Daily Roundup
山:秋の雨のなか、奥多摩の御前山
ここに休日ネタ、なかでも山ネタを書くかどうか迷ったんだけど、2006年からハマッてるトレッキング(山歩き)は今やぼくの全関心ごとの3割ぐらいを占めているので、書かない方が不自然だ。
以前はVox(だいぶ前に更新をやめた)に、こんな風に書いていたんだけど。
[trekking] 雲取山縦走1日め(サオラ峠~三条の湯~雲取山荘)
http://raisehigh.vox.com/library/post/trekkingkumotoriyama.html
[trekking]雲取山縦走2日め(雲取山頂上~七ツ石山~高丸山~鷹ノ巣山)
http://raisehigh.vox.com/library/post/trekkingkumotoriyama2.html
先週の土曜日、どれだけ秋になってるかなー、を楽しみに奥多摩、御前山(ごぜんやま)へ。
新宿からホリデー快速に乗って終点の奥多摩駅。西東京バスを境橋で降り山に入る。帰りは檜原村(ひのはらむら)へ下り、またバスで武蔵五日市駅というコース。
ふとっちょおばさん、「障害は個性」って本当なのかな?
「ふとっちょおばさん」というのは、サリンジャーのグラースサーガという一連の小説のひとつのなかで、精神的に参ってしまった妹のフラニーにお兄さんのゾーイがする話に出てくるおばさん。「神は遍在する」の象徴みたいな人だとぼくは解釈している。唯一絶対神は信じられないけど、いたるところに存在する神様と話せたら楽しいだろうなぁとよく思う。
で、本題。
今日tumblrやってて気になった、より厳密に言うと自分がなんでああいうことを書いたのか気になったのが、このポスト。
茄子の見方 – 「将来息子が自分の意志で立ち上がり表舞台に出て何かを発する時は(…)
http://nasunet.tumblr.com/post/48559888
(便宜的にnasunetさんのtumblrから引っ張ってるけど、流れ的に現時点で最後の方だったからで強い意味はない。また、これから書く内容はこの流れに対する直接の反応ではない。が、こういう反響がつながっていくのはtumblrっぽいのでせっかくなら、ということで)
「障害は個性」という主張に感じた強い違和感について、ぼくがそういう見方をするに至った根拠を思い出したので、丸々引用しておこうと思う。この本から。
Amazon.co.jp: 怒りの川田さん―全盲だから見えた日本のリアル: 川田 隆一: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/486053056X/arkweb-22/ref=nosim
その箇所はちょっと、というかすごい長いけど引用しておく(本当はもっと長い)。
「
1 障害は個性なんかじゃない!
●妻の遺影
人が互いの悲しみを分かち合うのは、喜びを分かち合うよりも、ずっと難しいことのように思います。けれど、僕の盲学校の先輩が味わった悲しみには、同じ障害を背負わされたものとして、察するに余りあるものがありました。
点訳ボランティアだった女子学生と結婚した、目の見えない先輩がいました。盲学校から一般の大学に進学した先輩の教科書を点訳してくれたのが彼女で。それが縁となりました。結婚して18年、2人の子供にも恵まれ幸せに暮らしていたのに、ある日、彼女がガンという病魔に冒されていることが分かったのです。
Save Tibet:TCV(チベット子ども村:Tibetan Children’s Villages & Schools)の子どもの里親になる
中国に住む親に送り出され、厳寒のヒマラヤ山脈を越えてチベット亡命政府があるダラムサラ(インド)をめざす子どもたちを描いた「ヒマラヤを越える子供たち」というドキュメンタリーには強い衝撃を受け、このブログにも感想を書いた。
DVD「ヒマラヤを越える子供たち」感想:チベットの子供たちに託してみたいもの
http://nakanohajime.wordpress.com/2008/05/11/escape-over-the-himalayas/
Tibetan Children’s Village チベット子ども村からの手紙
Originally uploaded by jetalone
で、この映画に登場する「TCV(Tibetan Children’s Villages & Schools:チベット子ども村)」の支援窓口として、日本には「チベットサポートグループ KIKU」という団体があることを知った。
チベットサポートグループ KIKU ホームページ
http://www.tsg-kiku.com/
あなたもTCVの里親(スポンサー)になりませんか?
http://tinyurl.com/6lgz67
英語でも大丈夫だという人は、TCVのサイトにも支援のための情報がある。
Introduction to Tibetan Children’s Villages
http://www.tcv.org.in/home.shtml
How you can help TCV
http://www.tcv.org.in/help.shtml
KIKUに里親に申し込みをしたのが、映画を観た直後の5月。7月になって選ばれた子の情報が届き、先日振り込みを終えた。
DVD「ヒマラヤを越える子供たち」感想:チベットの子供たちに託してみたいもの
DVDで「ヒマラヤを越える子供たち (Escape Over the Himalayas)」を観た。
ドイツ人監督Maria Blumencronによる、チベット問題を扱った短編映画だ。
Escape Over the Himalayas ヒマラヤを越える子供たち
http://www.tsg-kiku.com/eoth/
Amazon.co.jp: ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayas
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JMKH1Q
「
毎年数百人の子供たちが親元を離れ4,000メートル級のヒマラヤを徒歩で越え、数週間歩き続けてインドへと亡命してきます。
彼らは何故、命をかけてまで国境を越えるのでしょうか。
短編『Escape Over the Himalayas ーヒマラヤを越える子供たちー』は実際の亡命者に同行し、その姿をとらえた感動のドキュメンタリー・フィルムです。
雪のヒマラヤを越える5人の子供を含む10人の亡命者たちと、緑ターラー菩薩に旅の安全を祈り、彼らを命がけで導くガイドの姿を描いています。
」
1950年にはじまった中国の侵攻で、チベットはその一部となった。チベット人は過酷な思想弾圧を受け、また漢民族の大量入植や同化政策によって民族としての存亡の危機にある。
「朝子さんの一日」「朝子さんの点字ノート」感想:目の不自由な人の生活や心を知るよい手引き
昨夜はWebSigエコピの勉強会(11回め!)。
ぼくのミニ発表は、「朝子さんの一日」「朝子さんの点字ノート」という目の不自由な人の生活や心をテーマにした本をネタにした。
Amazon.co.jp: 朝子さんの一日―目の不自由な人の生活を知る絵本: 永原 達也,大中 美智子
http://www.amazon.co.jp/dp/4098373017/miqqle-000-22/ref=nosim
Amazon.co.jp: 朝子さんの点字ノート―目の不自由な人の心を知る本: 河辺 豊子,大中 美智子
http://www.amazon.co.jp/dp/4098373025/miqqle-000-22/ref=nosim
「朝子さんの一日」は、「目の不自由な人の生活を知る本」という副題が付いていて、晴眼者(せいがんしゃ:目が見える人のこと)にはわからない視覚障害者の日常生活を紹介する絵本、という体裁。
この本ではたとえば、
目の不自由な人向けに「点字毎日」という新聞(週刊)がある。
目の不自由な人にとって、最近家電で主流のフラットシート型ボタンや液晶リモコンは使いにくい。
点字ブロックの上に放置された自転車は本当に困る!
日本では、一般の学校に障害を持つ子供を通わせないケースが多い。だから大人でも対応の仕方に戸惑うことが多い。
といったことがわかる。
一方、「朝子さんの点字ノート」の副題は「目の不自由な人の心を知る本」となっていて、朝子さんを主人公にした小説仕立てだ。話は、朝子さんが健常者の夫と結婚するまで、出産や育児、家族旅行、子供のいじめ、夫の転勤とドラマに満ちている。
目の不自由な人の小さな体験や内面に踏み込んで描写しているので、ところどころハッとさせられる描写が多い。いくつか引用してみる。
映画「おいしいコーヒーの真実」:貧しいコーヒー農家のためにフェアトレードコーヒーを、では済まない問題を覗いた
おととい(2008年4月27日)、映画「おいしいコーヒーの真実」の先行上映とトークライブのイベント(東京・渋谷 UPLINK FACTORY)に行ってきた。
(※この映画の一般公開は2008年5月31日。以下の内容は、当然ネタバレ(Spoiler)を含みます。観るつもりの人は自己責任で)
映画『おいしいコーヒーの真実』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
Black Gold : A Film About Coffee And Trade
http://www.blackgoldmovie.com/
FACTORY | フォレステーション VOL.19 「フェア」
http://www.uplink.co.jp/factory/log/002582.php
「
5月の公開に先駆け、ドキュメンタリー作品「おいしいコーヒーの真実」の先行上映会を行います。上映後、コーヒーにまつわる基礎知識から、国家間貿易モデルのあり方まで、専門家の方々の意見を交え、トークショーを行います。ご来場いただいた皆様と、新しい世界のあり方を考えてみたいと思います。
」
最初に、この映画へのぼくの評価を書いておく。
この映画が直接描いているのは、エチオピアのコーヒー農家の困窮という辛い状況だ。問題への関心を深めることができる点ではよい。が、適切なフレーム・オブ・リファレンス(問題認識の枠組み)を与えてくれるかどうかという点では、ちょっと厳しいんじゃないかと思った。
話は、エチオピアのオロミア州という貧しいコーヒー産地の農協の代表、タデッセ・メスケラ氏がセールスのために欧米をまわる姿と、西欧諸国でコーヒーが嗜好品としていかに愛されているかを交互に紹介しながら進む。
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