南相馬・小高:竹伐採と草刈り 終わらなかったが景色は一変(援人 2018年 0518便)

Posted on 2018年5月22日. Filed under: 福島, 東日本大震災, 東京電力福島第一原発事故 | タグ: |

ボランティアチーム援人、0518便、2018年5月19日土曜日、南相馬市小高区(旧避難指示解除準備区域)でのお手伝いのメモ。

Yさんに見送ってもらい、8人揃って八重洲を出発しました。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

今日はほぼ1年ぶりに参加のメンバーが2人。HくんとIくん。

人生には色んな出来事があって、参加できたりできなくなったりするよね。
援人はグループの目線を常に被災地へ向けていたいけど、そのために集まった仲間との縁も大切にしながら続けていきたい。そんなことを改めて思った今夜でした。

これから雨の中の福島に突っ込んでいくのがやや心配だけど、今週もできることをやってきます!

常磐道のいわき四倉あたり、やや強い雨。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

北東北の豪雨。岩手に注目していたけど、秋田県の雄物川がまずい…。
去年夏に水害が発生し、お手伝いに行った大仙市刈和野の名前をまた今年も見ることになるとは。
(その後、大仙市協和峰吉川、まさに去年7月と同じ地域で氾濫が発生してしまった。)

2:53、道の駅南相馬に到着。

南相馬市原町区、雨。ミニストップで新作が出てた。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

原町区雫で、古墳時代の墓が見つかったとのニュース。話題の「西迫横穴墓群」を見に来た。造成工事現場の入口まで。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

お手伝いは竹林伐採、草刈りだ。
南相馬の場合、竹は玉切り後に直径5cm以上のものは節ごとに穴を開ける、笹は別に積む。そして今回は状態のいい草だけY牧場に運ぶ、と後処理の煩雑さが増えてきた。車はキャラバンに加えて軽トラ2台、2トン車で出発した。

今日の小高は涼しい。アイスまんじゅうがすぐ溶けだしてボテッと落ちたりしないぐらい涼しい。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

小高でのお手伝い後、初フルハウス。高校生も来てたけど、こういう風に知の振れ幅を体感できる本屋さんってあまりないと思う。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

KPTのK(Keep=うまくいっているので続けたいこと)を大切にしようと常々メンバーに言っているのだから、こんな切り口から今日を振り返っておこう。

援人で最も価値あるK、それは「依頼を時間内に終わらせることへの執着」であるはずだ。

(ぼくが災害ボランティアをはじめた頃、会う人は“素人なんだからそんなに真剣にならなくても”“まあボチボチやろうよ”、そんなゆるい感じの人ばっかりだった。)

その意味で、今日のお手伝いは「終わらせよう! 終わらせよう!」という思いが始終念頭にあったのに、ついに終わらない日だった。

南相馬市小高区でボランティア(援人 2018年 0518便)

お手伝いは竹林伐採と草刈り。

南相馬では、公的機関の無料収集は終了してしまったので後処理の煩雑さが増した。それに対応するため、車はキャラバン、軽トラ2台、2トン車で出発した。

現場に着くと、隣家の方に刈った草が飛んできて困っていると注意される(以前別チームがお手伝いした際の後処理の問題だろう)。そうならないよう処理します、と伝えた。

敷地の端にはかなり前に伐採したらしい竹、笹、雑木が絡み合って山積みになっている。これを含めて完了をめざそうと手を出したため、作業量が大幅に増えることになった(後から振り返るとこれが主な敗因だ)。
もしやり直せるなら、隣家の要望にも応えるため敷地をブロック分けして草刈りを進め、集積を終えた上で次へ、を繰り返したい。伐採済みの竹にも手を出すのは余裕がある場合のみとしたい。

ぼくは効率を考え、2トン車の上で竹の枝払いをしていた。副次効果として全体を見渡すことができた。草を集めるメンバー、竹を刈るメンバー、後処理をするメンバー。ボトルネックになりそうな箇所に人を移し、全体最適を図めつつ進めた。

作業の品質について問題があるとわかった。草刈りの程度、枝打ちの後処理が人によってバラバラだったのだ。特に後者は積み込む際に気づいたので、もうやり直す時間はなかった。わかっているだろうと思い込まず、説明すべきだった。

今日一番の問題は、8人でできる作業量を大きく超えた目標をリーダーであるぼくが設定したことだ。結果、16時過ぎまで粘ったが終わらなかった。仕上がりも粗いものになり、隣家の方が求めた対策も十分とはいえないまま終了せざるを得なかった。

個人的には、ここ最近のお手伝いで一番重い敗北感を味わった。

(しかし結果として作業後に景色が大きく変わったのは確かだ。また報告時、センター長の、高齢の方が涙を流して頼みに来たという依頼だという背景を聞き、お手伝いできてよかったと強く思ったのも事実。)

帰還されている隣家の庭はよく手入れされていて、楽しそうな話し声も聞こえた。
それに対して、ぼくらのお手伝い先のお宅(といっても建物はすでに解体済みの敷地)は、かつて母屋があった場所にも大径の竹が屹立し伐採された跡が点在している。地面は波打ち、粗く草刈りされた状態が残った。

せめて、もう少しきれいにしてあげることができていたらなぁ。帰宅して寝る前、今夜は夢の中で煩悶することになるだろうな、と思った。

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