南相馬で瓦礫片付けのお手伝いをし、満開の桜を見る (ボランティアチーム援人)

Posted on 2012年5月27日. Filed under: 未分類 | タグ: , , , , , |

マイクロ援人号4月20日便は、継続的にお手伝いしている福島県南相馬市に行ってきた。

南相馬市鹿島区で瓦礫片付けボランティア Volunteer at Minamisoma (Fukushima pref.), Damaged by the Tsunami of Japan Earthquake and Fukushima Daiichi nuclear plant accident

現場は鹿島区大内の大光溜池。3月にも行った現場の継続だ。マッチングの際に真っ先に指名されたから、センター長は援人がお手伝いした現場だと覚えていたのかもしれない。

南相馬市鹿島区で瓦礫片付けボランティア Volunteer at Minamisoma (Fukushima pref.), Damaged by the Tsunami of Japan Earthquake and Fukushima Daiichi nuclear plant accident

だいぶ片付いている様子も見えたが、瓦礫が多く残されたあたりに入り込もうとすると泥濘に足を取られ、作業終了後に多くのメンバーは泥まみれになっていた。

南相馬市鹿島区で瓦礫片付けボランティア Volunteer at Minamisoma (Fukushima pref.), Damaged by the Tsunami of Japan Earthquake and Fukushima Daiichi nuclear plant accident

この週末、南相馬はちょうど桜が満開となった。原町区の道の駅南相馬に隣接する高見公園でも、桜は見事に開花。早朝、お手伝い終了後の午後、そして夕食後にはライトアップされた姿と、見事な桜を3度も眺めることができた。

南相馬市鹿島区で瓦礫片付けボランティア Volunteer at Minamisoma (Fukushima pref.), Damaged by the Tsunami of Japan Earthquake and Fukushima Daiichi nuclear plant accident

が、桜の木の下で伺うことができた地元の方の話は、淡々としてはいたが、南相馬ならではの出口の見えない問題が垣間見える。
高見公園のすぐ傍には仮設住宅がある。ここには小高区から避難してきた人や、原発災害直後に市を出たがやはり住み慣れた場所にと戻ってきた年配の方などが多く住んでいるという。

高見公園の桜は、今年は特に綺麗に咲いた。桜の下の土を踏む人が少なかったから、木に栄養がより行き届いたのだという。
これほどきれいに桜が咲いているのに、酒宴などはひとつも開かれていなかった。桜の周りの、本来は芝生などで覆われているはずの部分は砂が敷き詰められていた。除染のために芝生は全て取り除かれたらしい。

南相馬市鹿島区で瓦礫片付けボランティア Volunteer at Minamisoma (Fukushima pref.), Damaged by the Tsunami of Japan Earthquake and Fukushima Daiichi nuclear plant accident

今回も、週末1日だけのお手伝いをし南相馬の人の苦衷を少しだけ覗き見た。

この文章を締めくくる適切な結語は思い浮かばない。
ぼく個人はもちろん、ぼくの世代がその行く末を見届けることなどできない過程を目撃しているのだと思う。ただこの問題から目をそらさないためにも、ぼくは南相馬に行き続けたい。「寄り添う」という、こういう状況でよく使われる言葉はまだ自分のものにできないので、ぼくはこれからも「できるだけ傍にいる」ことにしよう。

コメント / トラックバック2件 to “南相馬で瓦礫片付けのお手伝いをし、満開の桜を見る (ボランティアチーム援人)”

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