[marketing] 映画「インサイド・マン」のプロダクトプレイスメント

Posted on 2006年10月29日. Filed under: 未分類 | タグ: , |

インサイド・マン
http://www.insideman.jp/index.php

DVDで「インサイド・マン」を観た。

スパイク・リーは追いかけておきたい監督の一人だ。先日米国出張帰りの飛行機の中で観ようと思ったけど、あらすじを読むと複雑な話らしく、英語版をヒアリングできる自信がないので諦めていた。

楽しみにしていた映画だったが、プロダクトプレイスメントを意識して観ると結構露骨だった。意識してというより、冒頭のシーンでiPodの露出がしつこかったので、ついついその点を意識しながら観続けることになったのだ。

Inside Man – Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Inside_Man

There are several instances of product placement in the film, such as the aforementioned iPod, the DELL computer boxes covering the entrance to Dalton’s ‘cell’, Madeline White’s Apple Cinema Display, the Sony PSP owned by the little boy, and the Chevrolet van used to transport the crew to the bank. Also, Poland Springs water and Wrigley’s Juicy Fruit were shown.

ということらしい。

映画における露骨なプロダクトプレイスメントが気になったり、腹が立ったとネットで表明している人はどれくらいいるんだろう、と思ってちょっとググってみた。

The Song Lives On: The Island
http://www.tdmax.com/MT2/archives/001733.html
acha-yoh.blog | アイランド
http://achayoh.jugem.cc/?eid=602

この人たちは「アイランド」でのプロダクトプレイスメントに不快を表明している。
確かにすごかった記憶があるが、商業的マテリアルに取り巻かれた近未来、って雰囲気を出すのに貢献していたように思うので、ぼくは違和感はなかった。PUMAの靴が出てきたシーンなどは「お! 欲しい」と思ったぐらい。

立てば困惑座れば欺瞞歩く姿は木瓜の花
http://blog.livedoor.jp/richmansfrug/archives/2005-05.html

「キャスト・アウェイ」を筆頭に、いろいろ。

「BOURNE IDENTITY」 – Junior’s blooming days.
http://junior-f-cup.vox.com/library/post/bourne-identity.html

「ボーン・アイデンティティ」について。

こういう記事もあった。

映画のコーブランディング
http://www.nitch.net/archive/200111/0718.php

確かに記憶されるのはいいことだと思うし、「長期間コストエフェクティブ」というのも納得しかかるが、たとえばAppleの例を考えてみる。

Infinite Loop: Apple takes first place in product placement
http://arstechnica.com/journals/apple.ars/2006/4/14/3590

Appleはこの手の露出をとてもがんばっているようで、劇中にApple製PCが登場する機会は本当に多い。現実のシェアから見れば不自然なほど多い。

しかし個人的には、ハイテクだとか近未来を扱ったちょっと古い映画などに分厚いPowerBookが登場していたりするのを見ると、「がんばったんだねぇ」「わ、ダサ」ぐらいしか感じない。映画内でのプロダクトプレイスメントは、リーチは広いだろうが露出する期間をコントロールすることはできない。新陳代謝の激しい商品/サービスを扱う業種にとって、これってどうなんだろうな、と思う。

映画への広告の侵攻そのものがダメ、という過敏な人は別にしても、映画の本筋にほとんど関係なく何度も登場するブランドロゴ、それによる刷り込み効果って意味あるんだろうか、と思う。記憶の多くは、記憶したときの感情と共に思い起こすものだし。

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