TwitterやFacebookからガチなアクティビズムは生まれない? (マルコム・グラッドウェルのコラムから)

Posted on 2010年10月5日. Filed under: 未分類 | タグ: , , , |

Facebookが最近日本でティッピングポイントを超えたってことだけど、「ティッピング・ポイント」の著者マルコム・グラッドウェルがFacebookやTwitterは社会変革を促進しないと(“The New Yorker”誌に)書き、話題になっているんだって。

Tipping Point Author Malcolm Gladwell Says Facebook, Twitter Won’t Lead to Social Change
http://www.readwriteweb.com/archives/tipping_point_author_malcolm_gladwell_says_facebook_twitter_cant_change_world.php

グラッドウェルの元のコラムはこれ。

Twitter, Facebook, and social activism : The New Yorker
http://www.newyorker.com/reporting/2010/10/04/101004fa_fact_gladwell?currentPage=all

ぼくが昨日考えていく! と宣言した(「「ウェブとアクティビズム」について考えていく宣言」)ばかりのウェブとアクティビズムのことが書いてあるので、興味を持って読んでみた。

以下、メモ。

  • ソーシャルネットワークの弱い紐帯から、ハイリスクなアクティビズムが生まれることは滅多にないのだ
  • 市民権運動は強い連帯の中で進められた。それはときに危険や暴力を伴うものだった
  • 現在のソーシャルネットワーク上での“いわゆるアクティビズム”は、リスキーでもないしインパクトも薄い。Facebookの「ダルフールを救え(Save Darfur)」ページには128万人ものメンバーがいるが、1人あたり平均9セントしか寄付していない。他のチャリティでも35セント、15セントなどだ
  • “Facebook activism”は、リアルな献身をしようと人々を動機づけるのではなく、あまり本気で献身したくないときに選ぶような行動を取るように仕向けている
  • イランの選挙のとき盛り上がった“Twitterレボリューション”は? あれはリアルなアクティビズムというよりは、西欧のジャーナリストが英語で書かれた#iranelection(ハッシュタグ)付きのTweetを読み、騒いでいただけのものだ


このコラムはすでに反響を呼び、批判もあるようだ。

時間切れで元のコラムの方は全部読めなかった。
が、ぼくはなかなか説得力があるなぁ、と思った。TwitterやFacebookのようなサービスが持つ「広げる可能性」と「薄める求心力」の問題、具体的には、

  • ある活動を進めていこうというときに、そもそもTwitterやFacebookに乗っかるのか乗っからないのか
  • ソーシャルネットワークは世の流れなので活用するにしろ、単に「広く薄く」ではない戦略はとれないのか?

あたりを考えてみる価値がありそうだ。

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