南相馬・小高:何度も生えてくる草を刈る 小さな花壇に希望を見る(援人号0704便)

Posted on 2014年7月7日. Filed under: Roundup | タグ: , , |

ボランティアチーム援人、0704便、2014年7月5日土曜日、南相馬・小高でのお手伝いの記録。

雨雲が重く垂れこめ、湿度が高かったこの日。お手伝いは、住宅沿いの共有地などの草刈りだった。かなり広い面積だったためほとんどのメンバーが刈払機を背負い、時間ギリギリまで草刈りを黙々と行った。残りのメンバーはレーキで草を集め、掃くなどのサポートを。
元畑などでなく、家の庭の砂利を敷いているところにもあれだけ草が繁っていたのは初体験だった。

南相馬・小高でボランティア(援人 2014年 0704便)

草を刈っていくと、去年刈られた枯草の山が出てくる場所もあった。

未だ人が帰れない場所で刈ってもまた生えてくる草を何度も刈ることにどんな意味があるのか、と思う人もいるだろう。しかし避難中の方々が久しぶりに自宅に戻ったとき、荒れてしまった地域や自宅を目の当たりにし、帰還する気がなくなってしまったという話を聞くことは、一度や二度ではないのだ。
地域を少しでも元に戻していくためには、公共インフラの復旧や除染作業だけでなく、被災財を片づける、草を刈るなどで町が荒れないようにし、一人でも多くの人が帰りたいと思える状態にしていくことが大切だと思う。

草を刈った住宅群の一角のお宅の庭に、そこだけ彩りが鮮やかな小さな花壇があった。仮設住宅などから通って手入れをされているのだろう。荒れる一方にはしておかない、その日が来たらここに戻る──。そんな思いが込められているように感じた。

南相馬・小高でボランティア(援人 2014年 0704便)

朝、コンビニ前で朝食中に聴いたラジオで、パーソナリティーの大和田新さんがしていた話が印象的だった。

震災の年の夏の大会で、双葉高校と湯本高校が対戦し、双葉の選手が、転校して行った湯本の(元双葉の)選手にヤジられて怒った。すると監督が「彼らも新しい高校の野球部で居場所を見つけようと必死にがんばってるんだ。お前らもがんばれ」と檄を飛ばした、という。

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