山:目の不自由な人たちと高尾山にハイキング
5月8日(土)、ハーモニー・アイ(視覚障害者も加わり情報のバリアフリーをめざすNPO。弊社も法人会員として加盟中)の目の不自由な人たちとも一緒に、高尾山へハイキング。
初めての企画で、目の不自由な人4人、健常者9人が集まった。
事前にちょっと調べてみると、「視覚障害者の山登り」をサポートする団体は主に関西方面で結構盛んだということがわかった。
nakanohajime’s tumblelog | 視覚障害者と山登り
http://nakanohajime.tumblr.com/post/505254027
本格的な山歩きをやるのならサポートは視覚障害者1人につき2人など、結構ハードルが高いらしい。
ぼく自身このハイキングの発案者だけど、目の不自由な人と山へ行くのは初体験だったので、前の週に下見で登り、一番イージーな「自然研究路1号路」に決めていた。それでも色々大変だった。
- そもそも前の週の下見は「登りは稲荷山コース、下りは1号路」だった。ちゃんとチェックしたつもりだったが、山の道は登りと下りだとかなり印象が違う
- 刻々と変わっていく山の道の状態を説明するのが難しい。ちょっとした傾斜や木の根の瘤、不整列な階段などイレギュラーの連続なのだ
- で、周りの緑や樹木、山の状態がどんなものかを説明するのも、自分の感性やボキャブラリーとの格闘だ
一方、彼らをサポートしながら歩いていると「空気がだいぶ気持ちよくなりましたね」「日陰に入りましたね」など、視覚以外の感性がぼくより鋭いことに気づく(山は楽しいなどと言いながら、普段自分が意識下の判断に頼りまくりボサッと行動しているんだ、ということにも)。
山頂に着くと滅多にないぐらいの快晴。丹沢方面の山々が陰影豊かに現われ、その奥では富士山も白い稜線を半分だけ見せていた。
人は他人の経験を肩代わりしてあげることはできないが、その人ができるだけリアルな経験ができるようぎりぎりまでサポートしてあげることはできそう、と感じた。そういう風に役立てるのは、なかなか刺激的な体験だ。






こんにちは。
僕の奥さんが結婚前、登山が好きだったのですが、障害者の方々と共に山を登る、登山サークルに入っていました。中野さんと同じようなことを語っていました。
自分では他者の知覚・状況を経験するのは難しいですが、想像力とか思いやりで、カバーできるのではないかと考えることがあります。
にっく
2010年5月11日
ほー、奥さんが経験されてたんですね。今度詳しくお話を聴いてみたいなぁ。
山に登るのって人とシェアしたい楽しい体験だし、それを言語化するのも刺激的な知的チャレンジだなー、と感じました。
nakano
2010年5月11日
ことはできないが、その人
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2011年3月18日