南相馬・小高:草刈りが「草刈り」ではない 雨の中で子犬たちを拾う(援人 0925便)

Posted on 2015年10月6日. Filed under: volunteer |

ボランティアチーム援人、0925便(活動日:2015年9月26日)、福島県南相馬市小高区でのお手伝いの記録。

この日、天気は小雨から曇り、ときどき「小高晴れ」。

朝のマッチングでもらった指示書にあったのは広い雑地二枚(たぶん元は畑だろう。畝のように見えるところもあった)の草刈り、立ち木の一部伐採だった。
しかし後でわかったのだが、センター長はニーズAの指示書を渡し、現場Bの略図を黒板に書いてぼくらに説明。これが混乱の元になった。

南相馬で災害ボランティア(援人 0925便)

午前、Aの場所で非常に速いピッチで刈払機を操り、ゆっくりやれば1日はかかる作業量を、昼前に粗方終わらせられそうになった。
伐採する立ち木の選別に不安があったので、センターに電話。センター長が現場を訪れたときの説明で、今日はBが優先なのだと知らされる。

南相馬で災害ボランティア(援人 0925便)

昼食後、現場Bへと移動。かなり頑張っても1日超の作業量だと予測できた。しかも分け入ってみると、二段の土地の上段は灌木にツルが絡み付き、さらにそれが木質化している。一度ノコで寸断しないと進まない。下段の方は、刈払機ではキツい笹の密集地帯になっていた。
このように、震災から4年半、小高での「草刈り」は字面通りの草刈り作業では済まないことが多い。

南相馬で災害ボランティア(援人 0925便)

結果的に、全体の半分程度の進捗で終わりとなってしまった。

昼前、センター長と本来のBの現場を見に行く道で、家から被災財を外に出し分別している親子の姿が見えた。この家はセンターにニーズを出しているという。が、派遣が追いついていない。

早朝、鹿島区八沢地区の慰霊碑を訪れた。またも周りにゴミが散乱していて、腹を立てながらコンビニ袋2つ分を限度に拾った。
メンバー数人が、その先の濡れた草むらで犬の捨て子たちを見つけた(5匹いて、1匹は冷たくなっていた)。まったく想定外のことだったが(当たり前だが)見捨てられないと判断、まず原町の動物病院で診てもらい(「しが動物病院」さん、早朝なのにありがとうございました!)、小高でのお手伝い後、東京に連れ帰ることにした。

南相馬で災害ボランティア(援人 0925便)

このように、本務である小高のお手伝い以外でも感情の振幅が多い日になった。

朝は雨で、釣り人も1人もいなかった。ぼくらがたまたま観音像に行かなければ4匹の犬もやがて死んでいただろう。大切な命だ。子犬たちはメンバーHさんが乳母となり、やがて皆で手分けして里親を探そうと思っている。

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