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	<title>du pope : NAKANO Hajime's Blog</title>
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	<description>"Six million ways to die. Choose one!"</description>
	<pubDate>Wed, 11 Jun 2008 08:56:28 +0000</pubDate>
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	<language>ja</language>
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		<title>「Webアクセシビリティ 標準準拠でアクセシブルなWebサイトを構築/管理するための考え方と実践」の攻略法(またはチートシート)</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/06/11/web-accessibility-web-standards-and-regulatory-compliance/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/06/11/web-accessibility-web-standards-and-regulatory-compliance/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 11 Jun 2008 08:33:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Accessibility]]></category>

		<category><![CDATA[book]]></category>

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		<description><![CDATA[

Ahchan on Web Accessibility book
Originally uploaded by jetalone
「Webアクセシビリティ 標準準拠でアクセシブルなWebサイトを構築/管理するための考え方と実践」を、ようやく全部読み終わった。600ページを超える大部で、重さは2kg近い。
この黄緑本(題名が長く適当な略称も思いつかないので、「黄緑本(きみどりほん)」と呼ぶ。勝手に付けたもので、ラクダ本やシロクマ本のような通称ではな いので注意)、評判はいいので、ウチ((株)アークウェブ)の社員をはじめ、意欲あるWeb屋の積ん読リストに収まっているケースが多いだろう。
Amazon.co.jp：Webアクセシビリティ 標準準拠でアクセシブルなWebサイトを構築/管理するための考え方と実践
http://www.amazon.co.jp/dp/4839922209/arkweb-22/ref=nosim
原著(&#8221;Web Accessibility: Web Standards and Regulatory Compliance&#8220;)は2006年7月に書かれ、日本語訳は2007年10月に出版と、やや古くなっている部分もあるはずだけど、とてもよい本だ。1人でも多くのWeb屋が、この本に取り組んでくれることを願う。
訳者代表である渡辺隆行さんは、序文でこんなことを書いている。
「
Webコンテンツのアクセシビリティ・ガイドラインはこのように整備されたが、世の中にあるWebサイトのアクセシビリティはそれほど進んでいない。(&#8230;)Ajaxに代表されるダイナミックなインタラクションが普及しつつある今日、このままでは日本のWebアクセシビリティが欧米で実現しているレベルから取り残されてしまうという危機感を我々は持っている。
」(16ページ)
多数の著者による共著であるせいもあってか、読み進みながら「この章は必読だな」「ここはあっさりしすぎ」などいろんな感想を抱いた。そこで、ぼくなりに各章の重要度をリスト化して攻略法(チートシート?)っぽくまとめてみることにした。
基準は以下の通り。

A：精読が必要
B：読む価値はあるが、拾い読みや速読推奨
C：勉強熱心なら読め

このリストを参考にしながら、まずはAの章だけは精読することを心がけ、黄緑本に取りかかろう。
このエントリーは主に弊社スタッフに向けて書くものだけど、同時に、この本を読むべき多くのWeb屋たちにもシェアする価値があると思い、オープンにしておく。


序文：アクセシビリティの課題, 日本語版翻訳者による序文, 著者紹介, 翻訳者紹介【C】

著者、訳者の方々はリスペクトすべきだと思うんだが、ここで挫折してしまうリスクを考慮してCに。この後の章を読んで、著者の主張に心打たれたり、首をひねったりしたときには眺めてみてもいいかも。


Introduction はじめに【C】

「なぜ、アクセシビリティを気にしなければならないのか」などいい示唆もあるんだけど、ここも挫折リスクを考えてC。ただ「認知障害のある人のアクセシビリティについては他書に譲り、この本では扱わない」(40ページ)という指摘については、ここで留意しておこう。


第1章 Webアクセシビリティを理解する【A】

Webアクセシビリティがどんな人たちに恩恵をもたらすか、どんな社会的意義があるのか、ビジネスにおけるメリットは、などを解説した章。長いけど必読。
「たいていの人は、一時的あるいは生涯にわたる障害を人生で経験し、アクセシブルな技術の恩恵を受けるだろう」「アクセシビリティに欠けるサイトがもたらす社会的な不平等とアクセシブルなWebの障害者に対する影響力を理解すれば、Webアクセシビリティに対して自分の役割を果たしたくなるだろう」(いずれも88ページ)などは、身が引き締まる指摘だ。


第2章 法律およびガイドライン概論【B】

WCAG(Web Contetnt Accessibility Guidelines)や米国リハ法508条についてまったく知らなければこの先の実装編も厳しいので、ここに概略を持ってきたのか。まずはざっと読み流そう。で、後で「第17章 世界のアクセシビリティに関する法律と政策」「付録B リハ法508条電子情報技術標準ガイド」と合わせて復習するといいかも。


第3章 大企業におけるアクセシビリティの実装【C】

企業サイトでアクセシビリティ対応を定着させていくためにはチーム編成が大切、という話。あまり新味はないと思う。「第15章 サイト改善のケーススタディ：大学のWebサイトのリデザイン」の後などに位置づけられるべきで、なぜここにあるんだろう。


第4章 アクセシブルな技術の概要【B】

HTMLとXHTML、CSS、JavaScriptなどの概要。Web制作者であればざっと拾い読みするぐらいで。


第5章 支援技術：スクリーンリーダーとブラウザ【A】

この章は、IBMで元々DOS用のスクリーンリーダーを最初に作ったJim Thatcher氏が執筆。スクリーンリーダー、音声ブラウザ、画面拡大などの技術の概説といったところ。ここと一緒に「付録D　日本のスクリーンリーダー」も読んでしまう方が、一気にわかりそう。


第6章 アクセシブルなコンテンツ【A】

この章の前半は、特に画像の等価テキストの解説に紙数がたっぷり割かれていて、正直お腹いっぱいになる。が、一度この章を読んだら、以後この問題をいい加減に扱う気にはなるまい。また「アクセシブルなテーブルを作る」という節も、音声ブラウザユーザーがテーブル(レイアウトテーブルでなくデータテーブル)をどう“読む”のかを知る上でとても参考になる。


第7章 アクセシブルなナビゲーション【A】

音声ブラウザでのリニアライズ(「読み上げ順序は、あなたが実際に目にしているページの表示とほとんど関係がない」(217ページ))、ナビゲーションリンクのスキップ、イメージマップ、リンクなど基本的要素の解説。


第8章 アクセシブルなデータ入力【A】

サイト訪問者、サイト運営者双方にとってデータ入力の部分は最も重要、というわけでここは必読。不適切にコーディングされたフォームがいかに滅茶苦茶に読み上げられてしまうかなどは、すべてのWeb屋が知るべき。
最後の「日本語環境でのフォームの読み上げテスト」も有用。


第9章 アクセシブルなWebページのためのCSS【A】

CSSがいかにアクセシビリティに貢献できるか、という話。Tipsの寄せ集めという感じもあるけど、画像置換テクニックとしての「sIFR(Scalable Inman Flash Replacement)」や「フォーム要素のための見えないラベル」といった話は面白い。


第10章 アクセシブルなJavaScript【B】

JavaScriptのサンプルコードが出てくるので、正直最も理解しづらかった章。本当はAにしたいが、非プログラマが乗り越えるためにはサンプルコード類はある程度すっ飛ばすべきという意味でBに。
「ふるまいのレイヤー」、JavaScriptで新規ウィンドウを開く際の書き方などは参考になった。Ajaxの登場で最近多用される「使っている最中に変わり続けるフォーム」についても。


第11章 アクセシブルなFlash【A】

Flashについては外部仕様ぐらいしか関わらないディレクターなどにとっても有用な内容。ぼくはMSAA(Microsoft Active Accessibility)について、この章で初めて知った。
“一時的に読み上げ順序から外す”とか、“段階的に情報を提供する”といった実装テクニックは、単純にコンテンツをリニアライズ(線形化)するという作業に留まらず、晴眼者であれば複数の情報やアクションをほぼ同時に捕捉可能な“リッチコンテンツ”を音声ブラウザのユーザー向けに再設計するタスクの一部であり、それはもはやUX(ユーザーエクスペリエンス)の領域じゃないかと思ったり。


第12章 PDFのアクセシビリティ【A】

PDFは、日本の企業サイトなどでもコンプライアンスを考慮した資料などの配布に多用されているが、「アクセシビリティを確保するには、作成者がそのドキュメントに対して通常以上に注意を払わなければならない」(408ページ)。というわけで、この章はとても参考になった(Adobe Reader 7.0、Adobe Acrobat 7.0 Professionalの時点の話であり、2008年6月現在それぞれAdobe Reader 8.1.2、Adobe Acrobat 9 Proとなっているが)。
やや横道だが、AdobeがPDFのアクセシビリティに注力しているのもアメリカにはリハ法があるからであり、そういう縛りが弱い日本のサードパーティ製のPDF作成ツールは大丈夫なんだろうか? [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><div style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:10px;"><a title="photo sharing" href="http://www.flickr.com/photos/jetalone/2560200639/"><img style="border:solid 2px #000000;" src="http://farm4.static.flickr.com/3100/2560200639_994e82e946_m.jpg" alt="" /></a><br />
<span style="font-size:0.9em;margin-top:0;"><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/jetalone/2560200639/">Ahchan on Web Accessibility book</a></span><br />
Originally uploaded by <a href="http://www.flickr.com/people/jetalone/">jetalone</a></div>
<p>「<strong>Webアクセシビリティ 標準準拠でアクセシブルなWebサイトを構築/管理するための考え方と実践</strong>」を、ようやく全部読み終わった。600ページを超える大部で、重さは2kg近い。</p>
<p>この黄緑本(題名が長く適当な略称も思いつかないので、「黄緑本(きみどりほん)」と呼ぶ。勝手に付けたもので、ラクダ本やシロクマ本のような通称ではな いので注意)、評判はいいので、ウチ((株)アークウェブ)の社員をはじめ、意欲あるWeb屋の積ん読リストに収まっているケースが多いだろう。</p>
<p><strong>Amazon.co.jp：Webアクセシビリティ 標準準拠でアクセシブルなWebサイトを構築/管理するための考え方と実践</strong><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4839922209/arkweb-22/ref=nosim">http://www.amazon.co.jp/dp/4839922209/arkweb-22/ref=nosim</a></p>
<p>原著(&#8221;<strong>Web Accessibility: Web Standards and Regulatory Compliance</strong>&#8220;)は2006年7月に書かれ、日本語訳は2007年10月に出版と、やや古くなっている部分もあるはずだけど、とてもよい本だ。1人でも多くのWeb屋が、この本に取り組んでくれることを願う。</p>
<p>訳者代表である渡辺隆行さんは、序文でこんなことを書いている。</p>
<p>「</p>
<blockquote><p>Webコンテンツのアクセシビリティ・ガイドラインはこのように整備されたが、世の中にあるWebサイトのアクセシビリティはそれほど進んでいない。(&#8230;)Ajaxに代表されるダイナミックなインタラクションが普及しつつある今日、このままでは日本のWebアクセシビリティが欧米で実現しているレベルから取り残されてしまうという危機感を我々は持っている。</p></blockquote>
<p>」(16ページ)</p>
<p>多数の著者による共著であるせいもあってか、読み進みながら「この章は必読だな」「ここはあっさりしすぎ」などいろんな感想を抱いた。そこで、ぼくなりに各章の重要度をリスト化して攻略法(チートシート?)っぽくまとめてみることにした。<br />
基準は以下の通り。</p>
<ul>
<li><strong>A</strong>：精読が必要</li>
<li><strong>B</strong>：読む価値はあるが、拾い読みや速読推奨</li>
<li><strong>C</strong>：勉強熱心なら読め</li>
</ul>
<p>このリストを参考にしながら、まずはAの章だけは精読することを心がけ、黄緑本に取りかかろう。</p>
<p>このエントリーは主に弊社スタッフに向けて書くものだけど、同時に、この本を読むべき多くのWeb屋たちにもシェアする価値があると思い、オープンにしておく。</p>
<p><span id="more-118"></span></p>
<ul>
<li><strong>序文：アクセシビリティの課題, 日本語版翻訳者による序文, 著者紹介, 翻訳者紹介【C】</strong>
<ul>
<li>著者、訳者の方々はリスペクトすべきだと思うんだが、ここで挫折してしまうリスクを考慮してCに。この後の章を読んで、著者の主張に心打たれたり、首をひねったりしたときには眺めてみてもいいかも。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>Introduction はじめに【C】</strong>
<ul>
<li>「なぜ、アクセシビリティを気にしなければならないのか」などいい示唆もあるんだけど、ここも挫折リスクを考えてC。ただ「<strong>認知障害のある人のアクセシビリティについては他書に譲り、この本では扱わない</strong>」(40ページ)という指摘については、ここで留意しておこう。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第1章 Webアクセシビリティを理解する【A】</strong>
<ul>
<li>Webアクセシビリティがどんな人たちに恩恵をもたらすか、どんな社会的意義があるのか、ビジネスにおけるメリットは、などを解説した章。長いけど必読。<br />
「<strong>たいていの人は、一時的あるいは生涯にわたる障害を人生で経験し、アクセシブルな技術の恩恵を受けるだろう</strong>」「<strong>アクセシビリティに欠けるサイトがもたらす社会的な不平等とアクセシブルなWebの障害者に対する影響力を理解すれば、Webアクセシビリティに対して自分の役割を果たしたくなるだろう</strong>」(いずれも88ページ)などは、身が引き締まる指摘だ。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第2章 法律およびガイドライン概論【B】</strong>
<ul>
<li>WCAG(Web Contetnt Accessibility Guidelines)や米国リハ法508条についてまったく知らなければこの先の実装編も厳しいので、ここに概略を持ってきたのか。まずはざっと読み流そう。で、後で「第17章 世界のアクセシビリティに関する法律と政策」「付録B リハ法508条電子情報技術標準ガイド」と合わせて復習するといいかも。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第3章 大企業におけるアクセシビリティの実装【C】</strong>
<ul>
<li>企業サイトでアクセシビリティ対応を定着させていくためにはチーム編成が大切、という話。あまり新味はないと思う。「第15章 サイト改善のケーススタディ：大学のWebサイトのリデザイン」の後などに位置づけられるべきで、なぜここにあるんだろう。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第4章 アクセシブルな技術の概要【B】</strong>
<ul>
<li>HTMLとXHTML、CSS、JavaScriptなどの概要。Web制作者であればざっと拾い読みするぐらいで。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第5章 支援技術：スクリーンリーダーとブラウザ【A】</strong>
<ul>
<li>この章は、IBMで元々DOS用のスクリーンリーダーを最初に作ったJim Thatcher氏が執筆。スクリーンリーダー、音声ブラウザ、画面拡大などの技術の概説といったところ。ここと一緒に「付録D　日本のスクリーンリーダー」も読んでしまう方が、一気にわかりそう。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第6章 アクセシブルなコンテンツ【A】</strong>
<ul>
<li>この章の前半は、特に画像の等価テキストの解説に紙数がたっぷり割かれていて、正直お腹いっぱいになる。が、一度この章を読んだら、以後この問題をいい加減に扱う気にはなるまい。また「アクセシブルなテーブルを作る」という節も、音声ブラウザユーザーがテーブル(レイアウトテーブルでなくデータテーブル)をどう“読む”のかを知る上でとても参考になる。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第7章 アクセシブルなナビゲーション【A】</strong>
<ul>
<li>音声ブラウザでのリニアライズ(「<strong>読み上げ順序は、あなたが実際に目にしているページの表示とほとんど関係がない</strong>」(217ページ))、ナビゲーションリンクのスキップ、イメージマップ、リンクなど基本的要素の解説。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第8章 アクセシブルなデータ入力【A】</strong>
<ul>
<li>サイト訪問者、サイト運営者双方にとってデータ入力の部分は最も重要、というわけでここは必読。<strong>不適切にコーディングされたフォームがいかに滅茶苦茶に読み上げられてしまうか</strong>などは、すべてのWeb屋が知るべき。<br />
最後の「日本語環境でのフォームの読み上げテスト」も有用。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第9章 アクセシブルなWebページのためのCSS【A】</strong>
<ul>
<li>CSSがいかにアクセシビリティに貢献できるか、という話。Tipsの寄せ集めという感じもあるけど、画像置換テクニックとしての「<a href="http://www.mikeindustries.com/blog/archive/2004/08/sifr">sIFR(Scalable Inman Flash Replacement)</a>」や「フォーム要素のための見えないラベル」といった話は面白い。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第10章 アクセシブルなJavaScript【B】</strong>
<ul>
<li>JavaScriptのサンプルコードが出てくるので、正直最も理解しづらかった章。本当はAにしたいが、非プログラマが乗り越えるためにはサンプルコード類はある程度すっ飛ばすべきという意味でBに。<br />
「ふるまいのレイヤー」、JavaScriptで新規ウィンドウを開く際の書き方などは参考になった。Ajaxの登場で最近多用される「使っている最中に変わり続けるフォーム」についても。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第11章 アクセシブルなFlash【A】</strong>
<ul>
<li>Flashについては外部仕様ぐらいしか関わらないディレクターなどにとっても有用な内容。ぼくは<strong>MSAA(Microsoft Active Accessibility)</strong>について、この章で初めて知った。<br />
“<strong>一時的に読み上げ順序から外す</strong>”とか、“<strong>段階的に情報を提供する</strong>”といった実装テクニックは、単純にコンテンツをリニアライズ(線形化)するという作業に留まらず、晴眼者であれば複数の情報やアクションをほぼ同時に捕捉可能な“リッチコンテンツ”を音声ブラウザのユーザー向けに再設計するタスクの一部であり、それはもはや<strong>UX(ユーザーエクスペリエンス)の領域じゃないか</strong>と思ったり。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第12章 PDFのアクセシビリティ【A】</strong>
<ul>
<li>PDFは、日本の企業サイトなどでもコンプライアンスを考慮した資料などの配布に多用されているが、「<strong>アクセシビリティを確保するには、作成者がそのドキュメントに対して通常以上に注意を払わなければならない</strong>」(408ページ)。というわけで、この章はとても参考になった(Adobe Reader 7.0、Adobe Acrobat 7.0 Professionalの時点の話であり、2008年6月現在それぞれAdobe Reader 8.1.2、Adobe Acrobat 9 Proとなっているが)。<br />
やや横道だが、AdobeがPDFのアクセシビリティに注力しているのもアメリカにはリハ法があるからであり、そういう縛りが弱い日本のサードパーティ製のPDF作成ツールは大丈夫なんだろうか? 今度調べてみたい。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第13章 アクセシビリティ・テスト【A】</strong>
<ul>
<li>「<strong>アルゴリズム(自動化テスト)</strong>」と「<strong>人間による判断</strong>」を併用することを踏まえ、リハ法508条に対応する項目についてどうテストすべきか、という内容。具体的なフレームワークの解説があるのかと期待していたがあっさりとした内容で、その点は残念。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第14章 WCAG 2.0の紹介【A】</strong>
<ul>
<li>2008年中にはW3Cの正式勧告になるといわれるWCAG 2.0についての解説。WCAG 1.0に比べて量は膨大で「漸進的というより革新的」(476ページ)であり、ともかく大変そうなことがわかる。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第15章 サイト改善のケーススタディ：大学のWebサイトのリデザイン【B】</strong>
<ul>
<li>イギリスのサルフォード大学のWebサイトを使ったケーススタディ。紙カタログに似せたデザインマナーの変更、複雑なテーブルレイアウトを適切にリニアライズ(線形化)できるよう修正、JavaScriptの修正などのプロセスを詳述。ただちょっと古い事例なので、拾い読み程度で。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第16章 米国のWebアクセシビリティに関する法律の詳細【B】</strong>
<ul>
<li>前半はADA(The Americans with Disabilities Act：障害をもつアメリカ人法)に基づく訴訟の判例、後半はリハビリテーション法508条の解説。ちなみにこの章と、続く17章を書いているのは、アクセシビリティのテストツールにちょっと詳しい人なら知っている&#8221;<a href="http://www.contentquality.com/">Cynthia Says</a>&#8220;のCynthia D. Waddellさんだ。<br />
この章の翻訳はちょっとわかりづらい。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>第17章 世界のアクセシビリティに関する法律と政策【B】</strong>
<ul>
<li>グローバル企業のWebサイト構築に関わっていたりしなければ実利は薄いが、W3C、WAI、WCAGを事実上の標準として受け入れるヨーロッパと、アメリカの違いがわかって興味深かった。<br />
また、改めて世界のこれだけの国でアクセシビリティの法制化・規格化が進んでいる事実を知れば、やる気が湧くという効用もある。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>付録A 用語集【B】</strong>
<ul>
<li>最初からきちんと読んでくれば頭に入っている語句ばかりだが、復習も兼ねて読もう。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>付録B リハ法508条電子情報技術標準ガイド【B】</strong>
<ul>
<li>「リハ法508条電子情報技術標準ガイド」(日本語訳：<a href="http://www.access-board.gov/sec508/language/japanese.html">第1194部－電子情報技術のアクセシビリティスタンダード</a>)から、Web制作者に関係がある部分だけ抜き出し、解説したもの。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>付録C PAS78 アクセシブルなWebサイトの委託制作実践ガイドの概要【C】</strong>
<ul>
<li>あっさりとした説明で、考え方が特に参考になるというわけでもない。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>付録D　日本のスクリーンリーダー【A】</strong>
<ul>
<li>95Reader、PC-Talkerの使用法が解説されている。上述したが、この部分はできれば「第5章 支援技術：スクリーンリーダーとブラウザ」と合わせて読んでしまいたい。<br />
日本のスクリーンリーダーはHTMLの構造を利用したナビゲーション機能が弱いため、「<strong>Web制作者がガイドラインで要求されている以上の配慮をしなければならないことがある</strong>」(631ページ)という指摘は重要だと思う。</li>
</ul>
</li>
<li><strong>付録E 日本におけるWebアクセシビリティの最新動向【A】</strong>
<ul>
<li>短いが、高齢者大国・日本の状況を踏まえたJIS X 8341-3の特長、「みんなの公共サイト運用モデル」、来るべきWCAG 2.0に向けた国際協調の話など、重要な点を押さえている。</li>
</ul>
</li>
</ul>
<p>以上、それなりに悩んで優先度を付けてみた結果、全22パートのうち、<strong>A(精読が必要)は12パートと半分になった</strong>(ページ数だともっと多いが)。で、B(読む価値はあるが拾い読みや速読で)は8パート、C(勉強熱心なら読め)が3パート。</p>
<p>少し気が軽くなったんじゃないだろうか。ともかく、Aの部分は絶対読んでほしいんだ。<br />
読んだら少し先へ進み、スタートラインに立てる。そうしたら、ぼくらの現実の制作物を少しずつ変えていこう。</p>
<img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/categories/nakanohajime.wordpress.com/118/" /> <img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/tags/nakanohajime.wordpress.com/118/" /> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gocomments/nakanohajime.wordpress.com/118/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/comments/nakanohajime.wordpress.com/118/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godelicious/nakanohajime.wordpress.com/118/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/delicious/nakanohajime.wordpress.com/118/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gostumble/nakanohajime.wordpress.com/118/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/stumble/nakanohajime.wordpress.com/118/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godigg/nakanohajime.wordpress.com/118/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/digg/nakanohajime.wordpress.com/118/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/goreddit/nakanohajime.wordpress.com/118/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/reddit/nakanohajime.wordpress.com/118/" /></a> <img alt="" border="0" src="http://stats.wordpress.com/b.gif?host=nakanohajime.wordpress.com&blog=478577&post=118&subd=nakanohajime&ref=&feed=1" /></div>]]></content:encoded>
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			<media:title type="html">nakano</media:title>
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	</item>
		<item>
		<title>WebSigエコピ：「Redmine」がイシュー管理システムとして優れている5つの点</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/29/websig%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%94redmine/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/29/websig%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%94redmine/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 29 May 2008 01:03:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[WebSig eco &amp; peace]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/29/websig%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%94redmine/</guid>
		<description><![CDATA[

WebSigエコピ@Redmine
Originally uploaded by jetalone
メモ＆シェアです。
WebSigエコ＆ピース( mixiコミュニティ )では、１カ月ぐらい前からタスク管理システムとしてRuby on Railsベースの「Redmine(レッドマイン)」を使いはじめた。
WebSigエコピ@Redmine
http://209.20.67.154/
システム開発の世界では昔からWebベースのBTS(Bug Tracking System：バグ管理システム)の利用は比較的ポピュラーで、デザインなどのクリエイティブ要素を含む開発現場でも最近はよく使われていると思う。
ウチ(アークウェブ)では、プロジェクトのドキュメント管理・ナレッジ共有にはPukiWikiを使い、タスクのトラッカーとしてはTracを使ってきた。で、Redmineについて調べていくと、エコピについて悩んでいた、

複数のNGO/NPOのWeb構築プロジェクトのタスクを、少ない手間で同時に俯瞰できるトラッカーがほしい
また、個人の貢献を簡単に「見える化」したい

という要求をエレガントに叶えてくれそうなITS(Issue Tracking System：懸案管理システム)だということがわかり、導入してみた。
Redmine - Overview - Redmine
http://www.redmine.org/
Redmine.JP &#124; TOP
http://redmine.jp/
Redmineを使いはじめて１ヵ月ほどだけど、Tracに比べて優れている点(Pros)は以下のような点だ。

Redmineを一つ設置するだけで、複数のプロジェクトを管理することができる。
新規プロジェクトの追加がGUIでできる(これはTracでは無理。この点だけでRedmineに傾く人が沢山いるだろう)
複数プロジェクトが持てる副次的なメリットとして、プロジェクト横断で参加者が抱えているチケット、こなしたチケットを閲覧することができる(エコピでは、この機能をハックするなどして個人の貢献度の可視化について、ビジュアル面でも工夫してみようと思っている)。
プロジェクト毎の公開・非公開・編集可不可などの設定が簡単にできる。書き込みは登録ユーザーしかできないが、閲覧はゲストでも可、といった設定が可能(エコピにとっては、今やっていることのショーケース化というメリットがある)。
プロジェクト毎に、トラッカーだけでなくWiki、文書、フォーラムといったコンテンツを持つことができる(このことは、ウォーターフォール型のプロジェクトだけでなく、Redmineを対話・滞留主導のプロジェクト運営などにも使える可能性を示しているんでは)。

というわけでいい点ばかりだけど、あえて不満(Cons)を挙げるとすれば以下のようなものか。

Wiki記法がやや貧弱(至れり尽くせりのPukiWikiに比べれば)。
他のBTS/ITSに比べるとプラグインやハックの類いはまだ少ない。
プロジェクトのチケットを丸ごと別プロジェクトにコピー、などができるとベター(ハック予定)。
チケットを更新した際のメール送信先をプロジェクト毎など、より細かく指定できるとベター(ハック予定)。

BTS/ITSは、システム開発寄りのプロジェクトに限らず、人文・社会系などでも使えるものだ。世の中の問題解決のための取り組みはおおむね「プロジェクト」であり、やるべきことは「タスク(チケット)」だ、という視点さえ持てれば。
というわけで、こんなに優れたインフラがオープンソース(GPL)で提供されていることに感謝!
エコピでは、これからRedmineを使い倒すつもり。
       ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><div style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:10px;"><a title="photo sharing" href="http://www.flickr.com/photos/jetalone/2531884947/"><img style="border:solid 2px #000000;" src="http://farm3.static.flickr.com/2118/2531884947_bd5d948b01_m.jpg" alt="" /></a><br />
<span style="font-size:0.9em;margin-top:0;"><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/jetalone/2531884947/">WebSigエコピ@Redmine</a></span><br />
Originally uploaded by <a href="http://www.flickr.com/people/jetalone/">jetalone</a></div>
<p>メモ＆シェアです。</p>
<p><a href="http://ecopi.websig247.jp/">WebSigエコ＆ピース</a>( <a href="http://ecopi.websig247.jp/">mixiコミュニティ</a> )では、１カ月ぐらい前からタスク管理システムとしてRuby on Railsベースの「<strong>Redmine(レッドマイン)</strong>」を使いはじめた。</p>
<p><strong>WebSigエコピ@Redmine</strong><br />
<a href="http://209.20.67.154/">http://209.20.67.154/</a></p>
<p>システム開発の世界では昔からWebベースの<strong>BTS(Bug Tracking System：バグ管理システム)</strong>の利用は比較的ポピュラーで、デザインなどのクリエイティブ要素を含む開発現場でも最近はよく使われていると思う。</p>
<p>ウチ(アークウェブ)では、プロジェクトのドキュメント管理・ナレッジ共有にはPukiWikiを使い、タスクのトラッカーとしてはTracを使ってきた。で、Redmineについて調べていくと、エコピについて悩んでいた、</p>
<ul>
<li>複数のNGO/NPOのWeb構築プロジェクトのタスクを、少ない手間で同時に俯瞰できるトラッカーがほしい</li>
<li>また、個人の貢献を簡単に「見える化」したい</li>
</ul>
<p>という要求をエレガントに叶えてくれそうな<strong>ITS(Issue Tracking System：懸案管理システム)</strong>だということがわかり、導入してみた。</p>
<p><strong>Redmine - Overview - Redmine</strong><br />
<a href="http://www.redmine.org/">http://www.redmine.org/</a><br />
<strong>Redmine.JP | TOP</strong><br />
<a href="http://redmine.jp/">http://redmine.jp/</a></p>
<p>Redmineを使いはじめて１ヵ月ほどだけど、Tracに比べて優れている点(Pros)は以下のような点だ。</p>
<ol>
<li>Redmineを一つ設置するだけで、複数のプロジェクトを管理することができる。</li>
<li>新規プロジェクトの追加がGUIでできる(これはTracでは無理。この点だけでRedmineに傾く人が沢山いるだろう)</li>
<li>複数プロジェクトが持てる副次的なメリットとして、プロジェクト横断で参加者が抱えているチケット、こなしたチケットを閲覧することができる(エコピでは、この機能をハックするなどして個人の貢献度の可視化について、ビジュアル面でも工夫してみようと思っている)。</li>
<li>プロジェクト毎の公開・非公開・編集可不可などの設定が簡単にできる。書き込みは登録ユーザーしかできないが、閲覧はゲストでも可、といった設定が可能(エコピにとっては、今やっていることのショーケース化というメリットがある)。</li>
<li>プロジェクト毎に、トラッカーだけでなくWiki、文書、フォーラムといったコンテンツを持つことができる(このことは、ウォーターフォール型のプロジェクトだけでなく、Redmineを対話・滞留主導のプロジェクト運営などにも使える可能性を示しているんでは)。</li>
</ol>
<p>というわけでいい点ばかりだけど、あえて不満(Cons)を挙げるとすれば以下のようなものか。</p>
<ol>
<li>Wiki記法がやや貧弱(至れり尽くせりのPukiWikiに比べれば)。</li>
<li>他のBTS/ITSに比べるとプラグインやハックの類いはまだ少ない。</li>
<li>プロジェクトのチケットを丸ごと別プロジェクトにコピー、などができるとベター(ハック予定)。</li>
<li>チケットを更新した際のメール送信先をプロジェクト毎など、より細かく指定できるとベター(ハック予定)。</li>
</ol>
<p>BTS/ITSは、システム開発寄りのプロジェクトに限らず、人文・社会系などでも使えるものだ。世の中の問題解決のための取り組みはおおむね「プロジェクト」であり、やるべきことは「タスク(チケット)」だ、という視点さえ持てれば。</p>
<p>というわけで、こんなに優れたインフラがオープンソース(GPL)で提供されていることに感謝!<br />
エコピでは、これからRedmineを使い倒すつもり。</p>
<img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/categories/nakanohajime.wordpress.com/116/" /> <img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/tags/nakanohajime.wordpress.com/116/" /> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gocomments/nakanohajime.wordpress.com/116/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/comments/nakanohajime.wordpress.com/116/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godelicious/nakanohajime.wordpress.com/116/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/delicious/nakanohajime.wordpress.com/116/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gostumble/nakanohajime.wordpress.com/116/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/stumble/nakanohajime.wordpress.com/116/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godigg/nakanohajime.wordpress.com/116/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/digg/nakanohajime.wordpress.com/116/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/goreddit/nakanohajime.wordpress.com/116/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/reddit/nakanohajime.wordpress.com/116/" /></a> <img alt="" border="0" src="http://stats.wordpress.com/b.gif?host=nakanohajime.wordpress.com&blog=478577&post=116&subd=nakanohajime&ref=&feed=1" /></div>]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/29/websig%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%94redmine/feed/</wfw:commentRss>
	
		<media:content url="http://a.wordpress.com/avatar/nakanohajime-128.jpg" medium="image">
			<media:title type="html">nakano</media:title>
		</media:content>

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	</item>
		<item>
		<title>WebSig会議「ビジネスに繋げるアクセス解析マインド」感想：膨大な数値に圧されず「なぜ?」と問う力はどこから? とか</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/27/web-access-analytics/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/27/web-access-analytics/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 27 May 2008 01:42:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[WebSig24/7]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nakanohajime.wordpress.com/?p=115</guid>
		<description><![CDATA[先週末(2008年5月24日)に行われた、WebSig会議「ビジネスに繋げるアクセス解析マインド」の感想です。
第18回WebSig会議「ビジネスに繋げるアクセス解析マインド」終了しました (WebSig24/7)
http://websig247.jp/meeting/18/000092.html
2008年頭からWebSigは、「今後どこをめざす?」といったそもそも論をやり直したり、新たなモデレータを加えたりとリセット期間を設けたので(この経緯については以前「WebSig24/7：「アクセス解析」アンケートのお願い＆ネオWebSigについて(黎明編)」という記事で書いた)、勉強会は2007年11月以来と久々だった。
勉強会冒頭で、代表の和田さんが「WebSig“セカンドステージ”」というキーワードで説明していたが、これからのWebSigのポイントは(当初からめざしていたところでもあったけど)、狭義のWeb屋だけでなくいろんなステークホルダー、顧客(いわゆるWeb担な人)はもちろんエンドユーザーもより意識していこうって点や、いろんなプロセスをよりオープンにしていこうって点だ。
で、今回のセミナー本編でも「よりオープンに」のための試みがあった。
モデレーターであり、movaTwitterの作者でもあるえふしんさんが「セミッター」を作ったのはかなり前のことだけど、今回は独自ドメインも取り、
イベント共有! セミッター
http://semitter.com/
動画を観ながらTwitterでチャットができ、それがニコニコ動画風の字幕として表示される仕掛けになった。

授業中、講義中、セミナー中などにヒソヒソ話するのは普通タブーだけど、それを公然とやることができて、会場はもちろんTwitter界隈にもフィードバックするのが「セミッター」のすごいところだ。これが楽しく、「勉強会に参加する」という体験がとてもスティッキーなものになったと思う。あんけいさんのヒントに富む話を聴きながら、セミッター上でこんなtweetを目にするというのはなかなか刺激的だった。

Twitter / daishiro: @websig247 実はエラーログの設計が重要なんですよね
http://twitter.com/d4r/statuses/818800036
実はエラーログの設計が重要なんですよね
Twitter / えふしん: @websig247 リリースする前にわかることなんて&#8230;
http://twitter.com/fshin2000/statuses/818800625
リリースする前にわかることなんて例えば４０％ぐらいってのはIAを意識してる人ほど実感できるんじゃないかと。
ひとつ惜しかったのは、講演中のあんけいさんがチャットにリアルタイムに応答する場面はなかった点。これはイベント設計の問題だけど。
なお、動画中継のサポートは茂出木さん( 株式会社キッズプレートhttp://kidsplates.jp/ )。
で、「あんけい」さんこと安西敬介さんのお話。大手企業のWebサイトのアクセス解析現場を知っている人らしく、使える「考え方」が満載だった。易しい語り口なので油断しているとキーフレーズがさらっと流されちゃうこともあったが、特に特に引っかかったところを挙げておく(文章は勝手に要約)。

Webアクセス解析の「多すぎるデータ」がもたらす罪

決定回避の法則(何をしたらいいかわからないから何もしない)、現状維持の法則(知っている値しか見ない)



これはありがち。定量的な解析をしているようで見る数値をくるくる変えているだけ、というケースは多くないか。沢山の数値を扱うのは単純に飽きるので、目新しい動きのある数値だけを追いかけたり、とか。

「TOP10リストの罠」

よいコンテンツがわかれば上司の満足にはつながるかもしれないが、それはWebの改善とは関係ない。アクセス解析は悪い部分の洗い出しにこそ利用せよ。


「一般的に直帰率ってどれくらい?」は意味がない、「他人の芝生は見なくていい」

「一般的な直帰率」などない。たとえば、告知ページなどは直帰率が高くて当たり前。それよりも数字の変化に着目するなど別の切り口を持て。


「数字で読み取る必要はない」

わかりやすいように「見える化」することが大事。ただしグラフにまとめて理解できたようでも(近似曲線で見ると下がっていたりなど)騙されることがあるので注意。曜日、時間、訪問者の属性など、さまざまな属性で切ってみることも有効。


「なぜ?」を繰り返す。

数字は結果でしかない。子供のように「なぜ?」を繰り返せ。想像し、深堀りせよ。実際に利用している人に尋ねてみるのも有効。



この辺さらっと流していたが大事なところだと思う。ついでにいえば、正しい「なぜ?」を発することができる観察力や仮説立案力はどう積み上げるのか、って点もちゃんと要素分解してみなければなと思った。

Webは無作為テストが行いやすい

LPOツールなどでのA/Bテスト(スプリットテスト)、多変量解析によるテストなど、どんどんやるといい。



Google Analyticsでもできるようになっているけど(「AdWords 日本版 公式ブログ: ウェブサイトオプティマイザーに新機能が追加されました」)、やれてないなぁと反省。Webは本当にツールが潤沢なので、「あるのに活かせてない」「やれるのにやっていない」ことが本当に多いと思う。
その他、メモが膨大なのでざっくりと。

「お店の前に立っただけでは興味を持ったとはいえない」。
ページビュー＝ページ評価ではない。PVは流入数。被リンクを増やせば、どんなページだろうと増える。
ブラウザのファーストビューに入っていないコンテンツは読まれたのか?
PVを使える数値にするためには、PVを訪問者数(UU)で割ってみるとか。
回遊コンテンツでは平均PVは高い方がいいが、コンバージョンプロセスでは平均PVは低い方がいい、ということもある。
サポートサイトなどでは「ゼロ検索」の数(検索結果0件のページの表示数)を見ることも。
直帰率だけでソートすると、不要な部分が上位に出てしまう。「ページ直帰率－サイト全体の直帰率×ページビュー数」でフィルタするなど。
KPIはKGI(Key Goal Indicator)があって導き出されるもの。立場によっても変わる。
(Web屋にとって)顧客サイトのアクセス解析データが見られるのはタダで提案できるネタが転がっているようなもの。
AutoPagerizeやRIAなどでは、「画面の情報が半分変わったら1PVと見なす」といった考え方も必要か。
ページはセッションの一部。ユーザーが通るパスを意識してページを改善しているか。
LPOをルールベースでなくAIでできるツールも出てきている。
アクセス解析について、WAAが発表した定義がある(「Webサイトのアクセス解析で、押さえておくべき26の指標 - WAA Standards Analytics Definitions｜前向きストラテジー」)

というわけで、Web屋のリテラシーのひとつとして欠かせない「アクセス解析」について、集中講義を受けたような気がするイベントでした。
       ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><p>先週末(2008年5月24日)に行われた、WebSig会議「ビジネスに繋げるアクセス解析マインド」の感想です。</p>
<p><strong>第18回WebSig会議「ビジネスに繋げるアクセス解析マインド」終了しました (WebSig24/7)</strong><br />
<a href="http://websig247.jp/meeting/18/000092.html">http://websig247.jp/meeting/18/000092.html</a></p>
<p>2008年頭からWebSigは、「今後どこをめざす?」といったそもそも論をやり直したり、新たなモデレータを加えたりとリセット期間を設けたので(この経緯については以前「<a href="http://nakanohajime.wordpress.com/2008/04/14/websig/">WebSig24/7：「アクセス解析」アンケートのお願い＆ネオWebSigについて(黎明編)</a>」という記事で書いた)、勉強会は2007年11月以来と久々だった。</p>
<p>勉強会冒頭で、代表の和田さんが「WebSig“セカンドステージ”」というキーワードで説明していたが、これからのWebSigのポイントは(当初からめざしていたところでもあったけど)、狭義のWeb屋だけでなくいろんなステークホルダー、顧客(いわゆるWeb担な人)はもちろんエンドユーザーもより意識していこうって点や、いろんなプロセスをよりオープンにしていこうって点だ。</p>
<p>で、今回のセミナー本編でも「よりオープンに」のための試みがあった。<br />
モデレーターであり、movaTwitterの作者でもある<a href="http://www.milkstand.net/fsgarage/">えふしん</a>さんが「セミッター」を作ったのはかなり前のことだけど、今回は独自ドメインも取り、</p>
<p><strong>イベント共有! セミッター</strong><br />
<a href="http://semitter.com/">http://semitter.com/</a></p>
<p>動画を観ながらTwitterでチャットができ、それがニコニコ動画風の字幕として表示される仕掛けになった。</p>
<p><span id="more-115"></span></p>
<p>授業中、講義中、セミナー中などにヒソヒソ話するのは普通タブーだけど、それを公然とやることができて、会場はもちろんTwitter界隈にもフィードバックするのが「セミッター」のすごいところだ。これが楽しく、「勉強会に参加する」という体験がとてもスティッキーなものになったと思う。あんけいさんのヒントに富む話を聴きながら、セミッター上でこんなtweetを目にするというのはなかなか刺激的だった。<br />
<strong><br />
Twitter / daishiro: @websig247 実はエラーログの設計が重要なんですよね</strong><br />
<a href="http://twitter.com/d4r/statuses/818800036">http://twitter.com/d4r/statuses/818800036</a></p>
<blockquote><p>実はエラーログの設計が重要なんですよね</p></blockquote>
<p><strong>Twitter / えふしん: @websig247 リリースする前にわかることなんて&#8230;</strong><br />
<a href="http://twitter.com/fshin2000/statuses/818800625">http://twitter.com/fshin2000/statuses/818800625</a></p>
<blockquote><p>リリースする前にわかることなんて例えば４０％ぐらいってのはIAを意識してる人ほど実感できるんじゃないかと。</p></blockquote>
<p>ひとつ惜しかったのは、講演中のあんけいさんがチャットにリアルタイムに応答する場面はなかった点。これはイベント設計の問題だけど。<br />
なお、動画中継のサポートは茂出木さん( 株式会社キッズプレート<a href="http://kidsplates.jp/">http://kidsplates.jp/</a> )。</p>
<p>で、「あんけい」さんこと安西敬介さんのお話。大手企業のWebサイトのアクセス解析現場を知っている人らしく、使える「考え方」が満載だった。易しい語り口なので油断しているとキーフレーズがさらっと流されちゃうこともあったが、特に特に引っかかったところを挙げておく(文章は勝手に要約)。</p>
<ul>
<li>Webアクセス解析の「多すぎるデータ」がもたらす罪
<ul>
<li>決定回避の法則(何をしたらいいかわからないから何もしない)、現状維持の法則(知っている値しか見ない)</li>
</ul>
</li>
</ul>
<p>これはありがち。定量的な解析をしているようで見る数値をくるくる変えているだけ、というケースは多くないか。沢山の数値を扱うのは単純に飽きるので、目新しい動きのある数値だけを追いかけたり、とか。</p>
<ul>
<li>「TOP10リストの罠」
<ul>
<li>よいコンテンツがわかれば上司の満足にはつながるかもしれないが、それはWebの改善とは関係ない。アクセス解析は悪い部分の洗い出しにこそ利用せよ。</li>
</ul>
</li>
<li>「一般的に直帰率ってどれくらい?」は意味がない、「他人の芝生は見なくていい」
<ul>
<li>「一般的な直帰率」などない。たとえば、告知ページなどは直帰率が高くて当たり前。それよりも数字の変化に着目するなど別の切り口を持て。</li>
</ul>
</li>
<li>「数字で読み取る必要はない」
<ul>
<li>わかりやすいように「見える化」することが大事。ただしグラフにまとめて理解できたようでも(近似曲線で見ると下がっていたりなど)騙されることがあるので注意。曜日、時間、訪問者の属性など、さまざまな属性で切ってみることも有効。</li>
</ul>
</li>
<li>「なぜ?」を繰り返す。
<ul>
<li>数字は結果でしかない。子供のように「なぜ?」を繰り返せ。想像し、深堀りせよ。実際に利用している人に尋ねてみるのも有効。</li>
</ul>
</li>
</ul>
<p>この辺さらっと流していたが大事なところだと思う。ついでにいえば、正しい「なぜ?」を発することができる観察力や仮説立案力はどう積み上げるのか、って点もちゃんと要素分解してみなければなと思った。</p>
<ul>
<li>Webは無作為テストが行いやすい
<ul>
<li>LPOツールなどでのA/Bテスト(スプリットテスト)、多変量解析によるテストなど、どんどんやるといい。</li>
</ul>
</li>
</ul>
<p>Google Analyticsでもできるようになっているけど(「<a href="http://adwords-ja.blogspot.com/2007/09/blog-post_07.html">AdWords 日本版 公式ブログ: ウェブサイトオプティマイザーに新機能が追加されました</a><a href="http://adwords-ja.blogspot.com/2007/09/blog-post_07.html"></a>」)、やれてないなぁと反省。Webは本当にツールが潤沢なので、「あるのに活かせてない」「やれるのにやっていない」ことが本当に多いと思う。</p>
<p>その他、メモが膨大なのでざっくりと。</p>
<ul>
<li>「お店の前に立っただけでは興味を持ったとはいえない」。</li>
<li>ページビュー＝ページ評価ではない。PVは流入数。被リンクを増やせば、どんなページだろうと増える。</li>
<li>ブラウザのファーストビューに入っていないコンテンツは読まれたのか?</li>
<li>PVを使える数値にするためには、PVを訪問者数(UU)で割ってみるとか。</li>
<li>回遊コンテンツでは平均PVは高い方がいいが、コンバージョンプロセスでは平均PVは低い方がいい、ということもある。</li>
<li>サポートサイトなどでは「ゼロ検索」の数(検索結果0件のページの表示数)を見ることも。</li>
<li>直帰率だけでソートすると、不要な部分が上位に出てしまう。「ページ直帰率－サイト全体の直帰率×ページビュー数」でフィルタするなど。</li>
<li>KPIはKGI(Key Goal Indicator)があって導き出されるもの。立場によっても変わる。</li>
<li>(Web屋にとって)顧客サイトのアクセス解析データが見られるのはタダで提案できるネタが転がっているようなもの。</li>
<li>AutoPagerizeやRIAなどでは、「画面の情報が半分変わったら1PVと見なす」といった考え方も必要か。</li>
<li>ページはセッションの一部。ユーザーが通るパスを意識してページを改善しているか。</li>
<li>LPOをルールベースでなくAIでできるツールも出てきている。</li>
<li>アクセス解析について、WAAが発表した定義がある(「<a href="http://maemuki-strategy.com/2007/08/waa_standards_analytics_definitions.html">Webサイトのアクセス解析で、押さえておくべき26の指標 - WAA Standards Analytics Definitions｜前向きストラテジー</a>」)</li>
</ul>
<p>というわけで、Web屋のリテラシーのひとつとして欠かせない「アクセス解析」について、集中講義を受けたような気がするイベントでした。</p>
<img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/categories/nakanohajime.wordpress.com/115/" /> <img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/tags/nakanohajime.wordpress.com/115/" /> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gocomments/nakanohajime.wordpress.com/115/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/comments/nakanohajime.wordpress.com/115/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godelicious/nakanohajime.wordpress.com/115/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/delicious/nakanohajime.wordpress.com/115/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gostumble/nakanohajime.wordpress.com/115/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/stumble/nakanohajime.wordpress.com/115/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godigg/nakanohajime.wordpress.com/115/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/digg/nakanohajime.wordpress.com/115/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/goreddit/nakanohajime.wordpress.com/115/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/reddit/nakanohajime.wordpress.com/115/" /></a> <img alt="" border="0" src="http://stats.wordpress.com/b.gif?host=nakanohajime.wordpress.com&blog=478577&post=115&subd=nakanohajime&ref=&feed=1" /></div>]]></content:encoded>
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			<media:title type="html">nakano</media:title>
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	</item>
		<item>
		<title>DVD「ヒマラヤを越える子供たち」感想：チベットの子供たちに託してみたいもの</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/11/escape-over-the-himalayas/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/11/escape-over-the-himalayas/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 11 May 2008 13:55:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Daily Roundup]]></category>

		<category><![CDATA[human rights]]></category>

		<category><![CDATA[tibet]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nakanohajime.wordpress.com/?p=114</guid>
		<description><![CDATA[DVDで「ヒマラヤを越える子供たち (Escape Over the Himalayas)」を観た。
ドイツ人監督Maria Blumencronによる、チベット問題を扱った短編映画だ。
Escape Over the Himalayas ヒマラヤを越える子供たち
http://www.tsg-kiku.com/eoth/
Amazon.co.jp： ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayas
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JMKH1Q

「
毎年数百人の子供たちが親元を離れ4,000メートル級のヒマラヤを徒歩で越え、数週間歩き続けてインドへと亡命してきます。
彼らは何故、命をかけてまで国境を越えるのでしょうか。
短編『Escape Over the Himalayas　ーヒマラヤを越える子供たちー』は実際の亡命者に同行し、その姿をとらえた感動のドキュメンタリー・フィルムです。
雪のヒマラヤを越える5人の子供を含む10人の亡命者たちと、緑ターラー菩薩に旅の安全を祈り、彼らを命がけで導くガイドの姿を描いています。
」
1950年にはじまった中国の侵攻で、チベットはその一部となった。チベット人は過酷な思想弾圧を受け、また漢民族の大量入植や同化政策によって民族としての存亡の危機にある。

この映画では、被支配層である貧しいチベット人の子供は教育が受けられないという状況が描かれる。教育なしには文化の担い手になることもできない。そこで親たちは、二度と会うことが難しいとわかっていながら子供たちを亡命させる。
北インド、ダライ・ラマ14世のチベット亡命政府があるダラムサラの「チベット子供村(Tibetan Children&#8217;s Villages &#38; Schools)」をめざすのだ。現在では1万5千人の子供がこのように生活を送っているとか。
雪が残る4000mもの高度の山を、着の身着のまま、いやそんな言葉も生易しいぐらいの粗末な衣服で越えていく子供たちと、ガイドたちの献身。過酷だ。だけどそれだけではなく「チベット人であることを守り、つなげていく」という強い思いを感じた。
このDVDの英語版サイトの、チベット問題の政治的背景について説明したページにはこんな言葉があった(監督自身のメッセージだろうか)。
Escape Over The Himalayas Histrical+Political Backgrounds
http://www.flucht-ueber-den-himalaya.de/english_sites/backgrounds/backgrounds.html

「
The question is:
What values are we still believing in?
Do we really not care about the fact, that Tibet might be erased from the map within a few years?
Is economic [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><p>DVDで「<strong>ヒマラヤを越える子供たち (Escape Over the Himalayas)</strong>」を観た。<br />
ドイツ人監督Maria Blumencronによる、チベット問題を扱った短編映画だ。</p>
<p><strong>Escape Over the Himalayas ヒマラヤを越える子供たち</strong><br />
<a href="http://www.tsg-kiku.com/eoth/">http://www.tsg-kiku.com/eoth/</a><br />
<strong>Amazon.co.jp： ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayas</strong><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B000JMKH1Q">http://www.amazon.co.jp/dp/B000JMKH1Q</a></p>
<p style="text-align:center;"><img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51UePStjbDL._SL500_AA240_.jpg" alt="Escape Over the Himalayas" /></p>
<p>「</p>
<blockquote><p>毎年数百人の子供たちが親元を離れ4,000メートル級のヒマラヤを徒歩で越え、数週間歩き続けてインドへと亡命してきます。<br />
彼らは何故、命をかけてまで国境を越えるのでしょうか。<br />
短編『Escape Over the Himalayas　ーヒマラヤを越える子供たちー』は実際の亡命者に同行し、その姿をとらえた感動のドキュメンタリー・フィルムです。<br />
雪のヒマラヤを越える5人の子供を含む10人の亡命者たちと、緑ターラー菩薩に旅の安全を祈り、彼らを命がけで導くガイドの姿を描いています。</p></blockquote>
<p>」</p>
<p>1950年にはじまった中国の侵攻で、チベットはその一部となった。チベット人は過酷な思想弾圧を受け、また漢民族の大量入植や同化政策によって民族としての存亡の危機にある。<br />
<span id="more-114"></span><br />
この映画では、被支配層である貧しいチベット人の子供は教育が受けられないという状況が描かれる。教育なしには文化の担い手になることもできない。そこで親たちは、二度と会うことが難しいとわかっていながら子供たちを亡命させる。<br />
北インド、ダライ・ラマ14世のチベット亡命政府があるダラムサラの「<a href="http://www.tcv.org.in/">チベット子供村(Tibetan Children&#8217;s Villages &amp; Schools)</a>」をめざすのだ。現在では1万5千人の子供がこのように生活を送っているとか。</p>
<p>雪が残る4000mもの高度の山を、着の身着のまま、いやそんな言葉も生易しいぐらいの粗末な衣服で越えていく子供たちと、ガイドたちの献身。過酷だ。だけどそれだけではなく「<strong>チベット人であることを守り、つなげていく</strong>」という強い思いを感じた。</p>
<p>このDVDの英語版サイトの、チベット問題の政治的背景について説明したページにはこんな言葉があった(監督自身のメッセージだろうか)。</p>
<p><strong>Escape Over The Himalayas Histrical+Political Backgrounds</strong><br />
<a href="http://www.flucht-ueber-den-himalaya.de/english_sites/backgrounds/backgrounds.html">http://www.flucht-ueber-den-himalaya.de/english_sites/backgrounds/backgrounds.html<br />
</a><br />
「</p>
<blockquote><p>The question is:<br />
What values are we still believing in?<br />
Do we really not care about the fact, that Tibet might be erased from the map within a few years?<br />
Is economic growth really the god to whom anything shall be sacrificed?<br />
Tibet&#8217;s destiny is endangered, more than ever!<br />
If We focus our attention and engagement on the fact that justice shall at last in the &#8220;land of snow&#8221;, there could be hope for a change.<br />
(問いかけたいことは：<br />
私たちが重んじている価値観はどんなものでしょうか?<br />
私たちは、チベットが数年のうちに地図から消されてしまうかもしれないという事実を、気にかけなくていいのですか?<br />
経済的成長は、本当にあらゆるものを犠牲として捧げるべき神ですか?<br />
チベットの命運は、これまでにないほど危険に晒されています!<br />
私たちがこの問題に関心を持ち、「雪の国」に最後には正義が訪れるという確信を持って取り組むなら、変化を起こせるかもしれないのです。)</p></blockquote>
<p>」</p>
<p>ぼくらの日常からは遠く、青臭くも感じられる言葉かもしれないが、現地で問題に肉薄した人の言葉であることを尊重したい。その重さを想像する力を持ちたい。</p>
<p>この映画の日本語版を制作したのは「<strong>チベットサポートグループKIKU</strong>」。チベット難民子弟の教育・医療を行っている団体らしい。</p>
<p><strong>チベットサポートグループ KIKU ホームページ</strong><br />
<a href="http://www.tsg-kiku.com/">http://www.tsg-kiku.com/</a></p>
<p>(「<a href="http://www.tibethouse.jp/">ダライ・ラマ法王日本代表部事務所</a>」Webサイトの「<a href="http://www.tibethouse.jp/link/">チベット関係リンク集</a>」内にもこの団体へのリンクがある)</p>
<p>KIKUのWebサイトでは、チベット子供村(TCV)の子供たちを「里親」として支援しようと呼びかけている。</p>
<p><strong>チベット子ども村（TCV）をご存じですか？</strong><br />
<a href="http://www.tsg-kiku.com/tcv/">http://www.tsg-kiku.com/tcv/</a><br />
<strong>あなたもTCVの里親（スポンサー）になりませんか？</strong><br />
<a href="http://www.tsg-kiku.com/tcv/sponsor.html">http://www.tsg-kiku.com/tcv/sponsor.html</a></p>
<p>TCVの方に直接寄付をする方法もあるようだ。</p>
<p><strong>How you can help TCV</strong><br />
<a href="http://www.tcv.org.in/help.shtml">http://www.tcv.org.in/help.shtml</a></p>
<p>子供が将来才能を発揮するためのチャンスを与えたいなら、教育はとても大切なはずだ。また、文化を残すには子供たちにきちんと伝えていく必要がある。<br />
そういう意味で、子供の世代への投資は<strong>未来を選択すること</strong>だと言っていいと思う。</p>
<p>ぼくはTCVの子供たちの里親の一人になってみようと思う。</p>
<img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/categories/nakanohajime.wordpress.com/114/" /> <img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/tags/nakanohajime.wordpress.com/114/" /> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gocomments/nakanohajime.wordpress.com/114/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/comments/nakanohajime.wordpress.com/114/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godelicious/nakanohajime.wordpress.com/114/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/delicious/nakanohajime.wordpress.com/114/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gostumble/nakanohajime.wordpress.com/114/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/stumble/nakanohajime.wordpress.com/114/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godigg/nakanohajime.wordpress.com/114/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/digg/nakanohajime.wordpress.com/114/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/goreddit/nakanohajime.wordpress.com/114/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/reddit/nakanohajime.wordpress.com/114/" /></a> <img alt="" border="0" src="http://stats.wordpress.com/b.gif?host=nakanohajime.wordpress.com&blog=478577&post=114&subd=nakanohajime&ref=&feed=1" /></div>]]></content:encoded>
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			<media:title type="html">Escape Over the Himalayas</media:title>
		</media:content>
	</item>
		<item>
		<title>Flickr Video：“長い写真”を模索しはじめた一群は確かにいる</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/03/flickr-video-long-photo/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/03/flickr-video-long-photo/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 03 May 2008 05:05:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[CGM]]></category>

		<category><![CDATA[Flickr]]></category>

		<category><![CDATA[Online Video]]></category>

		<category><![CDATA[Social Media]]></category>

		<category><![CDATA[Flickr CGM UGC]]></category>

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		<description><![CDATA[こないだ書いたFlickr Video、その後も面白いものをいろいろ見つけたのでアップデートしておく(前回の記事は「Video on Flickr：”Long Photo(s)”ってWebのビデオを変えるかも」)。
//本当はビデオを貼り付けたいけどembedがうまくいかないので、ぜひリンク先で観て!
Clanging in the wind &#8212; video on Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/ken_duffy/2440313088/
まずは模範的な“Long Photo”を。
これほんと、“長い写真”かもね。写真に時間軸を持ったアノテーション(注釈)が入っている感じ。
tapping on Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/lodrorigdzin/2414405440/
このスタイルには強く惹かれた。デトロイト系ビデオ・ポエットの誕生? と驚いた。
メッセージは、「歩行訓練士に『盲導犬を連れているときは、位置を知るために(自分の杖で?)周りをかちかち叩いてはいけない。彼らの役割に意味がなくなるから』と言われた」くらいか。工事現場の音のように聞こえるのは、echolocation(音を出して自分の位置を探ること)を模したもの? ともかくこれはビジュアルも音もいい。
この人は最近、こんなの( mandala )もアップしている。
こういうのが見られるUGC的な場って、Flickr Video以外にどこにある?
tree dialogue on Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/youvarlaki/2414702090/
このビデオのよさは「tree dialogue(木の会話)」という見立てだろう。
写真と音を異化してみたわけか。黒澤明がやったコントラプンクト(対位法)とか、誰かやってみてくれないかな。
Arcturus on Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/pchee/2438137992/
これもいいなぁ。“超早回し写真”か。
Day 14 - Shiner Monday on Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/jimlambphotography/2433064036/
なんだこの計算されたアングル。私小説的だけどFlickrユーザーらしい美意識がある。
M&#8217;zelle Soleil au bout de la rue on Flickr [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><p>こないだ書いたFlickr Video、その後も面白いものをいろいろ見つけたのでアップデートしておく(前回の記事は「<a href="http://nakanohajime.wordpress.com/2008/04/13/video-on-flickr%ef%bc%9along-photos%e3%81%a3%e3%81%a6web%e3%81%ae%e3%83%93%e3%83%87%e3%82%aa%e3%82%92%e5%a4%89%e3%81%88%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%82%82/">Video on Flickr：”Long Photo(s)”ってWebのビデオを変えるかも</a>」)。</p>
<p>//本当はビデオを貼り付けたいけどembedがうまくいかないので、ぜひリンク先で観て!</p>
<p><strong>Clanging in the wind &#8212; video on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/ken_duffy/2440313088/">http://www.flickr.com/photos/ken_duffy/2440313088/</a></p>
<p>まずは模範的な“Long Photo”を。<br />
これほんと、“長い写真”かもね。写真に時間軸を持ったアノテーション(注釈)が入っている感じ。</p>
<p><strong>tapping on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/lodrorigdzin/2414405440/">http://www.flickr.com/photos/lodrorigdzin/2414405440/</a></p>
<p>このスタイルには強く惹かれた。デトロイト系ビデオ・ポエットの誕生? と驚いた。<br />
メッセージは、「歩行訓練士に『盲導犬を連れているときは、位置を知るために(自分の杖で?)周りをかちかち叩いてはいけない。彼らの役割に意味がなくなるから』と言われた」くらいか。工事現場の音のように聞こえるのは、echolocation(音を出して自分の位置を探ること)を模したもの? ともかくこれはビジュアルも音もいい。</p>
<p>この人は最近、こんなの( <a href="http://www.flickr.com/photos/lodrorigdzin/2454307141/">mandala</a> )もアップしている。<br />
こういうのが見られるUGC的な場って、Flickr Video以外にどこにある?</p>
<p><strong>tree dialogue on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/youvarlaki/2414702090/">http://www.flickr.com/photos/youvarlaki/2414702090/</a></p>
<p>このビデオのよさは「tree dialogue(木の会話)」という見立てだろう。<br />
写真と音を異化してみたわけか。黒澤明がやったコントラプンクト(対位法)とか、誰かやってみてくれないかな。</p>
<p><strong>Arcturus on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/pchee/2438137992/">http://www.flickr.com/photos/pchee/2438137992/</a></p>
<p>これもいいなぁ。“超早回し写真”か。</p>
<p><strong>Day 14 - Shiner Monday on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/jimlambphotography/2433064036/">http://www.flickr.com/photos/jimlambphotography/2433064036/</a></p>
<p>なんだこの計算されたアングル。私小説的だけどFlickrユーザーらしい美意識がある。</p>
<p><strong>M&#8217;zelle Soleil au bout de la rue on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/etolane/2425242117/">http://www.flickr.com/photos/etolane/2425242117/</a></p>
<p>いわゆる「親バカビデオ」にだって見るべきものはある。<br />
これは「ジー」という音がたまらない。ズーム覚えたてなんだろうか? 結果、子供が映ってるのに粗野な感じになっているのがいい。</p>
<p><strong>The lonely traveller on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/johncarleton/2435220391/">http://www.flickr.com/photos/johncarleton/2435220391/</a></p>
<p>これを定点で捉えるセンスって。見入ってしまう。</p>
<p><strong>Bryant Park Merry Go Round on Flickr - Photo Sharing!</strong><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/oldhamedia/2437413300/">http://www.flickr.com/photos/oldhamedia/2437413300/</a></p>
<p>見てよこの退屈ぶり(賛辞)。<br />
メリーゴーラウンドが回ってるだけ、しかも同じ人が何回も出てくる、という。</p>
<p>いわゆる“Long Photo(s)”的な可能性や制約に何かを見い出して、模索しはじめた一群は確かにいて、Flickrは別次元に入る可能性はありそうだ。──と結べればカッコいいんだけど、FlickrのぼくのContacts(約300人)のうち、日々ビデオをアップしている人はとても少ない。どうなるんだろうか。</p>
<img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/categories/nakanohajime.wordpress.com/112/" /> <img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/tags/nakanohajime.wordpress.com/112/" /> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gocomments/nakanohajime.wordpress.com/112/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/comments/nakanohajime.wordpress.com/112/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godelicious/nakanohajime.wordpress.com/112/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/delicious/nakanohajime.wordpress.com/112/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gostumble/nakanohajime.wordpress.com/112/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/stumble/nakanohajime.wordpress.com/112/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godigg/nakanohajime.wordpress.com/112/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/digg/nakanohajime.wordpress.com/112/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/goreddit/nakanohajime.wordpress.com/112/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/reddit/nakanohajime.wordpress.com/112/" /></a> <img alt="" border="0" src="http://stats.wordpress.com/b.gif?host=nakanohajime.wordpress.com&blog=478577&post=112&subd=nakanohajime&ref=&feed=1" /></div>]]></content:encoded>
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		</media:content>
	</item>
		<item>
		<title>「朝子さんの一日」「朝子さんの点字ノート」感想：目の不自由な人の生活や心を知るよい手引き</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/01/asakosan-visual-disability/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/01/asakosan-visual-disability/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 May 2008 02:35:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Accessibility]]></category>

		<category><![CDATA[CSR]]></category>

		<category><![CDATA[Daily Roundup]]></category>

		<category><![CDATA[disability]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nakanohajime.wordpress.com/?p=111</guid>
		<description><![CDATA[昨夜はWebSigエコピの勉強会(11回め!)。
ぼくのミニ発表は、「朝子さんの一日」「朝子さんの点字ノート」という目の不自由な人の生活や心をテーマにした本をネタにした。
Amazon.co.jp： 朝子さんの一日―目の不自由な人の生活を知る絵本: 永原 達也,大中 美智子
http://www.amazon.co.jp/dp/4098373017/miqqle-000-22/ref=nosim
Amazon.co.jp： 朝子さんの点字ノート―目の不自由な人の心を知る本: 河辺 豊子,大中 美智子
http://www.amazon.co.jp/dp/4098373025/miqqle-000-22/ref=nosim
「朝子さんの一日」は、「目の不自由な人の生活を知る本」という副題が付いていて、晴眼者(せいがんしゃ：目が見える人のこと)にはわからない視覚障害者の日常生活を紹介する絵本、という体裁。
この本ではたとえば、

目の不自由な人向けに「点字毎日」という新聞(週刊)がある。
目の不自由な人にとって、最近家電で主流のフラットシート型ボタンや液晶リモコンは使いにくい。
点字ブロックの上に放置された自転車は本当に困る!
日本では、一般の学校に障害を持つ子供を通わせないケースが多い。だから大人でも対応の仕方に戸惑うことが多い。

といったことがわかる。
一方、「朝子さんの点字ノート」の副題は「目の不自由な人の心を知る本」となっていて、朝子さんを主人公にした小説仕立てだ。話は、朝子さんが健常者の夫と結婚するまで、出産や育児、家族旅行、子供のいじめ、夫の転勤とドラマに満ちている。
目の不自由な人の小さな体験や内面に踏み込んで描写しているので、ところどころハッとさせられる描写が多い。いくつか引用してみる。

息子の「光」が、ハチを捕まえたと朝子さんの会社に電話をかけてくるエピソード。
「
「(&#8230;)ティッシュにくるんで大事に置いてあるから、楽しみに帰ってきてね。だってお母さん、ハチ、さわったことないでしょ。飛んでるハチなんてさわれないものね」
(&#8230;)
夕方帰宅。ハチをそうっと指でなぞる。きれいなものだな、とまず思う。胴がキュッとくびれていて、羽が薄く優美だ。
」
(いや当たり前だが、)目の不自由な人は飛んでいる虫に触れることはできないし、触れないということは形も含めてわからないということなんだ。
全盲でありながら、ほぼ人手を借りずに育児をする朝子さんの様子はこんな感じだ。
「
育児では、感覚をフル活用する。
私たち視覚障害者は五感の内、視覚を除いた「聴覚」「触覚」「嗅覚」などをフルに回転させ、あらゆる情報をキャッチし、対応し、処理していく。
育児もその例に漏れない。いや、その最たるものと言えるだろう。子供の泣き声・笑い声やトーン、手や脚など体を動かすことによって、たてられる音に耳を澄まし、口の匂いや、便の匂いに鼻を利かせ、肌のつやや湿りぐあい、そして、子供の様子いかんでは、便にだってさわってみる。
」
ここはなかなかすごい。
この後、タバコを飲み込んでしまった娘「みどり」の口の匂いを嗅いで、朝子さんが危険に気づくというシーンもある(喫煙者の夫はわからない)。
ぼくが一番いいなと思ったのは、千葉の銚子へ家族旅行に行き、朝子さんが一人で露天風呂を楽しむシーン。
「
なんと波の音が、大きく聞こえるではないか。
私は歓声をあげた。
「波の音を聞きながらお風呂に入れるなんて、ほんとうに感激」
すると、三人組の奥さんの一人が言う。
「海も見えるし、犬吠埼灯台も見えるんですよ」
「あら、あの白いのカモメかな、違うかな、でも鳥みたいたよね」
と、別の奥さんが言う。
「まあ、それじゃあ見晴しがいいんでしょうね」
自然に私も言葉が出る。
「そう、とても見晴しが良くて、最高の露天風呂なのよ。この風で雲もどこかへ飛んで行っちゃったみたいね。明日はきっと晴れますよ」
」
目の見えない人には露天と屋内の違いなどそれほどないだろう、という、ちょっと考えればわかるような思い込みが覆される。それだけでなく、実は健常者のぼくらだって自然や環境を、五感を使って体験しているんだ。
またこのシーンは朝子さんの体験がわかるだけでなく、健常者が目の不自由な人とどうコミュニケーションをしたらいいのかという点でも、やさしい答えになっているのではと思った。
この本には他にも、「駅のホームは視覚障害者にとって特に危険なので、余裕があれば声をかけて」とか「一緒に食事をするときは、手助けは最小限に。その代わりテーブルの上の様子を説明してあげて」など、実践的な内容も詰まっている。
最後に。この本を読もうと思ったのは、ど真ん中だけどこんな理由から。
CSR(企業の社会的責任)について学び、企業の「社会的な存在」という側面について考えた。で、たとえば企業が社会に与えうるインパクトという点を考えても、本業外の社会貢献や寄付より先に(その意義は当然高まっているが)、「本業」をまっとうにやるべきだろうという考えに至った(そんなことはCSRの本には大抵書いてあるが、腑に落ちるまで時間がかかったという話)。
ぼくは音声ブラウザ対応を必須要件とするWebプロジェクトに関わったことはあるし、IBMホームページリーダーも使ったことがある。が、目の不自由な人がWebブラウズしている様子を見たことがないのはもちろん、どんな生活をしているのかも知らないなぁ。で、Webでたまたま見かけた「朝子さん」シリーズに興味が湧いたというわけ。
Web屋やIT屋さんでこういう世界を知らない人は、読んでみることを勧めます。
       ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><p>昨夜は<a href="http://ecopi.websig247.jp/">WebSigエコピ</a>の勉強会(11回め!)。</p>
<p>ぼくのミニ発表は、「<strong>朝子さんの一日</strong>」「<strong>朝子さんの点字ノート</strong>」という目の不自由な人の生活や心をテーマにした本をネタにした。</p>
<p><strong>Amazon.co.jp： 朝子さんの一日―目の不自由な人の生活を知る絵本: 永原 達也,大中 美智子</strong><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4098373017/miqqle-000-22/ref=nosim">http://www.amazon.co.jp/dp/4098373017/miqqle-000-22/ref=nosim</a><strong><br />
Amazon.co.jp： 朝子さんの点字ノート―目の不自由な人の心を知る本: 河辺 豊子,大中 美智子</strong><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4098373025/miqqle-000-22/ref=nosim">http://www.amazon.co.jp/dp/4098373025/miqqle-000-22/ref=nosim</a></p>
<p>「<strong>朝子さんの一日</strong>」は、「目の不自由な人の生活を知る本」という副題が付いていて、晴眼者(せいがんしゃ：目が見える人のこと)にはわからない視覚障害者の日常生活を紹介する絵本、という体裁。</p>
<p>この本ではたとえば、</p>
<ul>
<li>目の不自由な人向けに「点字毎日」という新聞(週刊)がある。</li>
<li>目の不自由な人にとって、最近家電で主流のフラットシート型ボタンや液晶リモコンは使いにくい。</li>
<li><strong>点字ブロックの上に放置された自転車は本当に困る!</strong></li>
<li>日本では、一般の学校に障害を持つ子供を通わせないケースが多い。だから大人でも対応の仕方に戸惑うことが多い。</li>
</ul>
<p>といったことがわかる。</p>
<p>一方、「<strong>朝子さんの点字ノート</strong>」の副題は「目の不自由な人の心を知る本」となっていて、朝子さんを主人公にした小説仕立てだ。話は、朝子さんが健常者の夫と結婚するまで、出産や育児、家族旅行、子供のいじめ、夫の転勤とドラマに満ちている。</p>
<p>目の不自由な人の小さな体験や内面に踏み込んで描写しているので、ところどころハッとさせられる描写が多い。いくつか引用してみる。<br />
<span id="more-111"></span></p>
<p>息子の「光」が、ハチを捕まえたと朝子さんの会社に電話をかけてくるエピソード。</p>
<p>「</p>
<blockquote><p>「(&#8230;)ティッシュにくるんで大事に置いてあるから、楽しみに帰ってきてね。だってお母さん、ハチ、さわったことないでしょ。飛んでるハチなんてさわれないものね」<br />
(&#8230;)<br />
夕方帰宅。ハチをそうっと指でなぞる。きれいなものだな、とまず思う。胴がキュッとくびれていて、羽が薄く優美だ。</p></blockquote>
<p>」</p>
<p>(いや当たり前だが、)目の不自由な人は飛んでいる虫に触れることはできないし、触れないということは形も含めてわからないということなんだ。</p>
<p>全盲でありながら、ほぼ人手を借りずに育児をする朝子さんの様子はこんな感じだ。</p>
<p>「</p>
<blockquote><p>育児では、感覚をフル活用する。<br />
私たち視覚障害者は五感の内、視覚を除いた「聴覚」「触覚」「嗅覚」などをフルに回転させ、あらゆる情報をキャッチし、対応し、処理していく。<br />
育児もその例に漏れない。いや、その最たるものと言えるだろう。子供の泣き声・笑い声やトーン、手や脚など体を動かすことによって、たてられる音に耳を澄まし、口の匂いや、便の匂いに鼻を利かせ、肌のつやや湿りぐあい、そして、子供の様子いかんでは、便にだってさわってみる。</p></blockquote>
<p>」</p>
<p>ここはなかなかすごい。<br />
この後、タバコを飲み込んでしまった娘「みどり」の口の匂いを嗅いで、朝子さんが危険に気づくというシーンもある(喫煙者の夫はわからない)。</p>
<p>ぼくが一番いいなと思ったのは、千葉の銚子へ家族旅行に行き、朝子さんが一人で露天風呂を楽しむシーン。</p>
<p>「</p>
<blockquote><p>なんと波の音が、大きく聞こえるではないか。<br />
私は歓声をあげた。<br />
「波の音を聞きながらお風呂に入れるなんて、ほんとうに感激」<br />
すると、三人組の奥さんの一人が言う。<br />
「海も見えるし、犬吠埼灯台も見えるんですよ」<br />
「あら、あの白いのカモメかな、違うかな、でも鳥みたいたよね」<br />
と、別の奥さんが言う。<br />
「まあ、それじゃあ見晴しがいいんでしょうね」<br />
自然に私も言葉が出る。<br />
「そう、とても見晴しが良くて、最高の露天風呂なのよ。この風で雲もどこかへ飛んで行っちゃったみたいね。明日はきっと晴れますよ」</p></blockquote>
<p>」</p>
<p>目の見えない人には露天と屋内の違いなどそれほどないだろう、という、ちょっと考えればわかるような思い込みが覆される。それだけでなく、実は健常者のぼくらだって自然や環境を、五感を使って体験しているんだ。<br />
またこのシーンは朝子さんの体験がわかるだけでなく、健常者が目の不自由な人とどうコミュニケーションをしたらいいのかという点でも、やさしい答えになっているのではと思った。</p>
<p>この本には他にも、「<strong>駅のホームは視覚障害者にとって特に危険なので、余裕があれば声をかけて</strong>」とか「<strong>一緒に食事をするときは、手助けは最小限に。その代わりテーブルの上の様子を説明してあげて</strong>」など、実践的な内容も詰まっている。</p>
<p>最後に。この本を読もうと思ったのは、ど真ん中だけどこんな理由から。</p>
<p>CSR(企業の社会的責任)について学び、企業の「社会的な存在」という側面について考えた。で、たとえば企業が社会に与えうるインパクトという点を考えても、本業外の社会貢献や寄付より先に(その意義は当然高まっているが)、「本業」をまっとうにやるべきだろうという考えに至った(そんなことはCSRの本には大抵書いてあるが、腑に落ちるまで時間がかかったという話)。</p>
<p>ぼくは音声ブラウザ対応を必須要件とするWebプロジェクトに関わったことはあるし、IBMホームページリーダーも使ったことがある。が、目の不自由な人がWebブラウズしている様子を見たことがないのはもちろん、どんな生活をしているのかも知らないなぁ。で、Webでたまたま見かけた「朝子さん」シリーズに興味が湧いたというわけ。</p>
<p>Web屋やIT屋さんでこういう世界を知らない人は、読んでみることを勧めます。</p>
<img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/categories/nakanohajime.wordpress.com/111/" /> <img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/tags/nakanohajime.wordpress.com/111/" /> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gocomments/nakanohajime.wordpress.com/111/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/comments/nakanohajime.wordpress.com/111/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godelicious/nakanohajime.wordpress.com/111/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/delicious/nakanohajime.wordpress.com/111/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/gostumble/nakanohajime.wordpress.com/111/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/stumble/nakanohajime.wordpress.com/111/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/godigg/nakanohajime.wordpress.com/111/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/digg/nakanohajime.wordpress.com/111/" /></a> <a rel="nofollow" href="http://feeds.wordpress.com/1.0/goreddit/nakanohajime.wordpress.com/111/"><img alt="" border="0" src="http://feeds.wordpress.com/1.0/reddit/nakanohajime.wordpress.com/111/" /></a> <img alt="" border="0" src="http://stats.wordpress.com/b.gif?host=nakanohajime.wordpress.com&blog=478577&post=111&subd=nakanohajime&ref=&feed=1" /></div>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>映画「おいしいコーヒーの真実」：貧しいコーヒー農家のためにフェアトレードコーヒーを、では済まない問題を覗いた</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/04/29/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e3%81%8a%e3%81%84%e3%81%97%e3%81%84%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc%e3%81%ae%e7%9c%9f%e5%ae%9f%e3%80%8d%ef%bc%9a%e8%b2%a7%e3%81%97%e3%81%84%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92/</link>
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		<pubDate>Tue, 29 Apr 2008 11:45:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Daily Roundup]]></category>

		<category><![CDATA[Fair Trade]]></category>

		<category><![CDATA[cofee]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nakanohajime.wordpress.com/?p=110</guid>
		<description><![CDATA[おととい(2008年4月27日)、映画「おいしいコーヒーの真実」の先行上映とトークライブのイベント(東京・渋谷 UPLINK FACTORY)に行ってきた。
(※この映画の一般公開は2008年5月31日。以下の内容は、当然ネタバレ(Spoiler)を含みます。観るつもりの人は自己責任で)
映画『おいしいコーヒーの真実』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
 Black Gold : A Film About Coffee And Trade
http://www.blackgoldmovie.com/
FACTORY &#124; フォレステーション VOL.19 「フェア」
http://www.uplink.co.jp/factory/log/002582.php
「
5月の公開に先駆け、ドキュメンタリー作品「おいしいコーヒーの真実」の先行上映会を行います。上映後、コーヒーにまつわる基礎知識から、国家間貿易モデルのあり方まで、専門家の方々の意見を交え、トークショーを行います。ご来場いただいた皆様と、新しい世界のあり方を考えてみたいと思います。
」
最初に、この映画へのぼくの評価を書いておく。
この映画が直接描いているのは、エチオピアのコーヒー農家の困窮という辛い状況だ。問題への関心を深めることができる点ではよい。が、適切なフレーム・オブ・リファレンス(問題認識の枠組み)を与えてくれるかどうかという点では、ちょっと厳しいんじゃないかと思った。
話は、エチオピアのオロミア州という貧しいコーヒー産地の農協の代表、タデッセ・メスケラ氏がセールスのために欧米をまわる姿と、西欧諸国でコーヒーが嗜好品としていかに愛されているかを交互に紹介しながら進む。

エチオピアはコーヒー発祥の地。アフリカ最大のコーヒー産地であり貿易収入の7割弱をコーヒーに頼っている。が、「コーヒーの価格は悲しいほど安い」。先進国ではコーヒー(トールサイズ)が330円するが、それに占めるコーヒー豆の原価は1～3%だという。
メスケラ氏の話に戻ると、彼が消費国を飛び回る姿はエチオピアの窮状と共にヒロイックに描かれている。が、やや冷めた見方をすれば、どんな国のビジネスパーソンだってこういう苦労をするんじゃないかなぁ、とも思う。
コーヒー豆の価格下落には、背景がある。1989年、「国際コーヒー協定」の破綻だ(と映画内では説明されていたが、調べてみると、国際コーヒー機関による協定の輸出割当制度のみ停止、のち削除という流れ via 国際コーヒー機関 - Wikipedia )。
コーヒーの価格は、ニューヨークとロンドンの先物市場で決まる。特にNYの価格が基準値になっているという(映画には出なかったが、NYはアラビカ種、ロンドンはロブスタ種を扱っているらしい)。
一方で、イタリアのilly社はNY市場が扱う普及品ではこだわりの味は出せないと扱わず、NY市場に従うことは高品質な豆の産地を脅かすという理由で別ルートで調達するロンドンの会社も登場する。
また、コーヒーの製造・焙煎では多国籍企業であるクラフト、ネスレ、プロクター・アンド・ギャンブル、サラ・リーの4社が強い力を持つ(この映画の最後には、4社から取材を拒否された、と出る)。
1971年に開業したシアトルのスターバックス1号店の、誇りに満ちた女性店長へのインタビュー映像の後、そのスターバックスも使うコーヒー豆を生産するエチオピアのシダモ( スターバックス コーヒー &#124; エチオピア シダモ )地区が飢餓に見舞われ、栄養補給センターで子供が泣き叫ぶ姿が映る。
この対比はショッキングだ。これを見たとき強く感じたのは、「世界はフラットになったとかなんとか言うが、全然つながっていないな」ということ。
一方でこのあたりでは、「他の国のコーヒー産地も、エチオピア並みにひどいんだろうか?」という疑問も湧いた。
後半、やや唐突に2003年のWTO(世界貿易機構)閣僚会議(メキシコ・カンクン)の場面に移る。アフリカの代表やNGOは、ECやアメリカの自国農業保護のための補助金をめぐる交渉に臨むが、数の面でまったく太刀打ちできず、不利な交渉を強いられる。
ここでぼくは、「なるほど、先進国の自国農業保護政策のひとつにコーヒーも含まれているから、途上国のコーヒー産業は悲惨なんだな」と思った。コーヒーは南北の貿易不均衡の象徴ということなのか、と。
ラスト、カメラはアフリカのジブチ共和国へ飛ぶ。そこで、アメリカ輸出用の小麦の袋詰め作業の現場をバックに「現在のアフリカは、かつてないほど緊急支援が必要な状況だ」「世界貿易にアフリカが占めるシェアは1%以下。それが1%増えるだけで全援助額の5倍に匹敵する」といったテロップが出る。
ちょっと構成がわかりづらいけど、この映画のメッセージは南北の貿易を公正なものにしろということか。
ただ同時に、この問題を考えるためには少なくとも以下のような点は調べてみたいと思った。

他の国に比べ、エチオピアのコーヒー産業だけが困窮しているのか?
エチオピアでは、コーヒー産業従事者だけが特に困っているのか?
コーヒー産業では、生産者だけに不利な構造があるのか?

後半は、北澤肯さん( フェアトレードリソースセンター )、川島良彰さん( 日本サステイナブルコーヒー協会 )によるトーク。
このトークライブの、特に川島さんのお話で、納得できたり理解の手がかりが得られたところが多かった。
特に重要だと思った点は以下。

この映画は2003年から起こった「コーヒー危機(Coffee Crisys)」の時期を描いたもの。同じくコーヒー産地であるニカラグアでも飢饉が起きるなどひどい状況だった。
が、現在ではコーヒー相場は回復している。価格は1.6ドルまで上がっており、むしろ消費国のコーヒー産業の方が大変な状況。
1997年に、NYコーヒー市場にファンド筋の投機が入ったため(注：ここ聞き間違いかも)暴騰した。その反動が2001年になって起きたのがコーヒー危機。コーヒー生産では、シェア3割を握るブラジルの動向が鍵を握ることが多い(例：価格暴騰→増産→ダブつき→価格暴落)。が、2001年の危機はコーヒーが投機対象になったために起こったもので、これまでとは性格が違う。
(
注：これのことか?
アラビカコーヒーのハーベストプレッシャー
http://www.ecommodity.co.jp/market/gud_050520_2.html
「1997年にもう一度大暴騰がありましたが、これは霜害の懸念だけで深刻な被害は無く、価格こそ大幅に上昇しましたが、5月には早々に天井となり、相場は下落しています。」
)
この映画は生産者に焦点を当てているが、価格や供給が不安定であれば当然輸出業者や消費国も打撃を受ける。生産国は、暴騰すると「ノンデリ」(契約不履行)することなどもある。
やはりコーヒー協定のような生産国・消費国の取り決めは必要だろう。
生産者側も、フェアトレード、スペシャリティ、オーガニックなどオルタナティブな市場との関係を培っておくことは重要。
WTOの話が出てくるのは理由がわからない。コーヒーは保護品目ではなく、関係ないはず。
(注：という話だが、「News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(5)」では、米国市場(?)でのアジアやアフリカ産コーヒーをターゲットにした輸出障壁について言及あり)
エチオピアは植民地化されなかった珍しい国。なのに貧しいのは、部族間対立や支配層による搾取などの原因もある。自助努力も必要。「教育」はその鍵のひとつではないか(映画内、貧しいコーヒー農家たちが学校建設のためにお金を出し合うシーンがある)。

この映画を見る前、「貧しいコーヒー農家を救う切り札はフェアトレード!」と思い込んでいたが、そんな単純な話ではないと思った。
そのフェアトレードについての話もあり、特に納得したのは以下の点。

フェアトレードコーヒーは、サステイナブル(サスティナブル)コーヒー( 日本サステイナブルコーヒー協会／サステイナブルコーヒーとは？ )のひとつ。
「コーヒーが農産物であることを日本人は忘れているのではないか」。サステナブルコーヒーに取り組む団体は、それぞれ独自のスタンスを持っており、それを知った上でコーヒーに接してほしい。
(注：「日本サステイナブルコーヒー協会／サステイナブルコーヒーの種類」にある、コンサベーション・インターナショナル、レインフォレスト・アライアンス、グッドインサイド、バードフレンドリーのような団体。)

なるほど、フェアトレードは小規模農家を対象とすることが多いが、たとえばブラジルでは大農園も多い。そこで働く小作人の権利保護や、環境破壊も考えなければ、ということか。
(一応言っておくと、トークライブはこのような話ばかりだったわけではなく、ぼくが興味を惹かれた部分をメモっただけもの。)
ともかくこの映画、グローバル化と南北問題、自由市場の問題、生産国同士の対立など、大きな問題のいくつかの部分だけを取り上げている。問題の枠組みをきちんと示すという点で、舌足らずだ。
これを観て「コーヒー農家は(一様に)悲惨だ」「フェアトレードで解決できる」と理解してしまったら、それは短絡的だと思う。
が、このイベントに参加できたことはためになった。こういう映画を日本に紹介するために努力したり、応援したりする人たちにも敬意を表したい。
ぼくはもちろんこの問題の専門家ではなく、理解が浅い点や誤りもあるだろう。
そういう点は、コメント欄で指摘してほしいと思う。
参考になりそうなWebページを挙げておく。
News headline よく練れていないコーヒー産業の計画
http://tmr.or.jp/headline/1052392402.html
News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(1)
http://www.tmr.or.jp/headline/1053410235.html
News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(2)
http://www.tmr.or.jp/headline/1053411271.html
News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(3)
http://www.tmr.or.jp/headline/1053477600.html
News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(4)
http://www.tmr.or.jp/headline/1053478695.html
News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(5)
http://www.tmr.or.jp/headline/1053567524.html
コーヒーから見える政治状況(20051221)
http://www.randdmanagement.com/c_seiji/se_145.htm
歴史的な南北の激突―カンクンWTO閣僚会議報告（その１）―
http://www.jca.apc.org/%7Ekitazawa/wto/wto_cancun_1_2003.htm
カンクンWTO閣僚会議報告（その２）
http://www.jca.apc.org/%7Ekitazawa/wto/wto_cancun_2_2003.htm
//このブログ書くのに半日費やしたー。
       ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><p>おととい(2008年4月27日)、映画「<strong>おいしいコーヒーの真実</strong>」の先行上映とトークライブのイベント(東京・渋谷 UPLINK FACTORY)に行ってきた。</p>
<p>(<span style="color:#ff0000;">※この映画の一般公開は2008年5月31日。以下の内容は、当然<strong>ネタバレ(Spoiler)</strong>を含みます。観るつもりの人は自己責任で</span>)</p>
<p><strong>映画『おいしいコーヒーの真実』公式サイト</strong><br />
<a href="http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/">http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/</a><br />
<strong> Black Gold : A Film About Coffee And Trade</strong><br />
<a href="http://www.blackgoldmovie.com/">http://www.blackgoldmovie.com/</a></p>
<p><strong>FACTORY | フォレステーション VOL.19 「フェア」</strong><br />
<a href="http://www.uplink.co.jp/factory/log/002582.php">http://www.uplink.co.jp/factory/log/002582.php</a><br />
「</p>
<blockquote><p>5月の公開に先駆け、ドキュメンタリー作品「おいしいコーヒーの真実」の先行上映会を行います。上映後、コーヒーにまつわる基礎知識から、国家間貿易モデルのあり方まで、専門家の方々の意見を交え、トークショーを行います。ご来場いただいた皆様と、新しい世界のあり方を考えてみたいと思います。</p></blockquote>
<p>」</p>
<p>最初に、この映画へのぼくの評価を書いておく。</p>
<p>この映画が直接描いているのは、エチオピアのコーヒー農家の困窮という辛い状況だ。問題への関心を深めることができる点ではよい。が、適切なフレーム・オブ・リファレンス(問題認識の枠組み)を与えてくれるかどうかという点では、ちょっと厳しいんじゃないかと思った。</p>
<p>話は、エチオピアのオロミア州という貧しいコーヒー産地の農協の代表、タデッセ・メスケラ氏がセールスのために欧米をまわる姿と、西欧諸国でコーヒーが嗜好品としていかに愛されているかを交互に紹介しながら進む。<br />
<span id="more-110"></span></p>
<p>エチオピアはコーヒー発祥の地。アフリカ最大のコーヒー産地であり貿易収入の7割弱をコーヒーに頼っている。が、「コーヒーの価格は悲しいほど安い」。先進国ではコーヒー(トールサイズ)が330円するが、それに占めるコーヒー豆の原価は1～3%だという。</p>
<p>メスケラ氏の話に戻ると、彼が消費国を飛び回る姿はエチオピアの窮状と共にヒロイックに描かれている。が、やや冷めた見方をすれば、どんな国のビジネスパーソンだってこういう苦労をするんじゃないかなぁ、とも思う。</p>
<p>コーヒー豆の価格下落には、背景がある。1989年、「国際コーヒー協定」の破綻だ(と映画内では説明されていたが、調べてみると、国際コーヒー機関による協定の輸出割当制度のみ停止、のち削除という流れ via <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E6%A9%9F%E9%96%A2">国際コーヒー機関 - Wikipedia</a> )。</p>
<p>コーヒーの価格は、ニューヨークとロンドンの先物市場で決まる。特にNYの価格が基準値になっているという(映画には出なかったが、NYはアラビカ種、ロンドンはロブスタ種を扱っているらしい)。<br />
一方で、イタリアのilly社はNY市場が扱う普及品ではこだわりの味は出せないと扱わず、NY市場に従うことは高品質な豆の産地を脅かすという理由で別ルートで調達するロンドンの会社も登場する。</p>
<p>また、コーヒーの製造・焙煎では多国籍企業であるクラフト、ネスレ、プロクター・アンド・ギャンブル、サラ・リーの4社が強い力を持つ(この映画の最後には、4社から取材を拒否された、と出る)。</p>
<p>1971年に開業したシアトルのスターバックス1号店の、誇りに満ちた女性店長へのインタビュー映像の後、そのスターバックスも使うコーヒー豆を生産するエチオピアのシダモ( <a href="http://www.starbucks.co.jp/beans/africa_arabia/sid.html">スターバックス コーヒー | エチオピア シダモ</a> )地区が飢餓に見舞われ、栄養補給センターで子供が泣き叫ぶ姿が映る。<br />
この対比はショッキングだ。これを見たとき強く感じたのは、「<strong>世界はフラットになったとかなんとか言うが、全然つながっていないな</strong>」ということ。</p>
<p>一方でこのあたりでは、「他の国のコーヒー産地も、エチオピア並みにひどいんだろうか?」という疑問も湧いた。</p>
<p>後半、やや唐突に2003年のWTO(世界貿易機構)閣僚会議(メキシコ・カンクン)の場面に移る。アフリカの代表やNGOは、ECやアメリカの自国農業保護のための補助金をめぐる交渉に臨むが、数の面でまったく太刀打ちできず、不利な交渉を強いられる。<br />
ここでぼくは、「なるほど、先進国の自国農業保護政策のひとつにコーヒーも含まれているから、途上国のコーヒー産業は悲惨なんだな」と思った。コーヒーは南北の貿易不均衡の象徴ということなのか、と。</p>
<p>ラスト、カメラはアフリカのジブチ共和国へ飛ぶ。そこで、アメリカ輸出用の小麦の袋詰め作業の現場をバックに「現在のアフリカは、かつてないほど緊急支援が必要な状況だ」「世界貿易にアフリカが占めるシェアは1%以下。それが1%増えるだけで全援助額の5倍に匹敵する」といったテロップが出る。</p>
<p>ちょっと構成がわかりづらいけど、この映画のメッセージは南北の貿易を公正なものにしろということか。<br />
ただ同時に、この問題を考えるためには少なくとも以下のような点は調べてみたいと思った。</p>
<ul>
<li>他の国に比べ、エチオピアのコーヒー産業だけが困窮しているのか?</li>
<li>エチオピアでは、コーヒー産業従事者だけが特に困っているのか?</li>
<li>コーヒー産業では、生産者だけに不利な構造があるのか?</li>
</ul>
<p>後半は、北澤肯さん( <a href="http://www.starbucks.co.jp/beans/africa_arabia/sid.html">フェアトレードリソースセンター</a> )、川島良彰さん( <a href="http://www.suscaj.org/">日本サステイナブルコーヒー協会</a> )によるトーク。</p>
<p>このトークライブの、特に川島さんのお話で、納得できたり理解の手がかりが得られたところが多かった。</p>
<p>特に重要だと思った点は以下。</p>
<ul>
<li>この映画は2003年から起こった「<strong>コーヒー危機(Coffee Crisys)</strong>」の時期を描いたもの。同じくコーヒー産地であるニカラグアでも飢饉が起きるなどひどい状況だった。</li>
<li>が、現在ではコーヒー相場は回復している。価格は1.6ドルまで上がっており、むしろ消費国のコーヒー産業の方が大変な状況。</li>
<li>1997年に、NYコーヒー市場にファンド筋の投機が入ったため(注：ここ聞き間違いかも)暴騰した。その反動が2001年になって起きたのがコーヒー危機。コーヒー生産では、シェア3割を握るブラジルの動向が鍵を握ることが多い(例：価格暴騰→増産→ダブつき→価格暴落)。が、2001年の危機はコーヒーが投機対象になったために起こったもので、これまでとは性格が違う。<br />
(<br />
注：これのことか?<br />
<strong>アラビカコーヒーのハーベストプレッシャー</strong><br />
<a href="http://www.ecommodity.co.jp/market/gud_050520_2.html">http://www.ecommodity.co.jp/market/gud_050520_2.html</a><br />
「<em>1997年にもう一度大暴騰がありましたが、これは霜害の懸念だけで深刻な被害は無く、価格こそ大幅に上昇しましたが、5月には早々に天井となり、相場は下落しています。</em>」<br />
)</li>
<li>この映画は生産者に焦点を当てているが、価格や供給が不安定であれば当然輸出業者や消費国も打撃を受ける。生産国は、暴騰すると「ノンデリ」(契約不履行)することなどもある。</li>
<li>やはりコーヒー協定のような生産国・消費国の取り決めは必要だろう。</li>
<li>生産者側も、フェアトレード、スペシャリティ、オーガニックなどオルタナティブな市場との関係を培っておくことは重要。</li>
<li>WTOの話が出てくるのは理由がわからない。コーヒーは保護品目ではなく、関係ないはず。<br />
(注：という話だが、「<a href="http://www.tmr.or.jp/headline/1053567524.html">News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(5)</a>」では、米国市場(?)でのアジアやアフリカ産コーヒーをターゲットにした輸出障壁について言及あり)</li>
<li>エチオピアは植民地化されなかった珍しい国。なのに貧しいのは、部族間対立や支配層による搾取などの原因もある。自助努力も必要。「教育」はその鍵のひとつではないか(映画内、貧しいコーヒー農家たちが学校建設のためにお金を出し合うシーンがある)。</li>
</ul>
<p>この映画を見る前、「貧しいコーヒー農家を救う切り札はフェアトレード!」と思い込んでいたが、そんな単純な話ではないと思った。</p>
<p>そのフェアトレードについての話もあり、特に納得したのは以下の点。</p>
<ul>
<li>フェアトレードコーヒーは、サステイナブル(サスティナブル)コーヒー( <a href="http://www.suscaj.org/what_is_susc.html">日本サステイナブルコーヒー協会／サステイナブルコーヒーとは？</a> )のひとつ。</li>
<li>「<strong>コーヒーが農産物であることを日本人は忘れているのではないか</strong>」。サステナブルコーヒーに取り組む団体は、それぞれ独自のスタンスを持っており、それを知った上でコーヒーに接してほしい。<br />
(注：「<a href="http://www.suscaj.org/programs.html">日本サステイナブルコーヒー協会／サステイナブルコーヒーの種類</a>」にある、コンサベーション・インターナショナル、レインフォレスト・アライアンス、グッドインサイド、バードフレンドリーのような団体。)</li>
</ul>
<p>なるほど、フェアトレードは小規模農家を対象とすることが多いが、たとえばブラジルでは大農園も多い。そこで働く小作人の権利保護や、環境破壊も考えなければ、ということか。</p>
<p>(一応言っておくと、トークライブはこのような話ばかりだったわけではなく、ぼくが興味を惹かれた部分をメモっただけもの。)</p>
<p>ともかくこの映画、グローバル化と南北問題、自由市場の問題、生産国同士の対立など、大きな問題のいくつかの部分だけを取り上げている。問題の枠組みをきちんと示すという点で、舌足らずだ。<br />
これを観て「コーヒー農家は(一様に)悲惨だ」「フェアトレードで解決できる」と理解してしまったら、それは短絡的だと思う。</p>
<p>が、このイベントに参加できたことはためになった。こういう映画を日本に紹介するために努力したり、応援したりする人たちにも敬意を表したい。</p>
<p>ぼくはもちろんこの問題の専門家ではなく、理解が浅い点や誤りもあるだろう。<br />
そういう点は、コメント欄で指摘してほしいと思う。</p>
<p>参考になりそうなWebページを挙げておく。</p>
<p><strong>News headline よく練れていないコーヒー産業の計画</strong><br />
<a href="http://tmr.or.jp/headline/1052392402.html">http://tmr.or.jp/headline/1052392402.html</a><br />
<strong>News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(1)</strong><br />
<a href="http://www.tmr.or.jp/headline/1053410235.html">http://www.tmr.or.jp/headline/1053410235.html</a><br />
<strong>News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(2)</strong><br />
<a href="http://www.tmr.or.jp/headline/1053411271.html">http://www.tmr.or.jp/headline/1053411271.html</a><br />
<strong>News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(3)</strong><br />
<a href="http://www.tmr.or.jp/headline/1053477600.html">http://www.tmr.or.jp/headline/1053477600.html</a><br />
<strong>News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(4)</strong><br />
<a href="http://www.tmr.or.jp/headline/1053478695.html">http://www.tmr.or.jp/headline/1053478695.html</a><br />
<strong>News headline 「コーヒー危機」の理解と解決策の検証(5)</strong><br />
<a href="http://www.tmr.or.jp/headline/1053567524.html">http://www.tmr.or.jp/headline/1053567524.html</a></p>
<p><strong>コーヒーから見える政治状況(20051221)</strong><br />
<a href="http://www.randdmanagement.com/c_seiji/se_145.htm">http://www.randdmanagement.com/c_seiji/se_145.htm</a></p>
<p><strong>歴史的な南北の激突―カンクンWTO閣僚会議報告（その１）―</strong><br />
<a href="http://www.jca.apc.org/%7Ekitazawa/wto/wto_cancun_1_2003.htm">http://www.jca.apc.org/%7Ekitazawa/wto/wto_cancun_1_2003.htm</a><br />
<strong>カンクンWTO閣僚会議報告（その２）</strong><br />
<a href="http://www.jca.apc.org/%7Ekitazawa/wto/wto_cancun_2_2003.htm">http://www.jca.apc.org/%7Ekitazawa/wto/wto_cancun_2_2003.htm</a></p>
<p>//このブログ書くのに半日費やしたー。</p>
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			<media:title type="html">nakano</media:title>
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	</item>
		<item>
		<title>gihyo.jpの連載「Drastic? Dramatic? Tumblr!!」(B面)が終わったー</title>
		<link>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/04/29/gihyojp-tumblr/</link>
		<comments>http://nakanohajime.wordpress.com/2008/04/29/gihyojp-tumblr/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 29 Apr 2008 02:13:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakano</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Daily Roundup]]></category>

		<category><![CDATA[Social Media]]></category>

		<category><![CDATA[tumblr]]></category>

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		<description><![CDATA[

red mamo + tenmoku tumbler-black
by poopface_productions (CC-by)
技術評論社さんのgihyo.jpで、ふじかわさんと共に連載させてただいたTumblrについての記事「Drastic? Dramatic? Tumblr!!」、ぼく担当分の「B面」が終わった(A面はもう少し続きます)。
 連載：Drastic? Dramatic? Tumblr!!｜gihyo.jp … 技術評論社
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr
ぼくが書いたB面の記事一覧は以下の通り。
B面：第1回　著者が感じるTumblrの魅力
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0001?page=2
B面：第2回　意見未満・判断以前のキャプチャツールとしてのTumblr
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0002?page=3
B面：第3回　Tumblrは『創造』や『自己主張』のツールではない？
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0003?page=3
B面：第4回　ソーシャルなつながりツールでもあるTumblr
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0004?page=2
B面：最終回　ReBlogはソーシャルメディアをざわつかせる新たな流儀
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0005?page=3
2007年にはTumblrという「事件」に居合わせることができ、この連載では、その魅力を語ってみるというチャレンジを存分にすることができた。gihyo.jpの方々(esp.馮編集長)、ふじかわさんに感謝。
そして、読んだりquoteしたりブクマしてくれる人たちにも。
自分の書いた記事がTumblrでquoteされ(たり書き換えされたりす)ることは、面白い。ぼくの本業はWeb屋であり書くことのプロではないけど、quote/ReBlogという反響装置を明確に意識して書いた最初の方の一人になれたんじゃないか、とか。
この連載、そんな点も含めて面白かった!
       ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class='snap_preview'><br /><div style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:10px;"><a title="photo sharing" href="http://www.flickr.com/photos/poopface/491781949/"><img style="border:solid 2px #000000;" src="http://farm1.static.flickr.com/222/491781949_4286b47056_m.jpg" alt="" /></a><br />
<span style="font-size:0.9em;margin-top:0;"><br />
<a href="http://www.flickr.com/photos/poopface/491781949/">red mamo + tenmoku tumbler-black</a><br />
by <a href="http://www.flickr.com/people/poopface/">poopface_productions</a> (CC-by)</span></div>
<p>技術評論社さんのgihyo.jpで、ふじかわさんと共に連載させてただいたTumblrについての記事「<strong>Drastic? Dramatic? Tumblr!!</strong>」、ぼく担当分の「B面」が終わった(A面はもう少し続きます)。</p>
<p><strong> 連載：Drastic? Dramatic? Tumblr!!｜gihyo.jp … 技術評論社</strong><br />
<a href="http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr">http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr</a></p>
<p>ぼくが書いたB面の記事一覧は以下の通り。</p>
<p><strong>B面：第1回　著者が感じるTumblrの魅力</strong><br />
<a href="http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0001?page=2">http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0001?page=2</a></p>
<p><strong>B面：第2回　意見未満・判断以前のキャプチャツールとしてのTumblr</strong><br />
<a href="http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0002?page=3">http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0002?page=3</a></p>
<p><strong>B面：第3回　Tumblrは『創造』や『自己主張』のツールではない？</strong><br />
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/tumblr/0003?page=3</p>
<p><strong>B面：第4回　ソーシャルなつながりツールでもあるTumblr</strong><br />
<a href="h