震災復興ボランティア:ネコ車、ツルハシ、そして毎週ボラバスを出すレーベン社長さんのすごい心意気の話

Posted on 2011年5月31日. Filed under: 未分類 | タグ: , , , , , |

ぼくが毎週末に参加中の気仙沼へのボランティアバス、他に参加されている方などとTwitterで話し、お願いしてみた結果、「ネコ車(一輪車)」「ツルハシ(バチツル)」などをバスに用意してもらえることになったー。
(瓦礫撤去ボランティアをしたことがない人にはピンと来ないかもだけど、こういう道具があると効率が全然違うのです。)

参考:
ネコ車 – Google 検索
ツルハシ バチツル – Google 検索

あと、「バスをもう一台」なんて爆弾発言が…。

Tweetにもあるように、ぼくが参加しているのは茨城県小美玉市に拠点を置く「レーベンコーポレーション」さん(中古車販売業)主催のボランティアバスです。
(ググってみると同名の会社がいくつかあるけど、ボラバスを運行しているのは茨城県小美玉市のレーベンさんです)

★茨城発☆ボランティア バス☆進行中!!★
http://rebencorporation.blog.fc2.com/

ブログでの説明はちょっと素朴な感じだし、NGO・NPO主催などではないため、ボランティアには行きたいけど大丈夫かな…と感じる人もいるかもしれない。正直ぼくも、初参加のときはちょっとビビりながらだった。

本業が中古車屋であるレーベンさんが、なぜ毎週ボランティアバスを出すことになったのか? 社長さんから昼食時などに聞いた話を元にまとめると…。

  • レーベンの社長さんは宮城県登米市の出身(ちなみに今年73歳だそうだが、とてもそうは見えない 年齢は冗談だったそうです (^-^;;)
  • 震災後、被災地では中古車が必要・売れると知り、車を持っていってみた。が、現地で異常に相場を釣り上げた商売が行われているのを見て、やめることにした
  • 宮城のために何かできないか考えているうち、社員の方が「ボランティアバス」というのを見つけてきた
  • それなら中古のバスがあればできるじゃないか、ということではじめてみた
  • スタート直後は参加者募集をしても全然集まらなかったが、最近ブログやTwitterの影響かすぐ満席になるようになった

とのこと。

気仙沼へボランティアバス Volunteer Bus to Kesennuma, Miyagi pref.

ぼくの3回のボランティア体験記(その1その2その3)を見てもらえればわかるけど、現地でしっかりボランティアをやるまじめなツアーです。

加えて、実はレーベンさんのボラバスは参加者への気配りがすごい。あんまりここばかり強調するのは本末転倒だけど、ちょっとだけ紹介。

  • バスは大型。元々サロン風になっていた内部を改造したものらしく(?・この辺はちょっと不確か)、座席配置はとてもゆったりで、行き帰りは十分に眠れる。トイレもある
  • 車内のクーラーボックスに水やジュース、バス後部にはなぜかカップラーメンやお湯まで用意され、自由に飲み、食べてくださいと言われる
  • 昼食は自分で用意…のはずなのに、仕出し弁当を出していただけるようになった

参加者は被災地でボランティアがしたくて参加しているので、過分に甘えるムードはもちろんない。
それでもレーベンさんは、この弾丸ツアーを労力・費用持ち出しで(1人4,000円の参加費では、ガソリン代・高速料金さえ賄えるものではないのは明らか)運行するだけでなくボランティア参加者をいろんな形でいたわってくれるのだ。これは本当に頭が下がります。

週1日だけど、すでに通算4回。レーベンのボラバスは、1回約30人として「120人力」分の労力をこれまで被災地に送りこんだことになる。今後500人力、1000人力と増えていくはずだ。
大切なことはそれだけではなく、参加者が被災地で五感を使ってしっかり「感じ」深いシンパシーや「また来よう」「あっちに戻ってもがんばろう」といった思いを持ち帰ることだと思う。

震災後、世の中のタガがちょっと外れたような今の時期は面白い。

スキルやお金があり、3.11以前の常識のまま生きようとする人、もっと縮こまろうとするような人たちもいる中で、勇気を奮って個人プロジェクトをはじめてみたりこの社長さんのように、これまで蓄積した決断力、交渉力、お金などを、隣近所や友人を助けることの延長のように大胆に、でも自然に投じる人もいるからだ。

PS.
まさか自分のブログに「ねこ車」とか「ツルハシ」なんて言葉が並ぶ日が来るとは…(笑)。でも3.11以後の日本だもん、これぐらいのストレッチはしなきゃー、とも思ってます。

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