あにゅこ(猫)が死んだ朝

Posted on 2014年2月20日. Filed under: 未分類 | タグ: , |

あにゅこが死んだ。

昨夜帰宅するとかなり衰弱しているように見え、暗く静かなところに行きたがったりしたので少し予感がした。

夜中の2時半ごろにふと目が覚め、足元で他の2匹と一緒に寝ているあにゅこに触れてみると、体にあたたかみはあるが、もう硬くなりはじめていた。半目を開いてまどろんでいるような顏だった。

呆然とし、しばらく撫でたり眺めたりしていた。
その後、そっと持ち上げて自分の枕元に移動させ、朝まで一緒に寝た。

あにゅこは灰猫姉妹の中で一番体が小さく、いじめられっ子だった。最初は人間にも慣れていなくて、いつも物陰やソファーの下から覗いているような性格だったが、粘り強く(といってもぼくは猫が大好きなので苦でもなんでもなかったのだが)接しているうち、一番甘えてくるようになった。

Anyuco

15歳ぐらいだっただろうか(途中から一緒に暮らしはじめたので、正確な生まれ年はわからない)。体は強くなかったから、よく生きた方だと思う。

昨日の夜眠りにつく少し前に、あにゅこはふらふらとぼくの顏の方にやってきて、左肩と左頬の間に自分の体を納めた(そこが定位置のひとつなのだ)。そして少し落ち着いた様子で、いつものように自分の額や鼻をぼくの頬や顎にぐりぐりと押し付けてきた。
そのときの感触を思い出すと、あにゅこが傍にいたときの幸せな感覚が湧いてくる。

今朝出社するとき、バスを降りて晴海通りを渡り、ぼんやりした頭で空を眺めながら会社まで歩いた。
ふと、ビル群の後ろにスカイツリーの先端が見えていることに気づいた。この道は何度も通っているのに今まで気づかなかった。

こんなことでもなければ景色もちゃんと見ていなかったのかな、と少し驚いた。

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コメント / トラックバック2件 to “あにゅこ(猫)が死んだ朝”

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見送るのは辛いです。
去年看取ったキンタの事を思い出して涙腺が。。。

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コメントありがとう。何度経験しても慣れないよね。
あにゅこの場合、いつも一緒に寝ている他の猫たちのそばで逝ったので、その点は幸せだったと思う。

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