南相馬・小高:依頼6ヵ月後の草刈り 久々に「完了」(援人 0902便)

Posted on 2016年9月5日. Filed under: volunteer | タグ: , |

ボランティアチーム援人、2016年9月3日土曜日、東日本大震災および東京電力福島第一原発事故の被災地である福島県南相馬市の20km圏内でのお手伝いのメモ。

一月ぶりの南相馬。やはり金曜夜は北上するキャラバンのシートで仮眠、が一番落ち着く。

南相馬市ボランティア活動センター、松本センター長、朝礼での言葉。

「小高の避難指示解除のときのような状況が、お隣の浪江町で始まっている。(ボランティアを告知する)チラシを作ったが印刷に回せない。ボランティアが土曜日でもこれだけしか集まらない。来週も厳しい。人が毎日足りない。なんとか省力化を、環境省と相談した。竹の伐採について協議するため、担当が2名来る。内閣府からもトンバッグについて月に100枚なんとかしようと。やり方を変え、トンバッグに入れる時間が短縮できるならしたい。
来れるときには来て、復興のお手伝いをしてほしい」

炎暑の熊本でお手伝いしてきた翌週、南相馬・小高は避暑地のような過ごしやすさだった──わけがない。ぼくらはガテン系ボランティアだ。多少の涼しさに乗じて刈払機をブン回していると、汗は際限なく流れた。

熊本でのお手伝いは外にいるだけで体力を削られる戦いだったが、今日は刈払機をハードに使うと汗だくになった。気温はそこそこだが、しっかり動くとやはり暑い。

朝、現場まで迷って約1時間ロスした。

農地の長く高い法面、午前終了時の進捗は3割。完了は難しいと思ったが、配置をやり直し集中したらみるみる進んだ。最初、中野の班は3人がバラバラに動き、漏れもあったため集中して「面」で進める方法に。

南相馬・小高でボランティア(援人 0922便)

やはり共同作業では「できること」でなく全体を見て「やるべきこと」を(午後もこの視点で何度か仕切り直した)。ただし面で進めるときメンバーが近寄り過ぎ、危ないとOさんから指摘。その通りであり改めた。

南相馬・小高でボランティア(援人 0902便)

農地の法面(のりめん)の草刈り、なんとか完了。このニーズはボランティアセンターが3月に依頼されていたものだった。

最近仕掛かりのまま終わる案件が多かったので「完了」に○印ができてうれしかった。

昼、大熊町から避難中の中学生が書いた作文がラジオ福島から流れてきた。小高の青空を眺めながら聴いた。

夕食は四倉PAで、カキフライ定食(が、3つ並んだ)。

南相馬・小高でボランティア(援人 0902便)

避難指示区域だった南相馬市20km圏内を訪れるボランティアは、どんどん減っている。
なぜボランティアは減るのだろう?

メディアが熱量高く報道する間、災害ボランティアは沢山来る。しかし別の自然災害が起これば、より生々しい現場へと移っていく。

原発災害の被災地は、非日常が固着したような場所だ。そこでの活動の地味さ、単調さへの飽きもボランティアが脱落していく理由だろう。

しかしさまざまな公助だけでなくボランティアによる共助も、この町の人がやっていくために必要なのは明らかだ。

どうやったら小高にボランティアが来てくれるだろう? というのが今日の帰りの車中での話題だった。
どういう人なら、いい反応をしてくれるだろう?

どういう伝え方なら、行ってみようかなと思ってくれるだろう?
少なくとも、ずっと足を運ぶという“約束”を守りながら、伝える相手と伝え方について何度でも問い続けることが必要だ。

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