川内村でハーフ裸足ランに挫折 浪江町で草刈りボランティア(援人 2018年 0427便)

Posted on 2018年5月2日. Filed under: ボランティア, ランニング, 東日本大震災, 東京電力福島第一原発事故 | タグ: |

ボランティアチーム援人、0427便。2018年4月28日(土)に福島県川内村の川内の郷かえるマラソンに参加し、翌4月29日(日)は浪江町で災害ボランティアをしてきた。メモまとめ。

3回めの「川内の郷かえるマラソン」。あたたかくていい大会なんだ。

2018-04-26 21.26.20-2

川内村の体育館ですごいの見つけた…!

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

第3回川内の郷かえるマラソン。村を応援するため出場し続けている川内優輝選手がボストランマラソンで優勝した直後ということもあり、開会式はとても盛り上がった。

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

裸足(+原始人コスプレ)で出走し、10km超えたところで痛みに耐えきれず撃沈。

後半はワラーチに切り替えて飛ばしたが、痛めつけた足裏の違和感が累積していき、17kmあたりで最初に左、次に右の足裏に“水”っぽい感覚が…。血!

ゴール後の足裏は今までで一番悲惨だった。

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

練習で裸足で16kmまでは走っていたので少しは自信があったが、打ち砕かれた。路面のシビアさが違いすぎる。“オレのいつものコースだったら走れる”はまっっったく意味がないと知った。

裸足の壁は、高くて厚い。

…しっかし応援の力ってすごいな。沿道のお婆ちゃんや子どもたちの「あっ裸足だ! がんばって!」「原始人がんばれ!」といった声に押されて、なんとかギリギリまで距離を伸ばすことができたと思う。

宿泊は浪江町にオープンしたばかり「新妻荘/食事処いふ」さん。

浪江で、おいしい魚をおかずにしてほかほかご飯が食べられる幸せ! いいなぁ。

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

浪江町の夜。駅から今日最後の電車が出ていった。電車が行き来する音って、いいもんだよ。

川内村でマラソン参加の翌日は、浪江町でがっつりボランティアとして働いた。

朝、浪江駅前の草刈り。実は浪江に行く毎に自主練と称してやっている活動だが、新緑の季節になり雑草がまた勢いづいてきた。やってもやっても…だろうが、駅前は町の顔。続けていきたい。

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

浪江社協さんの下でのお手伝いは、まず午前はボランティアセンターの引っ越し。
午後は海側の広い敷地の草刈り。午後は風が強まり、刈った草のトンバッグ詰めはかなり体力を消耗した。

昼食は、新たに開店した「焼肉バルDON」さんでトンカツ定食。店内は賑わっていた。
このところ浪江を訪れる度、新たな店が開いているのを知る。今日も他に惣菜屋さんが開店するとチラシが貼られていた。

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

今日の草刈りのお手伝い先も、今は更地になっているが、所有者はまたここで事業がしたいからと町に土地を売り渡さなかったそうだ。

かわうちの郷かえるマラソン→浪江町でボランティア(援人 2018年 0427便)

町への帰還者は500人あまり。町内には解体待ちの建物も多く、雰囲気は明るいとはいえない。
ただ、行く度に出会うよいニュースからは、この町はとてもコンパクトにでもまた再起するんだろう、と思えてしまうのだ。大手コンサルが描くようなきれいなシナリオではなく、雑草が石の隙間から顔を出し、そして伸びていくようなたくましさによって。

振り返り。KPTに沿って。

P、少なくともボランティアが主な目的であり、また団体行動である限り、サブの活動(今回はマラソン)の方で無謀なことをすべきではない。それはわかっていたつもりだった。相応の期間、練習して裸足で走れる距離を伸ばし、最後はハーフを走れるだろうと見込んでいた。しかし未経験のこと、路面状態も未知であり、予測が甘すぎた。結果、翌日の主活動に悪影響が出てしまった。情けないし、以後こんなことがないよう努めたい。
K、事前に作業内容を把握し、必要な道具を持参すること。
T、今日、広い敷地で分散して作業中、人を采配するのが大変だった。無線など使えないか?(またはアプリ?)と思った。調べてみたい。

最後に。川内村かえるマラソンは規模もほどよく、本当に雰囲気のいい大会。自分の福島に思い入れのせいでそう思えるのかと考えたが、RUNNETのレビューもそういう声が多数だった。残念ながら挫折してしまったが、裸足で走っているとき、驚くほど多くのランナーが(自分もキツいだろうに)励ましの声をかけてくれたことにも大会のよさが表れていた。来年もまた参加しよう。

Facebookの「過去のこの日」機能で出てきた、2年前の投稿。

最初の川内村マラソンに参加した日は、南相馬20km圏内の避難指示が解除される日だったかもしれないんだなぁ。解除は延期され、その後7月12日に解除された。

「もうずっと南相馬の20km圏内(小高区全域と原町区の一部)にお手伝いに行っているのだから、特別な思い入れがある。

今週は小高でのお手伝いの後で川内村のマラソンに出るのだが、4月30日という日付に、ずっとエントリーを迷っていた。本来3月末になるといわれていた南相馬の避難指示解除がずれた場合、4月末になることも予想できた。ずっと続けてきたお手伝いを全うしたい、解除前最後になるかもしれない時期にマラソンなんかに出ている場合か、という思いがあったから。

解除はさらに延期された。いつになるのかというモヤモヤ感を抱きながら、毎週お手伝いに通っている。

宙に浮いたような状態に、ぼくのような余所者でさえストレスを感じるのだから、自宅に何の咎めもなく戻れる日を心待ちにする人たちの心労はずっと重いだろう、と改めて思う。」

今日浪江で見たあれこれも含め、浜通りは着実に前に進んでいるんだなぁ、と思う。まだまだ伴走していきたい。自らが「風化」と呼ばれる現象の一部にはならないように。

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