#webyafor311パーティーからの贈り物を「negau.orgこどもプロジェクト」に届けてきた(と、平時のスキルと混乱時のルールの話)

Posted on 2011年4月18日. Filed under: 未分類 | タグ: , |

#webyafor311パーティーで集まった約50万円の寄付金から、同じウェブ屋である株式会社ワンパクさんがやっているnegau.orgこども支援プロジェクトに5万円分の贈り物を届けるため、中目黒のワンパクさんオフィスに平間さん(@kumin)と行ってきた。

negau.orgにこれから持っていく子どもたちへのプレゼント。 #webyafor311

2人で50セットの色鉛筆とクレヨンを分けて持ち、さらに自分でも買い足した物資(ぼくの場合は鉛筆削り、定規、のり、筆箱、学習帳など)を持って。なかなか重かった。

ワンパクさんの入っているビルに着くと、オフィス内はもちろんオフィス内の廊下、共用部の廊下までさまざまな物資の詰まった段ボールがびっしり積まれている。

ワンパクさんにnegau.org子どもプロジェクトの贈り物が大集合の図。 #webyafor311

阿部さん(@1pacfiresoul)に挨拶し、できたばかりの特製トートバッグ(“笑顔袋”)を見せてもらっていると、すでに各部屋で始まっていた荷物の仕分けをボランティアとして手伝うため、見知ったウェブ屋たちが続々やってくる。頼もしいなぁ。
ので、ぼくらも1時間ほど手伝うことに。ぼくらはお菓子の仕分けを担当し、沢山の段ボール箱からお菓子を見つけ、ビスケット、チョコレート、ラムネ、袋のスナック菓子…と分けていった。

お菓子の陽気なパッケージたちに囲まれ、段ボール箱を開けるとだいたい必ず物資を送ってくれた人の肉筆のメッセージが入っていて、それをついつい読んでしまい、やられた。部屋中が暖色系に見えるような気分だった。

以下、自分用メモ。別に読まなくていいっす。

阿部さんにも会えたので、いつか書こうかなと思っていた、ワンパクさんのnegau.orgについてぼくが感じたことを。

3月11日に大震災が起こった直後から、ウェブを使った沢山の支援プロジェクトが立ち上がり、情報集積サイトの類いも沢山誕生した。それらを進めた人たちの中には、ぼくの知り合いも含め「この人ならきっといざというとき動くだろう」と感じていた人が多く含まれていた。

阿部さん(ワンパク)の立ち上げたnegau.orgは最も早く立ち上がったサイトのひとつだが、告知されたサイトを見てぼくは結構意外だった(同様の感想を持った人は少なくないかも)。
なぜならワンパクはグラフィックやモーション、そして新デバイス向けのコンテンツ、アプリケーションなど、リッチなウェブづくりで知られた会社だから。その会社がいわゆるガラケー向けの、簡素なインタフェースの、得意領域とはいえないであろうサイトを作ったからだ。

「Twitter上にある被災者や被災地に関する沢山の情報をTwitterを知らない方でも携帯電話やスマートフォンで、エリアごとに確認することができます」というこのサイトの目的にある通り、震災直後の混乱の最中、「まず誰に」「どんな情報を届けるのか」を考えればまったく妥当なのだが、ワンパクがこれをやったということにぼくは驚いた。

実はぼくの会社(アークウェブ)でも、震災直後から「ウェブ屋として被災地のために何ができるか」というアイディア出し・検討は何度もやった。が、ぼく自身の発想は“自社の狭い得意分野でできることをやる”を出ることはなかった

このことを振り返って考えたのが「平時のスキル」と「混乱時のルール」だ。

平時のビジネスで、ぼくらは「他社(者)と比べて比較優位にあるもの」「労力対効果が高い領域」に注力するよう訓練されている。仕事だけでなく、たとえばプロボノ(ビジネスのスキルで行うボランティア)などもその発想の枠内にある。

が、今回のような混乱時には、それにこだわることをやめる必要がある(あるいは、混乱の度合いに応じて柔軟に見直す必要がある)。ルールが変わるのだ。平時なら当然流れるはずのリソースもなく、意思決定の仕組みも一時的に壊れたような状況では「目端の利く者が」「取る物も取りあえず」駆けつけるべき状況が生まれる

たとえばぼくはウェブ屋で企画やプロデュースが専門だが、それ以外にも二流・三流レベルであっても幅広くさまざまなITの知識がある。さらには山歩きやランニングで鍛えた平均以上の体力を持つ壮年だ。平時ならざるときには、それら自分が持つあれこれを棚ざらえする必要があるということだ。

もっと頭を使えよ、俺。311直後、明らかにルールは違っていたし、311以後、やがて平時に戻って行くように見えても不可逆的に変わったルールもあるんだよ。それを見つけろ。

別にオチはありません。

広告

Liked it here?
Why not try sites on the blogroll...

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。