台風10号被災の岩泉:泥出し3軒 “遅れてしまった”お手伝い(援人 2017年 0331便)

Posted on 2017年4月12日. Filed under: ボランティア | タグ: , , |

ボランティアチーム援人、2016年8月の台風10号による水害被災地、岩手県岩泉町での2017年4月(土)・2日(日)のお手伝いの記録。

岩泉町の復興にまつわるニュースに触れる度、行って役に立ちたい! という思いを抱いていた。そして4月から社協ボラセンが再開、またお手伝いできることは心からうれしい!

7人揃って雨の八重洲を出発。Sさんは守谷でピックアップ予定。約1名酒気帯びおばさんがいますが、急な行き先変更にも関わらず8人ものメンバーが揃ってよかった。全員が「1.2人分」働けば10人力。年が明けても未だ苦しい状況にある岩泉の人たちの役に少しでも立ちたい。力出し切ってきます!

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

東北道は常磐道や磐越道と比べると交通量が銀座だなぁ、夜中でも。

盛岡から岩泉への455号、山肌には多くの雪が。
藪川のあたり。道路の除雪はよくされているが、軽く圧雪状のところもあり。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

うれいら商店街。7時頃には開く中松屋さんでさくら餅とうぐいす餅を。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

岩泉町災害ボランティアセンター、今日のニーズは3つ。土のう袋運び、床下泥出し(やり直し)、床下泥出し(新規)とのこと。岩泉乳業さんも来てます。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

床下泥出し。お婆ちゃんの寝室など15畳とのこと。丁寧に仕上げよう。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

岩泉町。二軒目、小本川沿いの地区での泥出し(二部屋と廊下)のお手伝いを終え、ボラセンに戻っているところ。家屋は2.5mも浸水、依頼主は仮設で暮らしているという話だった。道の駅の隣の球場、漂着物がまだ完全には片付いてないなぁ…。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

岩泉町の中心部、大粒の湿った雪。
うれいら商店街の志たあめやさんで、久しぶりに「たぬきさん」に出会った。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

岩泉町、ホテル龍泉洞愛山は「あいの山」から。和人に追い立てられたアイヌの悲しい話。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

朝、岩泉町をラン。早朝は雪が舞っていたが、今日は晴れそう。地べたを感じながら走るとわかるけど、不思議な“品”のある町なんだよなぁ。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

岩泉町災害ボランティアセンター、お手伝い2日目の朝。快晴。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

床下泥出し、尼額。剥がしてある。広さあり。泥は1cmぐらい。根太磨きも。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

2日間を振り返って。

声がかかったら迅速に駆けつけたいもの。困っている人を助けるというのは自己表現ではない。極力その人の都合に合わせるもの。だから声がかかった機会に、経験ある仲間と駆けつけることができるかは一つの肝だ。6年間災害ボランティアを続け、そういう仲間の層が厚くなったことで今回も行くことができた。

お手伝いは意外にも、まったく手付かずだった床下の泥出し3件。いずれもシニア世代が依頼主だった。災害からの再起の速度は人それぞれ、しかもすぐ声をあげることができず受忍してしまう人たちが必ず一定数いるのだろう、と思った。

作業の気づき。今回は基本の道具はボラセンにあることを期待、援人ならではの道具のみ持参。ただ養生系のアイテム、(今回使ったチリトリはフニャフニャしたものがあったので)丈夫なチリトリは持参すべきかも。ガルバテミ、コガは今回もとても活躍した。

泥出しは迅速に終えることができたが、それは誇ることでも何でもない。被災された方に必要な沢山の援助のうち“遅れてきてしまった手”、まだしも──よくもないがそれでもやらざるを得ない、と後から思えるようなものだった。関わることで気が晴れず、やや罪悪感を伴うような…。でもお手伝いの機会をもらえてよかった。

Sさん宅での夕食は今回はとても楽しく、町の復旧状況だけ見ると侘しい気持になってしまう中、町の人に受け入れられているという思いを感じることができた。
10人が入るべきニーズがこの後どれだけあるかは不明だが、小高も見据えつつ、忘れられつつある岩泉にもまた行きたい。

岩泉町は不思議な魅力がある町だ。土曜の朝、ボラセンの朝礼で社協会長の挨拶の独特なイントネーションを聞いたとき、この数ヵ月足りなかったのはこれだ、と胸が熱くなった。

今日のお手伝いを午前中で終え、町を抜けて盛岡方面へ。久しぶりの喪失感(いわゆる岩泉ロス)が湧いてきたが、沿道の川や家々の様子を眺めていると、徐々に侘しい気持ちに変わっていった。

台風10号被災 岩手県岩泉町で災害ボランティア(援人 2017年 0331便)

7ヵ月たつのに、水害で損傷した家の修繕はあまり進んでいない。川岸に流木や漂着物がそのままになっているところが思っていた以上にある。“捨て置かれたような光景”が多いのだ。
住民の方々は未だ大変な状況にあり、行政はやる余裕がないのだろう。

関東・東北豪雨の常総市に比べても、復旧は遅いのではないだろうか。特に本来なら美しいはずの岩泉の河川が荒れているのは、ボランティアなどが何とかできないだろうか? 風景の荒廃は人の心にも悪影響を及ぼすのだから。

また岩泉町に行ってお手伝いをしたい。

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