台風10号豪雨災害:岩泉町安家の診療所と牧場で泥出しのお手伝い(援人 1021便)

Posted on 2016年10月27日. Filed under: ボランティア | タグ: , , |

ボランティアチーム援人、台風10号の水害被災地である岩手県岩泉町で災害ボランティアのお手伝い、2016年10月22日(土)と23日(日)の備忘録。

大ハンマー(2.7kg)買いました。持参します。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

今週便も、常総元気村からの「愛」を岩泉町まで運びます(過去最大のボリューム・笑)。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

30分遅れで八重洲を出発しました!
六本木から酔っ払いSが見送りに来て奇声を上げる。
B君は「事情が…」といいテミとバケツだけ持って現れる。
Kは出発前から助手席で瞬寝してる……と、何やらイレギュラーな動きがある便。気を一層引き締めてがんばってきます!

深夜の安積PA、おっさんズで回してる軽食レストランと売店の雰囲気和むなぁ。酪王カフェオレドーナツもあるし。

東北道の福島松川あたり、4度。

国道455号を盛岡から岩泉町へ。気温マイナス2度(!)の表示が。木の葉や下草に霜が降りている。
岩洞湖のあたりは紅葉が見事だ。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

(週明けの月曜にNHKニュースでやっていたが、この日盛岡・薮川はマイナス4.4度。全国の観測地点の中で一番寒かったとか。)

援人号、大根などを満載してこれから安家へ。岩泉町中心部は小中学生たちが元気に通学中。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

安家の公共施設で、床板剥がし・床下泥出しのお手伝い。

昼食は安家川沿いで。(B…いやC級グルメねたかもしれないが、盛岡のファミマの「助六寿司」のいなり寿司は東京のより明らかにおいしい。)

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

先週よりぐっと冷え込む中、安家のある公共施設のお手伝い。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

まだ床板剥がしをしていない部屋も。丸ノコで開けると15cmほど泥が堆積していら。まだこんなところがあるんだな、と。そして想像すべきは、同じようなタスクはまだゼロにはならないだろうということ。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

岩泉町中心部へ戻り、Sさんが継続支援をしている向町のお宅でミニ夜ボラを。

のち、うれいら商店街を少し散策する。

猫パラダイスになっている本屋さんを覗いたり…。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

和菓子の名店「中松屋」さんのラインナップの豊かさに驚いたり、和菓子だけでなく洋菓子もこなす名店は地方に多いが、ここ別格じゃね、とさらに驚いたり。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

中松屋さんで買ったもの(の一部)。手前、ゆずモンブラン。奥手、バタークリームパン(中身見えず)。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

朝、小本まで車を走らせてみた。乙茂地区の被害の大きさには、メンバー全員が目を見張った。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

素晴らしい紅葉の中、行けば行くほどガタガタの道を、大雨で一時は孤立状態にあった牧場へ家財出しや牛舎の泥出しなどのお手伝いに。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

牧場の名前は合砂(あいしゃ)牧場さん。水害で一時は完全に孤立、屋根に「SOS」を掲げた家だよ、とお父さん(依頼主)が教えてくれた。

岩泉町安家での1.5日間のお手伝い終わり。一日目、公共施設の床板剥がし、泥出し、大引や根太の掃除。二日目、牧場内家屋の土石流を掻き分け家財出し、牛舎の泥出し。安家は今、紅葉がすばらしい。龍泉洞ホテルの新メニュー「がんばっぺソフト」。

台風10号大雨災害 岩手県岩泉町安家でボランティア(援人 1021便)

2日間の振り返り。

1日目、OJ常駐ボラのKさんをリーダーに、診療所の床板剥がし(トイレ内の残り、廊下全て)、泥出し、物置内物出し、泥かき、全体の大引・根太の磨き上げ。建物周りの土砂出し。継続なので作業量少なめ、事前に全作業項目を示されていたら半日で終わったのでは。

しかしリーダーの「公共施設だからできるだけ丁寧に、清潔に仕上げたい」という指示にモチベーション上がり、そのひたむきな作業姿勢と共に勉強になった。

道具、ガルバテミと左官鍬、使いでがある。角スコ大がやや足りない局面も。

この日のニーズで安家周辺のニーズはやや落ちついてきたのか? とも思ったが、翌日覆されることになった。

2日目。緊密な連携がなければ、本当にハードで効率的なお手伝いはできない。合砂牧場でのお手伝い、3チーム以上合同、出発でもたつき。11:30までしか時間はなく、ガッツリ進捗させたかったのに(しかも現場に後で社協ステッカーを付けた人も来ていて、誰も実数を把握できていなかったのでは)。ぼくらは途中で帰るのでリーダーをやるのはどうかと躊躇もしたが、コアで働く援人が力を出し切るべき現場だと考え、仕切った。依頼主に細かいタスクや優先度を都度聞き、グループ外のボラにも指示を出した。勝手に動いていた男性(依頼主が不要と言っていた箇所の土砂出しをはじめた)も止めた。こういう混乱現場でのリーダーの役割は何より調整だと思う。
結果、適材適所、最適人数配置での約20人のパワーはすごく、土石流に埋まった家財出しは1時間強で終わった。迅速に牛舎内の土砂出しにかかり、援人のリミット時間までに2/3の泥出しを終えることができた。1日やっていればニーズ全てを完了できたはず。
個人的には依頼主を追いかけ人の采配に走り回ったため、個人として力を出しきったとはいえず、その意味でも一日やり切りたかった。

テレビ局の取材が入っていたが、やや邪魔だった。世の関心が岩泉に向かうようしっかり報道してほしいが。

今日一緒にやったFさんからDMが。

「今日は家具や回りの廃棄物は全て処理場へ運び終わり、家の廊下までは綺麗になってます。家具の洗浄も終りました」

昨夜、岩手県岩泉町で。

甚大な被害を受けた町だが、被災した方々は半分にも満たない。酒席を共にしたその男性はこう言った。

「自分は被災しなかったが、まず最初に自衛隊、次に皆さんのようなボランティアが来て働いてくれとても驚いた。皆さんのような方々にお礼が言いたかった」

突然の被災をして悲嘆や絶望に沈む人たちを救うのはなんだろうか。最後には神や仏であるかもしれないが、人を最もよく救うのは「人」なんだ。

東京の繁華街の交差点で石を投げて当たるような人、どんな凡人でもいい、被災地へ行き、よろめきながらでも泥出しを進めてあげれば、その「人の姿」そのものがひどく落胆した人たちを救うことになる。
誰でもいいんだ。

このことはもっともっと知られていい。

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