東北被災地に行く機会がなかった長野・群馬の方、12月9日長野発のボランティアバスに乗りませんか?

Posted on 2011年11月29日. Filed under: 未分類 | タグ: , , , , , , |

【お願い】
長野・群馬にお住まいの方、ぜひこの記事をお読みください。
また、長野・群馬に知り合いがいる方は、ぜひ転送していただけないでしょうか。

これまで東北の震災被災地に行く機会がなかった長野・群馬の人へ

2011年12月9日(金)、長野から陸前高田(岩手県)に向かう「手を貸すぜ東北 信州号」というボランティアバス企画があります。長野・群馬在住で、これまで東北被災地に行く機会がなかった方、ぜひ参加してみませんか?

長野発ボランティアバス信州号
http://shinshuvolbus.jimdo.com/

バスは12月9日(金)の21時に長野駅を出て、東部湯の丸SA(21時50分頃)、佐久おぎのや(22時10分頃)、ハイウェイオアシスららん藤岡(23時15分頃)からも乗車できます。
翌10日に陸前高田でボランティア活動をし、夜は宮城県の気仙沼で温泉入浴、仮設の屋台村「気仙沼横丁」で食事、11日早朝に長野に到着というコースです。

バスの目的地である岩手県陸前高田市は、東日本大震災でこのような姿になりました。

被災地の様子を描写するとき、露骨な表現を使うことにはためらいがあります。現地の人もご覧になる可能性があるからです。が、あえていえば「爆心地」のようです。かつての市中心部は、今はほぼ何もない荒れ地。そして津波を免れた人たちは、山間の仮設住宅で、半壊した自宅で、見なし仮設と呼ばれる借家で、十分な備えもなく厳しい冬を迎えます。

震災被災地が立ち上がるためには、専門スキルの提供から物や心の支援まで、外部の人の手助けがこれから長く必要でしょう。
だから、できるだけ多くの人が、今からでも東北被災地に行ってみるべきです。自らその場に立ち、荒れ果てた場所を見て、瓦礫と埃の臭いを嗅いでみるという強烈な体験は、人が東北被災地と自発的に関係を築くための重要なきっかけになるからです。

ボランティア自体をやったことがない人、運動があまり得意でない人、女性1人、そしてシニアの方まで。あなたにもできることがあります。ほんの少し勇気を出して、参加してみてください。

長野発ボランティアバス信州号
http://shinshuvolbus.jimdo.com/

ぼくが「手を貸すぜ東北 信州号」を応援する理由


この長野発のボランティアバス「手を貸すぜ東北 信州号」は、子育てをしながら働く1人の女性が発案し、なんとか実現しようと奮闘しているものです。
その女性は高井由紀子さんといい、つくば・東京から東北へ毎週向かうレーベン号に2回乗車した経験があります。住んでいる長野からわざわざ東京まで来て参加しました。

レーベン号に乗って現地を見た彼女は、何度でもお手伝いに行きたいけど、東京からの参加はお金がかかりすぎて難しい、それなら地元長野のバス会社とかけあってボランティアバスを──と動いたのです。企画側としては素人でありながら。

彼女は、2回ともぼくがリーダーを務めるレーベン2号に乗りました。そんな縁もあって早い段階で相談を受けたのですが、最初少しだけ「おいおい無茶だなぁ」と感じたものの、「これは全力で応援しよう」と決意しました。そしてレーベン号の有志に相談したところ、数十人が賛同の声をあげてくれました。

陸前高田市気仙町でボランティア(レーベン隊) Volunteer at Kesencho, Rikuzentakata, Iwate pref. Deeply Affected Area by the Tsunami of Japan Earthquake

(写真は、11月18日、レーベン隊の陸前高田市気仙町でのお手伝いの様子です。)

岩手県陸前高田市、宮城県本吉郡の南三陸町、宮城石巻市の牡鹿半島などでは、現地のボランティアセンターはがんばっているのに、訪れるボランティアは減り続けているという現状があります。
東京では震災関連の報道はめっきり減り、街中の「がんばろう日本」といった掛け声も消え去りつつあります。

東北の方と話をすると、「ボランティアより何より『来てくれること』『忘れないでいてくれること』がうれしい」と言われます。ぼくらが現地に行くことが強い励ましになっているのだ、と実感するのです。

ぼく自身はここ数カ月、レーベン号に「初めて東北被災地に行く人」を1人でも多く乗せることをミッションにしています。だから同じ志やアクションを、それが拙く弱いものであっても徹底的に応援したいと思います。
できるだけ多くの人が、苦境にいる東北被災地の人たちと関係を築き、忘れないようにするために。

長野・群馬の方、この文章を読んで感じるものがあったら、ぜひバスに乗りませんか。
(レーベン号リピーターが運営サポートをするので、初心者でも大丈夫。ボランティア経験者の方はもちろん大歓迎です。) 申し込みは以下の告知サイトからお願いします。

長野発ボランティアバス信州号
http://shinshuvolbus.jimdo.com/

12月9日、ぼくはレーベン号に乗るはずですが、ここまでコミットを宣言しているのだから、もし「あと1人で実現」ということになったら信州号に参加申し込みをして長野から乗るつもりです。
そのときは、ぜひお会いしましょう!(^ ^)v

4件のフィードバック to “東北被災地に行く機会がなかった長野・群馬の方、12月9日長野発のボランティアバスに乗りませんか?”

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こんなに素敵に紹介してくれてありがとうございますm(_ _)m
言葉には力が宿ると信じて、ここ最近は『できる』と呟いてます

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11月29日22時30分、あと2人で催行ですね。ぜひ、ぜひ集まりますように!11月25日(金)に福岡からひとりで初参加した私も、熱烈応援しています。バスの中や作業中のボランティア仲間との交流もとても良い経験になりました。迷っている方にお伝えしたいです。「さあ勇気を出しましょう!東北の方々があなたを待っています!」

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ナ力ノ樣のブ口クを讀むたび胸を打たれ淚が出ます.もっともっとボランティアが多くなる樣願いたいと思います.

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