 演劇 |

「霧の國」(冨士山アネット)──イマーシブ(没入型)・シアターと名付けられた体験型イベント──に参加してきた。

TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)というプログラム群が横浜で何年か前から行われているが、このプログラムはTPAMフリンジというイベントの一つ。

参加者は受付で“入国審査カード”を書いた後、2グループに分けられてある“国”(会場)に“入国”する。国には常に霧が満ちており、視界はあまりよくない。

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入国者たちはあるシステムによって少数のエリートと多数の労働者に分けられる。労働者(ぼく自身はこちら側になった)は不毛な労働を強いられ、エリートたちはお茶を楽しみ話し合いをしているようだ。突如災害が起こり、国は汚染される。パニック。災害は人災ではという疑いが起こり、反乱分子が現れる。…という風に、90分の間に国の生々流転を凝縮したような体験をすることになる。

完全な暗闇の中で横たわり、目を閉じる時間があった。身分を仕切っていた壁が意識から消えた。こういうことなんだ、と思った。

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最後、参加者それぞれがある選択をした後プログラムは終わる。終了後に見た横浜の空はパッとしない曇天だ。しかし抑圧から解放された頭は、それを“明るい空、そして自由な国”と解釈した。驚いたが、小さくない収穫だった。

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