[company] 企業観

Posted on 2008年1月20日. Filed under: Company | タグ: , |

やってる場合じゃないが、今取り組んでる問題を考えるにあたり強く響いたのでメモ。
自分がどんな世界に生きているかについての認識を深め、自分がしうることを考え、襟を正すため。

北尾吉孝氏の、以下の著作より。


企業間の完全競争を前提とする古典派の経済学の世界では、限界収入と限界費用が等しくなる生産量で利潤が極大化され、いわゆる「見えざる手」、すなわち市場メカニズムが働き、資源の有効配分が実現される。そして、この世界では、私益は公益に通じ、社会的公正も実現されるわけである。この古典派の経済学を基にした古典的経営学の下では、企業はその企業の所有者に最も有利となるように働きさえすれば、他の従業員や顧客のことなど無視すればよいのである。

ところが、我々の現実の世界は、市場メカニズムが有効に機能せず、私益が公益に一致するということはないのである。そうなると現実的な新しい企業観に基づく経営学が必要となるわけだ。現在の主流となっている経済学では、経営者はその企業の所有者のエージェントではなく、その企業を取り巻くステークホルダーと呼ばれる株主、従業員、顧客、取引先、地域社会といった利害関係者の間の利害を調整し、企業価値プロセスの活性化を図らなければならないとされている。

まだ続くんだけど。

まあ経営者としては当たり前に持つべき視点だ。が、「今何をすべきか」を、「それがどうして求められてきたか」とあわせて考えることでより腑に落ちる、という収穫があった。

またこのフレームワークは、ノンプロフィットも含め、自分が今関わっているあらゆる活動、団体、事業体に適用できるものか。実はしばらく前から、ちゃんと適用できるしそうすることは有効だと思い込んでいるんだけど、そういうメタな視点で自分がやっていることを見直すことを続けようと思う。

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