新潟県三条市に避難中のお宅をお手伝い 午後はハウス解体を続行(援人号 1129便)

Posted on 2013年12月1日. Filed under: 未分類 | タグ: |

援人隊、1129便(活動日:2013年11月30日土曜日)の活動記録。

一件めのお手伝い先は個人宅。避難先である新潟県三条市から片付けのために一時帰宅されたSさん宅で、三条市から同行されたボランティアの方々と共に。

当初の依頼は庭の木の伐採や草刈りだけだったが、奥さんと話をしていくと、駐車場に積まれた不燃ゴミや木の処理もできれば、という話になった。気がかりであってもやはり頼みづらいことは色々あるんだな、と想像する。
プラスティックの衣装ケースなどはハンマーで壊して小さくし、雑木はノコギリで短くして45L袋やトンパックに詰めていく。

お手伝いは午前中で終わり、ご主人との立ち話をした。
家が荒れ果てれば戻る気持ちもなくなってしまうが、だから「遠くに住んでいる者にとって、ボランティアの人たちは頼みの綱なんです」と感謝の言葉をいただく。
また、すぐ近所のあるお宅では(実際にその家です、と教えていただいた)、震災後家を放置していたが、生け垣をボランティアに整えてもらったところご主人がやる気を出し、以後何度も家に通って自ら家を片付けているのだ、とも。

南相馬・小高で庭木伐採・ハウス解体のお手伝い(援人 1129便)

一旦センターに戻り、午後は継続中のお手伝い先、農場のビニールハウスの解体のお手伝いに向かう。

ここは多数のビニールハウス(パイプハウス)が立ち並ぶ大きな農場で、センターからは何日にもわたって合計100人を超えるボランティアが行っている。援人はここは二度めになる。

南相馬・小高で庭木伐採・ハウス解体のお手伝い(援人 1129便)

ハウスはかなり立派な作りで、長さは20~30m、高さも2.5m以上。そして屋根部分(アーチパイプ)の強度アップのため地中15~20cmぐらいのところにパイプが埋まっている。これを残しておくと後で土地を再利用する際の妨げになるため、解体前に取り出さなければならない。この作業は多数のアンカー杭や雑草の根に阻まれながらスコップでひたすら掘り進む力仕事で、とてもハードだ。
慣れてコツを掴めばスピードはどんどん上がってくるが、それでも午後の二時間で終わったのは1.5本分、つまり一つのハウスの3/4だった。

ボランティア以外人気(ひとけ)がない場所でハウスを解体し、更地に戻していく作業はそれなりに没頭することができる作業だ。一方で「まだまだ使える立派なハウスなのに、どうして解体しなければならないんだろう」という虚しさも湧き上がってくる。

原発災害の地・小高での、被災者のさまざまな事情、それゆえの特殊さ。まずはゼロに戻すことで先に進める人もいるのだろう、と考えたい。
ボランティアであるわれわれは、自分たちのお手伝いの意味を信じて足を運びつづけるのみだ。

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