「すがれる」(鳥公園)を観た

Posted on 2017年7月7日. Filed under: 演劇 |

「すがれる」(鳥公園)を観た。こまばアゴラ劇場で。

関係ないけど、駒場東大前から劇場に行く途中にあるパン屋さんは雰囲気がよい。三角形の蒸しパンとドラえもん顔のパンを買ったが、後で見るとドラえもんパンの裏には「アンパンマンパン」というシールが貼ってあった。

2017-07-06 18.52.25-1

話を戻して。

鳥公園は、前回観た「ヨブ呼んでるよ」が妙に面白かったので、洒落たタイポグラフィーで台詞を箴言的にあしらったチラシを見た段階で期待が高まっていた。で、本編もよかった。

老作家の生涯を描いているのだが、主人公を女と男の役者が演じ継いだり、禿頭のまま子ども時代を演じたり、ズレがある。

度々描かれるおしっこ、小道具やシーン。排泄の随意・不随意を通じて、人間の感情や行動がままならないものであることを仄めかしているのだろうか。

武井翔子という、高畑充希のケンカの強いお姉さん的女優の存在感、特に口吻が前回と同じくいい。“あたい”と名乗る金魚を演じたシーンでは、不思議なキュートさを醸し出していた。

アホっぽい感想だが、同じように不条理な状況を描く演劇であっても、語り口によって退屈、苛立ち、愛着など浮かんでくる思いは色々なんだなぁと感じた。鳥公園のやり方は気に入っている。入っていくことができる。

話を思い返してひとつ気になった。老作家が担当編集者に、金魚を燃やしながら飛ばして写真を撮り小説の表紙にしてくれ、と頼んだ金魚と、老作家の前で小娘のように振る舞っていた金魚は同一なのだろうか。
どんな意味があるんだろう。

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