南相馬・小高:依頼主と共に家財廃棄や庭木の伐採 エンガワ商店で「日常」を買う(援人 1009便)

Posted on 2015年10月12日. Filed under: volunteer |

援人号1009便、2015年10月10日土曜日、南相馬市小高区(避難指示解除準備区域)でのお手伝いの記録。

土曜深夜、10人揃って八重洲を出発。うち9人とは、翌日の常総便でも会いそうな予感がした…(ネタをばらすと、この便は元々一泊で2日間小高でお手伝いをしようと企画した便。が、常総の状況を見て急きょ小高弾丸便と常総日帰り便に分割し、小高便のメンバーはそのまま翌日にスライドしたのだ)。
さらに初参加のKさんは千葉外房で、援人の活動にどうしても参加したかったが、23時八重洲帰着では電車がもうない。途中まで行き、漫画喫茶で朝を待つという。
なんだがオーバーヒート気味のメンバーが集まる便だった。

南相馬、早朝。
岩手などで鮭の遡上が始まったというニュースを見て、そろそろ南相馬でも?──と、原町区の新田川のやな場へ行ってみた。

南相馬で災害ボランティア(援人 1009便)

川面をじっと眺めていると、たまに跳ねる姿が見え、最後には一匹だけやな(上り梁)にかかってくれたので、(彼/彼女には気の毒なことだが)皆で喜んだ。

今日のお手伝いは二件。いずれも立ち会いあり。さらに共通していたのは、依頼主ご夫婦もかなり能動的に働いていたことだ。

一件目の依頼は、小高中心部のお宅での被災財搬出、トンバッグ詰め。
伺ってみると、燃える・燃えないに分けた状態の45L袋が家の中の要所にまとめられ、廃棄する家具類は中身が全部空になっているなど、かなり下準備がされていた。

生活再建に向けて(必ずしも即戻るということではないようだが)計画的に、合理的に動いている様子だ。聞くと、被災財を出すのはこれで3回目。今の時期の小高の象徴的なニーズだったのかもしれない。

ピアノなど趣味の話や、嫁入り道具の箪笥や着物を残す選択をされた話をされるときには、やはり被災者の悲哀を感じさせる面もあったが。

南相馬で災害ボランティア(援人 1009便)

廃棄物出しを猛スピードで終えたので、追加で依頼を聞き、ピアノの位置直し(地震でズレたという)、重い家具の下のカーペット剥がし、倉庫内の不要物出しなど、1時間あまり追加でお手伝いができた。
効率よく進めれば、依頼主の満足度をさらに高められる。

昼食時、こないだ小高駅近くにできた「東町エンガワ商店」へ。

南相馬で災害ボランティア(援人 1009便)

ぼくはあえて「歯ブラシ」(と、菓子工房わたなべのお菓子をいくつか)を買ってみた。日常生活の象徴であるアイテムを、この店で買ってみたかったのだ。

昼食を挟んで二件目。中心部から西へ車で5kmほど、農村地帯の大きなお宅で、庭木の剪定、裏庭の木などの伐採、そして法面の草刈り。

南相馬で災害ボランティア(援人 1009便)

ほぼ皆伐の裏庭、法面の草刈りなどはキツいながらもよいペースで進んだが、剪定は時間がかかる割に成果が出づらい。最後は多くのメンバーが応援に入ったが進捗は芳しくなかった。2時間弱しかない中、皆がんばったが、やはり時間は足りず継続となった。

依頼主夫婦はぼくらが伐採した木などを軽トラックにどんどん載せ、廃棄物を置く畑との間を何度も往復。やりがいのあるお手伝いだった。

夕食は常磐道四倉PA「よつくら亭」で。

南相馬で災害ボランティア(援人 1009便)

日替わりの「サバの韓国風煮込み定食」を注文。
ピリ辛のサバはとてもおいしく、大盛りご飯がどんどん進んでしまった。

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