WebSig勉強会「広告とWebサイトデザイン」:わかりやすい言葉でプロジェクトの核を共有する

Posted on 2007年12月17日. Filed under: WebSig24/7 | タグ: |

先週の土曜日(2007年12月16日)は、WebSig24/7の今年最後の勉強会で、テーマは「広告とWebサイトデザイン」。会場は秋葉原のデジタルハリウッド2号館、参加者は約100人でした。

第17回WebSig会議「広告とWebサイトデザイン-アイデアを実現するクリエイティブ-」 (WebSig24/7)
http://websig247.jp/meeting/17/000077.html

WebSig conference @ 07.12.15

講演していただいたのは電通の高草木博純さん、カイブツの木谷友亮さん。お二人はナショナルクライアントを中心にすごい事例をお持ちです(具体的顧客名は会場でのみ、というお約束)。プレゼン資料にあまり頼らず話を進めていくスタイルで、聴く側としてもほどよく考えながら集中することができました。

ぼくはtwitterでwebsig247アカウント宛てに感想を呟き、他の参加者と共有しながらローカルでもメモを取っていました。twitterでの感想はこんな感じ。

Twitter / NAKANO Hajime: .@websig247 言葉づかいがやさしい。クライア…
http://twitter.com/nakano/statuses/502709692
Twitter / NAKANO Hajime: .@websig247 もっとぼくらもお客さん側の言葉…
http://twitter.com/nakano/statuses/502729632

メモの中から印象に残った点をいくつか。

  • (失敗した商品やサービスに)いかにしたら関心をもう一度持ってもらえるか?
    -広告のキャッチコピーで盛り立てても、その商品に接した瞬間にバレる。ならば中身に期待してもらうプロモーションを。
  • Webをつくるプロジェクトは、「これをやりたい」を(顧客、制作スタッフ問わず)全員の真ん中に見つけられたらうまく行く。
  • (プロジェクトにはいろんな人が参加するが)コミュニケーションの専門家から見て面白いこと、Webやネットワークの方から考えて面白いことが重なり合うところがあるはず。そこを探そう。
  • プランニング過程では、ラフやカンプの完成度を上げることに時間をかけない。打ち合わせのその場で手描きラフ(ポンチ絵)を描き、皆で「それいいね」の盛り上がりを作ることが大切。
  • 「一緒にこれやりたい」が固まるとエンジンがかかる。「こういう風にやったら面白くない?」「できるかなぁ?」「やってみよう!」になる。
  • (超絶的なテクニックでもなければ)アナログ素材の準備、撮影、合成などに手間をかける。
  • フィジカルなもの、できるだけ手触りが感じられるような表現を大切にする。
  • ぼくら(Webをつくる人)はアウトプットが全て。納得のいかない事例でも、世に出れば一人歩きしてしまう。だから自分の中でクオリティの基準を持つべき。
  • 企業がWebづくりのパートナーを選ぶ際は、「ぶっちゃけてどうなのよ」と言える信頼関係を築けるかどうかが鍵。

今回の講演では、Webをつくりはじめる前にクライアントと「なにをどういう風に伝えるか」を丁寧に話し合うプロセスが何度も出てきました。

ぼく自身、普段の仕事でそこをおろそかにしているつもりはないけど、案件によってはそこまで前のめりにならない場合もあります。また、お客様との打ち合わせの場でそのプロセスを「上流工程」などと呼んでしまったりするセンス、それそもそもどーなの? と反省しました。高草木さんの「やさしくて、伝わる」話しぶりにクライアントがうなづく姿を想像して、自分ももっとクライアント側の言葉を使う必要があるなぁ、と感じたわけです。

わかりやすく、かつ発想をかきたてるような引っかかりもあるフレーズで、クライアントとこれからから進めるプロジェクトのコアな価値を共有すること。これは当たり前のことながらWeb屋はあんまりできていない。だからすごく重要なんじゃないか、と思ったわけです。

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